1.【自己紹介】
・バイク歴は36年。50歳目前に大型免許を取得し、初の大型バイクにSV1000Sを選びました。バイクの主な用途は日帰りから二、三泊のロングツーリングに使っています。
・今年で購入4年目で、この先もなるべく長く乗りたいと思ってます。
・購入の動機ですが、操作の軽いバイクを探していて、前車がグラディウス400だった事からこれを選びました。
2.【満足な点・長所】
・用途に対して
SVのVツインは非常にトルクフルで4,000~10,000rpm過ぎまでワイドレンジかつフラットにパワーが出てくる。リズミカルな鼓動をともなった滑らかな伸び感が気持ちいい。
ハンドリングは軽快で、通常の大排気量モデルと比べるとまるで400ccかと思うほどだ。重心位置が高い事で倒しこみが軽く、倒し込み初期の抵抗が少ない感じで、スッと寝かせると丁度いいバンク角に落ち着く。軽快さの中にもしっかりとした剛性があり、それでいて路面・対向車などの急な変化にも対応し易く走りにゆとりがある。
・見た目に対して
エッジの効いたシャープな外装と特徴的なトラスフレームは極太で、サイドから見ると外装が少し前下がりになりセパハンと合わせてスポーティな印象を生み出していると思うが、この辺は好みと言うかあばたもえくぼ的かな。
3.【不満な点・短所】
・用途に対して
3,000rpm以下の低速域が使いにくい。市街地では3、4速ギヤである程度回転を上げておかないとノッキングも強くギクシャクして扱いづらい。
郊外でも6速に入れるのはまれで、その時のスピードは80km/hを軽く超える。6速は完全に高速用と思ったほうがいい。
・走りに対して
ハンドルはセパレートタイプで前傾姿勢となる。スポーティな走行にはマッチするが、長距離ツーリングでは手首が痛くなります。背が高くて手足が長い人にはいいのかも。
・見た目に対して
アッパーカウルは幅広で、前方から見ると少し大きすぎる。また、二眼の両目もパッチリと大きく顔を主張過ぎる。この辺がいかにもスズキらしく頑張っているが少し残念なところだ。
4.【まとめ】
乾燥重量で187kgと軽量で、400ccからの乗り換えでも重さを感じる事はないだろうから、初めての大型バイクにも最適です。
発表会でスズキの広報は「決して裏切らないバイク」と述べたと言う。まさに実感しています。
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