自己紹介 | いつの間にか少しずつ溜まってしまった澱のようなもの。 めぐる季節に同じものがないように、そのオリのような無力感は、あきらめとなってふりつもる… 。 だが、カタナ乗りはその理不尽さを忘れない。 バイクに乗ることでオフェンスであることを誇示しつづける。 バイク乗りは自分のための言葉を持っていない。 バイクに乗ることが意思であり、言葉なのだ! それ以外の文字や言葉など信用しない。 そのバイク-かつて名機と呼ばれた銀馬を見ても、ごく少数の者しか、その意思を信用しないだろう。 だが、若くしてその走りに出会ったものは語り継ぐ。 あえて語り継ぐ。 なぜなら… 地平のかなたを走る銀馬が蜃気楼でないことを知っているからだ。 10年後、自分が38歳になったとき、共にその地平線に立てるかどうか、わからない。 ましてや、この茫漠と広がる地平の先がどうなっているのかもわからない。 だが、 あのとき、カタナと共に地平線上に立っていたことは、事実なのだ。 |
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バイクライフスタイル | カスタム・改造/メンテナンス・整備 |
バイクジャンル | ミニバイク/ストリート/ネイキッド |