エコーラインは正式名称を八ヶ岳西麓広域農道と言うのだそうです。
実は5月3日に反対側から走っているのですが、今回は富士見側から茅野市へ向けて走りました。
エコーラインの周りはのどかな畑作地帯で、右手には八ヶ岳、左手には麓の町を眺めながら走れる気持ちのいい道です。エコーラインを走っていると、すぐに次の目的であるビーナスラインにつながっていきます。
しかし、ナビ設定を間違えたために、なぜかビーナスラインではなくR299を走り、途中で曲がって目的地設定していた女の神展望台に着きました。

女の神展望台は、八ヶ岳の麓が見渡せるビューポイントです。
写真撮影をしていたところ、手前で抜いたツーリンググループが団体で記念撮影をしようとしていたので挨拶をしてそそくさと立ち去りました。
このグループにはF800Rが2台もいて、うち一台は先導していた女性のものでした。この女性かなり乗れていました。

閑話休題。次はいよいよビーナスラインを通って霧ケ峰高原へ向かいます。

霧ケ峰のメインスポットは平日のわりにけっこう混んでいそうだったので、手前の富士見展望台からニッコウキスゲの群生地に歩いて登りました。
土の道は雨が降ったらかなり滑りそうです。また、犬連れの人は抱っこしたり、背負子で背負ったりして登っていました。歩かせてはいけないのでしょうね。
ニッコウキスゲはちょうど見ごろで、群生地にはたくさんの花が咲き誇っていました。
この霧ケ峰の緑はビーナスラインを走っているだけで本当に美しいです。
空の青とあいまって、見事な色彩を表現してくれます。こういう景色を見ると、ああ、ここにきて良かったと心から思います。
元々の予定では、この後少しワインディングを楽しんでから帰る予定でしたが、せっかくここまで来たので美ヶ原高原美術館まで足を延ばすことにしました。

美ヶ原高原美術館を目指して走りますが、すでに昼を回り小腹が空いてきました。
そんな時、農の駅のキノコ汁250円の看板が目に入りましたが、なんとなく止まり損ねました。
しくじった感に苛まれながらワインディングを走っていると、再びキノコ汁の看板が。
こちらは三峰茶屋で、すぐ上が三峰大展望台になっています。写真の建物が茶屋で、こちらでキノコ汁をいただきました。
バイク専用の駐車場もあり、キノコ汁も美味しいので、通りかかったらぜひ立ち寄ることをお勧めします。
三峰大展望台からは360度のパノラマ展望が得られます。折角なのでGoogleフォトでパノラマ写真を作ってみました。

美ヶ原高原美術館までの道の途中、女の神展望台でも会ったグループがいて、また抜かせてもらいましたm(__)m
美術館と言いつつ、道の駅も併設で、柴犬を連れた方がいました。
正直、美術館には興味がないんでさっさと帰路につきます。
いまきた道を取って返し、諏訪市内を目指して山道を下っていきます。
高度が下がるにつれて徐々に、と言うより、あるカーブを曲がったら途端に夏の暑さが押し寄せてきました。韮崎インターを降りてから、高原の道をひたすら進んで来たので、この日初めて下界の暑さを思い知らされました。
諏訪インターの手前のエッソエクスプレスで給油し、そこからR20を使って韮崎インターを目指します。

給油を終えて韮崎を目指す途中、R20上り線の左手にテンホウ富士見店があります。
なんだかんだで結局14時過ぎまで昼を食べずに来たのでこちらでようやくお昼にしました。
台湾ラーメン+半ライス+半熟卵のセットで700円也。台湾ラーメンは今回初めて食べました。それほど辛くなく、適度な辛さで美味しくいただきました。
あとは韮崎インターを目指してR20走ります。
本当なら七里岩ラインなんかを通った方が気持ちよかったかもしれませんが、時間も押してきたので何も考えずに走りました。
そしてようやく高速に乗りましたが、お土産を買っていないことに気づき、双葉SAで止まることにしました。

双葉SAで職場用の土産と、妻への土産を買いこみ、あとは本当にまっすぐ帰りました。ノンストップです。
ゆっくり走っていたら眠くなってしまったので、少々ペースアップして走りました。
午後5時過ぎに帰宅しました。

追記:毎度のことですが、地図は実際の走行ルートとは少し違います。
たぶん往復500キロ程度走ったものと思われます。
500キロの日帰りツーリングをしても、BMWのF650GSは全然へっちゃらでした。
やはり疲れないバイクなんですね。さすがです。