オークションで落としたこのビーノですが、原付故に積算距離は当てにならないとはいうものの整備記録と車齢がどうにも合わないです。車体番号から調べると生産は07年11月。なのに車体に貼られたYAMAHAの整備記録シールには0km30年2月15日になってます。つまり2018年ですよね。アンタ10年間何処で何してた?2回目はなんとHONDAのシールでオイル交換記録が貼られています。それが2年10月30日で2717km。そして私の手元に来た時点で2800km。最後に整備して80kmしか走ってないですね。
車体を見るとキャリヤやメッキ部分に錆が浮いて車齢並の状態とは思うのですがカウルやラジエター回りの樹脂パーツは黒々していて劣化が見えません。ゴムホース類も新しい感じ。オイルやエアフィルターも汚れ無し。最終整備記録は正しそうです。
難があったのはフロント周り。ヘッドライトカウルに割れとミラー基部の保護キャップとワイヤーの保護カバーが元のグレーが信じられない程汚れで真っ黒でした。
こんな感じで車体の具合が場所によって全然劣化が違うので益々10年の空白期間が気になります。場末のバイク屋の片隅で長期在庫にでもなってたのかなぁ。
まぁ、保安部品とエンジン・足回りに関しては絶好調。最終整備してから80kmしか走っていないというのは事実でしょうね。ただ、フロント周りは気になったので早速洗浄と交換。ヘッドライトカウルとワイヤー保護カバーは新品と交換。ミラーの保護キャップはパーツクリーナーで何とか見れる位には汚れ落ちしたのでそのまま使用してます。
序にヤマハの音叉マークも劣化で真っ黒になっていたのでアルコールやらパーツクリーナーやら色々使ってそれなりに復活させました。やはりエンブレムは綺麗な方が良いですよね。
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