まずはサイレンサーを取り外して、嵌め合い部分のガスケット剥がしを行います。これがなかなか暇のかかる作業。それからリアキャリパーを取り外し、パッドスプリング、パッド、インシュレーターを取り外してやっと『お風呂』に入れてあげることができます。中性洗剤をつけて歯ブラシでゴシゴシ。それが終わったらブレーキペダルを踏んでみて動きをチェック。ピストンの動きが重くなっていました。ピストン周囲にシリコングリスを爪楊枝を使って薄く塗布。ピストン回転ツールを使ってピストン全周にシリコングリスを塗り込みます。
Ｄトラッカー125のリアブレーキにフルードを入れようとしたのですが、蓋を止めているビス２本のうちの１本がどうしても外れませんでした。そこで、タンクを外して万力に挟んでトライしてみましたが、結局、皿ビスの頭を舐めてしまいました。カワサキさんサービスマニアルの指定トルク通りに組み立ててくださいよ。
Ｄトラッカー125に武川のマフラーを取り付けたのですが、マフラーをフレームに取り付けているステーが溶接の所から折れ、マフラーが垂れ下がって、リアのブレーキホースを溶かして穴があいてしまいました。カワサキの純正品を注文したところ、納期未定という回答で手に入らないということでした。純正品の現行車両部品が納期未定という話は聞いたことがありません。さすが‘カワサキ’やることが違いますね。
キャリパーだけでなくマスターもオールリフレッシュです。既にキャリパー外れてます。ピストンは画像にあるような工具で外せますが、アルミピストンだと傷が付き易いです。(MT-01はアルミピストンだった)
開発部より新兵器の開発プランが提案されました。開発部の提案をご覧になりますか？[ＹＥＳ] [ＮＯ][ＹＥＳ]ＧＫ７６Ａ高機動型の開発IIマスターシリンダーをノーマルからラジアルマスターに換装しブレーキフィール及びコントロール性、ダイレクト感の向上を図りＧＫ７６Ａを峠専用の高機動型機として再設計する。・・・この前振りの説明はありません。前回を参照してください（笑）
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