新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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ポイ・シュガポフさん

ステータス

日記投稿件数
490件
インプレ投稿件数
12件
Myバイク登録台数
7台
ウェビ友
3人

キャブレターセッティング終了(CB450)

車種名
HONDA CB450セニア
Myバイク
セニアでは無くエクスポート

また台風が来るよ、っていう土曜日の朝になってしまいました。

つまらん!!!

ライダーにとって天候は何よりも重要。

本日は朝一からバイクいじりを開始しました。先週途中で時間切れだったCB450のキャブレターセッティングの続きです。

調子が出ない理由を色々考えてみました。何故回転が上昇するとエンジンのフィーリングが良く無いのか?

どうにも腑に落ちない箇所が一つ。5000回転くらいで急に振動が増える。

今回はその謎を解明しましょう。

原因究明の前にタンクを降ろす準備を。

最初の写真がタンクを降ろす際に必要な工具です。

タンク下部の左右を繋ぐホースをまず外さないといけない。

ワイが使うのがこの巨大なクリップ。

コイツでまず左側のタンク下部のホースを閉じる。

次にコイツで。

右のホースを外し、黒いゴムキャップで蓋をします。

そしてヒューエルコックの2本を外せばタンクを取り外すことが出来ます。

大変だって?

そうなんですよ!!!

毎回これでガソリンドバドバ流れ落ちるのをこんな感じでシリコンカップで受けるようにしています。

キャブレターは毎回ガソリンまみれになるので、綺麗に拭くのも大変。

まぁ、文句言ってても始まらないので、今回も。

外した右側のプラグ。

ガスが濃いのかって?


ブブー。不正解です。

左も真っ黒。

ガスが濃いのかって?

・・・残念。不正解です。

(多分ですけど。)

さて、今からやる作業でジェッティングの問題では無いと証明してみせましょう。

・・・何をするのか?

いじるのは点火系。

まめしばさんのMSA(マルチスパークアンプ)を取り外します。

恐らく、ですけど、コイツが不調の犯人です。

強力な点火系を目指してMSAを取り付けましたけど、どうもワイのCBではその性能をキチンと発揮していないのではないか?

この疑問を解くためにまめしばさんのブログの過去ログを漁ります。この製品の開発履歴を読んでいくと開発時にスパーク回数でかなりの試行錯誤をしていたのが判ります。

明らかにマルチスパークアンプが悪さをしている状況もある、という事をまめしばさん自身も経験しているという事です。それが原因で単気筒用ユニットの発売が一時延期になったりした事も書いてあります。

つまりワイのCBでもこの製品が悪さをしている可能性があると思います。

5000回転を境にはっきりと不快な振動が起きるのを先週の試走で何度も確認しました。不快な振動=失火ではないか?

プラグが左右とも真っ黒だった事もそれを裏付ける証拠です。

エンジン始動や低速域では問題が無いのにプラグが真っ黒になっていたという事は、ガスがとても濃い領域で失火が起きているという事でした。

さて、MSA(マルチスパークアンプ)を取り外して素の点火系だけにしてみました。

プラグも新品に交換。始動はコールドスタートでしたがキック一発で目覚めました。

スロー系に問題は無い証拠ですね。

さて、十分暖気後に試走した結果。

ビンゴ!!!

念のためにまめしばさんが教えてくれたCB450用のキャブレターセッティングのデータ通りにしてみたんですが、高回転まで気持ちよく吹け上がる様になりました。

5000回転付近で起きていた振動も無くなり10000回転まで綺麗に吹けます。

雨のぱらつき始めた天気でしたが、ヒュンヒュン回るエンジンを堪能してきました。

うえ~、全然違う!ちゃんと上まで回って気持ちイイ~~~!!!

このMSAが原因と気付くのに大分かかりましたね~。
まさか強化系パーツが悪さしていたとか夢にも思わなかったです。

スタータープランジャーからのガソリンのリークもそうです。
「このCR-Mキャブレターは新品だから悪いところなど無い!」と思いたいところです。
けれど、実際にプラグホールからブシュブシュ音を立ててガスがあふれ出すのをみて、やっと疑う事が出来ました。

今回のMSA(マルチスパークアンプ)を疑えたのは、先に挙げたMSA開発時の過去ログを読んだ結果でした。

それともう一つ、まめしばさんのブログに良く出てくるフレーズ。「私のセッティングデータ通りに組んでもバイクの調子がオカシイ場合、それはキャブレターセッティング以外のところに原因がある」

この自信満々なセリフ。ウソじゃなかった訳です。

まぁ、このMSAが機能していなかった原因追及はさておき、まめしばさんに報告だけはしておこうかと思います。

と、いう訳で不調の原因を取り外した事で「ケロっ」と調子が改善しました。キャブレターセッティングは現在の「まめしばさんデータ」のまま煮詰めていこうと思います。つまりパイロットスクリューとエアースクリューの微調整だけです。

振り返ればエンジンOHを入れて半年以上かかりましたが、CB450の整備編は一旦終了となりました。

秋のツーリングシーズンに間に合ったぞ!

ケイヒンCR-M Special #33セッティングデータ
MJ:120
JN:YY6#6
SJ:52
AS:1
PS:2
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  • 栃木県
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