茨城水戸ツーリング/黄門様と梅娘がお出迎え!
- ■車種名
- HONDA CB400スーパーフォア
- ■Myバイク
- CB400SF-V2
はじめに
春3月、梅香るいい季節になりました。
先日は茨城・筑波山の梅まつりを観賞して来ましたが、どうしても行ってみたいのは茨城県下最大の梅園・水戸偕楽園です。
そこで千葉県・九十九里の白子桜と坂田の梅林、そして茨城県・偕楽園へと花めぐりをすることにしました。
翌日は天気が下り坂、そこで けっこう距離がありますが日帰りツーリングです。
春3月、梅香るいい季節になりました。
先日は茨城・筑波山の梅まつりを観賞して来ましたが、どうしても行ってみたいのは茨城県下最大の梅園・水戸偕楽園です。
そこで千葉県・九十九里の白子桜と坂田の梅林、そして茨城県・偕楽園へと花めぐりをすることにしました。
翌日は天気が下り坂、そこで けっこう距離がありますが日帰りツーリングです。
午前6時半、いつもより早い出発です。
庭の寒緋桜は見ごろを迎えていますが気温は11℃、肌寒いので冬のジャケットを着用しました。
そしてまずは茂原を目指します。
ここは時間短縮、千葉市から東金自動車道を利用しました。
庭の寒緋桜は見ごろを迎えていますが気温は11℃、肌寒いので冬のジャケットを着用しました。
そしてまずは茂原を目指します。
ここは時間短縮、千葉市から東金自動車道を利用しました。
その先は一般道で九十九里浜へ向かいます。
徐々に気温が上がり、青空も見え始め 絶好のツーリング日和になりました。
しばらく走ると九十九里ビーチラインです。
そこは白子町、道路脇には延々と白子桜並木が続いています。
徐々に気温が上がり、青空も見え始め 絶好のツーリング日和になりました。
しばらく走ると九十九里ビーチラインです。
そこは白子町、道路脇には延々と白子桜並木が続いています。
沿道には1000本もの桜が植えられているといいます。
これは伊豆の河津桜を植樹したもの、ここでは「白子桜」と命名しました
白子町では3月10日まで「白子温泉桜まつり」が開催されていたようです。
ピンクのきれいな花が咲いていますが、既にピークは過ぎていました。これは残念!来るのが遅かった。
これは伊豆の河津桜を植樹したもの、ここでは「白子桜」と命名しました
白子町では3月10日まで「白子温泉桜まつり」が開催されていたようです。
ピンクのきれいな花が咲いていますが、既にピークは過ぎていました。これは残念!来るのが遅かった。
では桜の木の下で一休みします。
この木は花びらと葉がハーフハーフ、もう少し早く来れば花吹雪が見られたかも、来年に期待します。
では次に横芝光町にある「坂田城跡梅林」へ向かいます。
そこはwebi日記で紹介されていたもので、ご親切に駐車場も教えていただき ありがたいです。
この木は花びらと葉がハーフハーフ、もう少し早く来れば花吹雪が見られたかも、来年に期待します。
では次に横芝光町にある「坂田城跡梅林」へ向かいます。
そこはwebi日記で紹介されていたもので、ご親切に駐車場も教えていただき ありがたいです。
その先は九十九里浜屈指の片貝漁港です。
既に漁は終えたのか大きな漁船が見られました。
ここはイワシ漁の本拠地、そのイワシ料理は200種類というから さすが本場です。
そして良質なハマグリも人気、焼き蛤の のぼり旗も目につきます。
既に漁は終えたのか大きな漁船が見られました。
ここはイワシ漁の本拠地、そのイワシ料理は200種類というから さすが本場です。
そして良質なハマグリも人気、焼き蛤の のぼり旗も目につきます。
更に走ると、所々に菜の花畑がありました。
聞くところによると、地元農家の組合が景観づくりに為に植えたものもあるらしい。
優しい黄色い花に誰もが癒されたことでしょう。
だが、間もなく田植えの準備、花の命もあと僅かです。
聞くところによると、地元農家の組合が景観づくりに為に植えたものもあるらしい。
優しい黄色い花に誰もが癒されたことでしょう。
だが、間もなく田植えの準備、花の命もあと僅かです。
しばらくすると成東の町です。
走るは国道126号線、通称「ストロベリーロード」といいます。
街道沿いにイチゴの直売所が軒を連ねます。
また、イチゴ狩りのスポットとしても人気で、完熟の香りと甘さは格別です。
自慢は「チーバベリー」、千葉の品種と「とちおとめ」を掛け合わせたもの、大粒で程よい甘みが特徴らしい。
さすが王者「とちおとめ」、凄いです。
走るは国道126号線、通称「ストロベリーロード」といいます。
街道沿いにイチゴの直売所が軒を連ねます。
また、イチゴ狩りのスポットとしても人気で、完熟の香りと甘さは格別です。
自慢は「チーバベリー」、千葉の品種と「とちおとめ」を掛け合わせたもの、大粒で程よい甘みが特徴らしい。
さすが王者「とちおとめ」、凄いです。
成東から更に10kmほど走ると、横芝光町に到着です。
ここに目的地のひとつ「坂田城跡梅林」はあります。
路地を行くと、坂田池公園が見えてきました。
駐車場には車が4~5台、皆さん 園内を散歩しているようです。
バイクに長時間乗っていると足が固まってしまう、私も少し歩いてほぐします。
ここに目的地のひとつ「坂田城跡梅林」はあります。
路地を行くと、坂田池公園が見えてきました。
駐車場には車が4~5台、皆さん 園内を散歩しているようです。
バイクに長時間乗っていると足が固まってしまう、私も少し歩いてほぐします。
ここは池に面した子供広場、遊具や広い芝生などもあります。
花見の広場には桜が植えられており、シーズンには花見客が押し寄せるらしい。
そのほか、野球場・テニスコート・ゲートボール場などもあり、立派なリクリエーション広場です。
花見の広場には桜が植えられており、シーズンには花見客が押し寄せるらしい。
そのほか、野球場・テニスコート・ゲートボール場などもあり、立派なリクリエーション広場です。
では、坂田城跡の梅林へ向かいます。
教えていただいた通り、銚子連絡道路のガードをくぐります。
その先を左折して坂道を登ると高台に到着しました。
道路脇は梅林、しかも幹は太く立派なものです。
ここは千葉県下で最大級の梅林、なんと1000本もあるといいます。
教えていただいた通り、銚子連絡道路のガードをくぐります。
その先を左折して坂道を登ると高台に到着しました。
道路脇は梅林、しかも幹は太く立派なものです。
ここは千葉県下で最大級の梅林、なんと1000本もあるといいます。
そこには小ぶりの梅林が幾つか点在しています。
ひとつの大きな梅林かと思っていたが、こんなの初めてのこと なかなかいい感じです。
梅まつりは3月10日で終了、花のピークは過ぎたものの凛とした花の美しさが感じられました。
ひとつの大きな梅林かと思っていたが、こんなの初めてのこと なかなかいい感じです。
梅まつりは3月10日で終了、花のピークは過ぎたものの凛とした花の美しさが感じられました。
メイン道路は舗装路、梅林を眺めながら走ることが出来ます。
バイクを停め しばし観梅、すると軽トラで農家の方がやって来ました。
私、「お邪魔してすみませんね」、
農家の方、「いやいや、ゆっくり見て行ってください、奥の方はもっと咲いていますよ・・・」、
その方によると、ここは観梅用ではなく実をとるための梅林らしい。
梅の花と地元の人との交流、心和むひとときでした。
バイクを停め しばし観梅、すると軽トラで農家の方がやって来ました。
私、「お邪魔してすみませんね」、
農家の方、「いやいや、ゆっくり見て行ってください、奥の方はもっと咲いていますよ・・・」、
その方によると、ここは観梅用ではなく実をとるための梅林らしい。
梅の花と地元の人との交流、心和むひとときでした。
それでは水戸を目指して出発します。
空いている県道を中心に走り、先ずは佐原を目指します。
片側1車線道路だが、バイクには全然問題なし、田畑や山の景色を眺めながらゆっくり走ります。
しばらくすると佐原の町に入りました。
すると「道の駅・水の郷さわら」の看板が見えてきたので、ここで昼食にします。
空いている県道を中心に走り、先ずは佐原を目指します。
片側1車線道路だが、バイクには全然問題なし、田畑や山の景色を眺めながらゆっくり走ります。
しばらくすると佐原の町に入りました。
すると「道の駅・水の郷さわら」の看板が見えてきたので、ここで昼食にします。
売店にはお弁当が売られていました。
その中に「うなぎ弁当」がある、これにしよう!
店舗の裏は利根川、観光船やボート乗り場にもなっています。
その土手には菜の花が咲き、まさに花の楽園、春の気配がいっぱいです。
ではここで食べよう!
その中に「うなぎ弁当」がある、これにしよう!
店舗の裏は利根川、観光船やボート乗り場にもなっています。
その土手には菜の花が咲き、まさに花の楽園、春の気配がいっぱいです。
ではここで食べよう!
土手に腰を下ろし うなぎ弁当、タレたっぷりで身はフワフワ、弁当にしては極上です。
それでは目を閉じ 仰向けに、しばしまったりタイムです。
春の日差しは暖かく、いつまでもいたくなる利根川堤でした。
それでは、ゆるーくバイク旅を続けます。
それでは目を閉じ 仰向けに、しばしまったりタイムです。
春の日差しは暖かく、いつまでもいたくなる利根川堤でした。
それでは、ゆるーくバイク旅を続けます。
水郷大橋で利根川を渡ると、いよいよ茨城県に入りました。
その先は霞ヶ浦、湖畔にはほぼ直線の道路がどこまでも続いています。
そして石岡からは水戸街道(6号線)を約30kmほどで偕楽園に到着しました。
桜山第二駐車場の入口では、「バイクはそちらへどうぞ」と、係員が誘導してしてくれました。
梅まつり期間中なのか、万全体制です。
中の女性SFに「料金は?」と聞くと、「バイクは無料ですよ」と、
数年前、オフシーズンに来たときは有料だったが、この期間だけなのかな?
その先は霞ヶ浦、湖畔にはほぼ直線の道路がどこまでも続いています。
そして石岡からは水戸街道(6号線)を約30kmほどで偕楽園に到着しました。
桜山第二駐車場の入口では、「バイクはそちらへどうぞ」と、係員が誘導してしてくれました。
梅まつり期間中なのか、万全体制です。
中の女性SFに「料金は?」と聞くと、「バイクは無料ですよ」と、
数年前、オフシーズンに来たときは有料だったが、この期間だけなのかな?
さて、偕楽園はどっちの方向かな?迷っていると、
「その梅花橋を渡って右へ行ってください、南門がありますよ・・・」と、女性SFが親切に説明してくれます。
この橋は年寄りに優しいエレベーター付きの歩道橋です。
下は道路とJR常磐線が走っていました。
「その梅花橋を渡って右へ行ってください、南門がありますよ・・・」と、女性SFが親切に説明してくれます。
この橋は年寄りに優しいエレベーター付きの歩道橋です。
下は道路とJR常磐線が走っていました。
では、言われた通り、橋を渡り偕楽園へ向かいます。
この左手の土手の上に偕楽園はあるようです。
遊歩道にも梅の木が植えられており、花見気分で歩けます。
池には紅梅が映り込み、風流な光景に皆さん写真を撮っていました。
この左手の土手の上に偕楽園はあるようです。
遊歩道にも梅の木が植えられており、花見気分で歩けます。
池には紅梅が映り込み、風流な光景に皆さん写真を撮っていました。
その先に人が集まっていました。
なんと黄門様とお供の梅娘たちがお出ましです。
そこで「写真撮ってもいいですか?」と尋ねると、
黄門様「どうぞどうぞ、撮ってください」と、梅娘たちも笑顔でポーズ!
すると黄門様、「私たちと一緒に撮りませんか?」という。
「恥ずかしいからけっこうです」と、いうものの 印籠を持たされ一緒にパチリ、これは秘蔵写真に!
なんと黄門様とお供の梅娘たちがお出ましです。
そこで「写真撮ってもいいですか?」と尋ねると、
黄門様「どうぞどうぞ、撮ってください」と、梅娘たちも笑顔でポーズ!
すると黄門様、「私たちと一緒に撮りませんか?」という。
「恥ずかしいからけっこうです」と、いうものの 印籠を持たされ一緒にパチリ、これは秘蔵写真に!
茨城は美人の国、黄門様もどこか嬉しそう!
そこで聞いた話では・・・
江戸時代のこと、関ヶ原の合戦で負けた常陸のお殿様は秋田へ国替えを命じられます。
そこでお殿様は腹いせに、茨城の美人を全部連れて行ってしまったという。
その後、常陸に赴任した徳川頼房さんは、「常陸には美人がいない!」と嘆きます。
それがもとで、秋田から美人を全て呼び戻したということらしい。
水戸の梅大使は総勢10名、全てべっぴんさんです。
そこで聞いた話では・・・
江戸時代のこと、関ヶ原の合戦で負けた常陸のお殿様は秋田へ国替えを命じられます。
そこでお殿様は腹いせに、茨城の美人を全部連れて行ってしまったという。
その後、常陸に赴任した徳川頼房さんは、「常陸には美人がいない!」と嘆きます。
それがもとで、秋田から美人を全て呼び戻したということらしい。
水戸の梅大使は総勢10名、全てべっぴんさんです。
写真を撮り終わると黄門様曰く、「好文亭からの景色がいいので、是非3階へ上がってみてください」と、
「そこが入口になりますから」と、親切に教えてくれました。
入口にいた年配の係員、「この時期は遅咲きの梅ですが けっこう綺麗に見えますよ・・・」という。
この日本家屋がお殿様の別邸・好文亭、庶民にも開放し茶会や休憩などに使われていたという憩いの場でもあったようです。
なんとも、庶民に優しいお殿様であったようです。
「そこが入口になりますから」と、親切に教えてくれました。
入口にいた年配の係員、「この時期は遅咲きの梅ですが けっこう綺麗に見えますよ・・・」という。
この日本家屋がお殿様の別邸・好文亭、庶民にも開放し茶会や休憩などに使われていたという憩いの場でもあったようです。
なんとも、庶民に優しいお殿様であったようです。
では、バイクブーツをビニール袋に入れて館内へ、
まずは1階の板の間、正面に庭園と見晴らし広場が見えます。
ここは人気の撮影スポット、皆さんポートレートや風景写真を撮っています。
では私も、だが観光客が切れ間なくやって来て思うように撮れません。
まずは1階の板の間、正面に庭園と見晴らし広場が見えます。
ここは人気の撮影スポット、皆さんポートレートや風景写真を撮っています。
では私も、だが観光客が切れ間なくやって来て思うように撮れません。
それでは3階へ、
しかし急こう配の階段、これはキツイぞ!年寄りは大変、
内部は3階建てになっていましたが、外観は2階に見える不思議な建物です。
そして辿り着いた3階は回遊式の廊下、素晴らしい眺望です。
白やピンクに染まる梅林、その背後には千波湖まで見渡せました。
しかし急こう配の階段、これはキツイぞ!年寄りは大変、
内部は3階建てになっていましたが、外観は2階に見える不思議な建物です。
そして辿り着いた3階は回遊式の廊下、素晴らしい眺望です。
白やピンクに染まる梅林、その背後には千波湖まで見渡せました。
せっかくなので、梅林の中を歩いてみます。
遊歩道は梅に覆われ、間近で香りと花を満喫できます。
親切にベンチも所々に設置されているので、皆さんお茶を飲みながら一休みしています。
お嬢さんたちは、花びらに近寄りSNS用にアップで撮影です。
花は最高の被写体かも!
遊歩道は梅に覆われ、間近で香りと花を満喫できます。
親切にベンチも所々に設置されているので、皆さんお茶を飲みながら一休みしています。
お嬢さんたちは、花びらに近寄りSNS用にアップで撮影です。
花は最高の被写体かも!
園内には300種類もの梅の木があるというが、中には竹の柵に囲まれたものもありました。
これは古木のため保護しているようです。
そこには梅の名札が掲げられていますが、一部には見当たりません。
開園して約180年、現在でも名前の分からない梅もあるといいます。なんとも、梅の種類の多さにもビックリです。
これは古木のため保護しているようです。
そこには梅の名札が掲げられていますが、一部には見当たりません。
開園して約180年、現在でも名前の分からない梅もあるといいます。なんとも、梅の種類の多さにもビックリです。
それでは白梅に見送られ帰路につきます。
時刻は午後3時半、夕刻は渋滞が予想されるので常磐道で帰ることにしました。
今回はやや遅い時期でしたが、偕楽園と坂田城跡の梅園を満喫することが出来て思い出のツーリングになりました。
茨城は快適に走れツーリングには都合の良い地域、またいつか訪れてみたいものです。
おしまい
時刻は午後3時半、夕刻は渋滞が予想されるので常磐道で帰ることにしました。
今回はやや遅い時期でしたが、偕楽園と坂田城跡の梅園を満喫することが出来て思い出のツーリングになりました。
茨城は快適に走れツーリングには都合の良い地域、またいつか訪れてみたいものです。
おしまい
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