きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
426件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
46人

のんびり佐渡ツーリング(ごめんよ・・僕には帰るところがあるんだ編)

ツーリング期間
2021年09月17日 ~ 2021年09月21日
車種名
SUZUKI Vストローム1050XT
Myバイク
百式
走行距離
217km

佐渡ツーリングは終盤を迎え、最後に見ておきたかったポイントへと向かいます。
そこは、佐渡の過酷な風雪に耐えてきた異形の樹木が。
最後の最後までドラマたっぷりの佐渡。

佐渡ツーリング4日目となる9月20日。
朝5時半に起床。
一晩中潮騒が賑やかな場所だったので、一度起きてしまった時間もありましたが、概ね快眠できました。
顔を洗ってコーヒーを沸かしているうち、6時ピッタリに朝陽が顔を出し始めました。
海から登ってくる朝陽。太平洋側の地域では当たり前だと思いますが、日本海側の新潟では佐渡と粟島からしかこの光景は見れません。
だから、とても新鮮。すごく感動。

かんたんな朝食(カップラーメンと昨日の残りのパンで十分)を済ませ、海岸を散策。
この海岸は「赤玉石」産出で有名な赤玉海岸からほど近く、鮮やかな赤玉石をはじめ、模様の美しい白メノウが簡単に拾うことができます。

テントを撤収し、百式へ積載。
9時頃、お世話になった(無料で使用できるキャンプ場なので、感謝の心が大切です)松ヶ崎を出発。
遠くに見える岬の灯台の下で、昨夜キャンプをしていたわけですね。
そうそう。昨夜灯台夜景を見ていて気付いたのですが、イマドキの灯台は(ハッキリと確認したわけではないですが)かつての回転灯ではなく、LEDで一定リズムで点滅するタイプに切り替わったみたいです。

県道45号佐渡一周線を両津市街方向へ進んでいきます。
ここは海岸沿いを進む、交差点の少ない快適ルート。
岩をくり抜いた短いトンネルがいくつかあって、佐渡らしい風景を演出しています。
ただ。
ここを真冬に通行すると、外洋から吹きつける季節風が海水を舞い上げ、霧雨のように降りかかるので車が塩で真っ白になることがあります。

岩首集落を通過する際、集落の人たちが大きなのぼりを揚げている所を目撃。
ちょうど今日、集落にある熊野神社のお祭りが開催されるようですね。

ちょっと興味がありましたが、あいにくまだ準備段階、お祭りが見れるのは午後からのようです。

岩首集落の先、豊岡集落にある漁港のとなり。
観光スポットではないのですが、美しい海の上にどんと立っている大岩、そしてそのてっぺんにぽつんと生えた松一本、そして小さな祠。

大自然と信心深い佐渡の文化が調和した、とても味のある光景。

県道を右に曲がり、せまい道へと進んできました。
この駐車場の先にあるものは。

両津 姫崎灯台管理施設です。
柱の所のレンガの模様がおしゃれ。

そして、これが姫崎灯台。
佐渡汽船乗船時、両津着港40分くらい前に船内放送で「ただ今、ご乗船のフェリーは両津姫崎灯台沖を通過中・・」とアナウンスが入るのですが、その灯台がここです。

灯台をじっくり見ながら。
あれ?あれれ?
俺、昔、佐渡に何年も暮らしていてこの風景が記憶にない・・???
ひょっとして一度も来たことがなかった??
県道からちょっと奥まった場所でスルーしちゃってた?
30年後のいま明かされる、衝撃の真実。

なお、この灯台公園には無料で使用できるキャンプ場があります。
百式を置いた駐車場から200メートルくらい、急な坂道を降りてこなければ行けないので、装備が多いキャンパーだと大変かも。

この日、一張りだけ小型テントがあったので、ここを拠点にツーリングしているライダーさんかと思われます。

姫崎という岬の高台にあるキャンプ場ですが、周囲は小高い樹木で覆われているので、海の眺望は期待できませんね。

トイレと水場はきちんと整備されていて衛生的でした。賑やかなオートキャンパーが入ってこれないことを考えると、バイク旅のキャンパーにとっては穴場だと思います。
俺もいつか、使ってみたい場所として覚えておきます。

碧い両津湾をバックに、百式をパシャリ!

鮮やかな海に、真っ黄色の車体が映えます。
つくづく自然風景に溶け込まない、自己主張の強いマシンだと思う。
でも、そこが、いたく気に入ってしまったんだな。

9時のカーフェリー入港タイミングもあってにぎわう朝の両津市街地をスルー。
カーフェリーから続々と降りてきた観光客の自動車に紛れながら、さらに海沿いを北上。

和木集落から右へ曲がって、沢沿いのせまい林道を進んでいきます。

林道の脇には、このように見事な栃の巨木がありました。
「よう、キツネの。久しぶりだったなあ」と木から聞こえてきたような。

この栃の木は昔からよく知っており、ここを通過する際には立ち寄って、とんでもない幹の胴回り(達観ですが6メートル位?)をしげしげと観察していたものです。

だから、昔の知りあいと再会したような気分。

せまいぐねぐねの舗装林道を登ってきたところに、「石名天然杉」観察ルートがあります。
駐車場に百式を駐車し、ザック一つ背負って遊歩道を徒歩で周回します。

とても暑い日だ。かなり軽装にしたけど水分は重要。飲料水をたっぷりと持参。

呼吸を乱さないよう、一定のリズムで遊歩道を歩いていきます。
その道ばたでは、こんな鮮やかな野草が咲いています。
その名は「トリカブト」。その花を見たことがない人でも、名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか。
そう、猛毒で知られた野草で、山菜と間違えて毎年2-3件の食中毒が出ているようです。
花は、こんなに美しいんですけど。

ここの遊歩道は道幅狭く多少の勾配もありますが、他の来場者はほとんどいなかったので、マイペースで周囲の植物を観察できますね。

なにより、この木陰は今日の強烈な陽射しを避ける事ができ、涼しくてありがたい。

少々ピントが甘い画像ですが、この派手な赤と黒の目玉模様みたいな実がありました。

この野草は・・漢方薬の王者、朝鮮人参の仲間、「ソウシシヨウニンジン」です。なんだか面倒くさい名前だから、俺もしばらくその名前を思い出せなかったです。
漢字で書くと、「想思子様人参」、子供の頭を思わせるような人参とのこと。
ああ、面倒くさい名前!ギョロ目人参でいいんじゃない?

さて。いろんな植物を楽しんでいるうちに本命の野生杉自生地へ到着。
マンモスの鼻のように、天高くにょろりと突き出た幹を持つこの杉は、「象牙杉」。
面白いことに、他の枝もすべて地面に向かって垂れ下がり、独特の姿を成しています。

続いて、太い幹の中央からボキッと折れてしまい、周囲から細い枝を伸ばしている杉。
こんな太い幹をへし折る、大佐渡の積雪と強風。おそるべし。

4本の幹が真っ直ぐに立っている、「四天王杉」。

太い幹の途中から、下向きに細い枝が放射状に生えている「大黒杉」。

屋久杉の「ウィルソン株」みたいに、巨木の株元だけが枯れ残ったもの。
根元に人が入れるほどの大きな空洞があるところも、ウィルソン株によく似ています。

このような長年の風雪に耐えた、異形の天然杉たち。
その足元を歩き抜けるとき、自分という存在がいかにちっぽけであるかということを実感します。
そして大自然に対する畏怖の念がこみあげて来るのを感じます。

遊歩道脇にあった、テーブルのように大きな杉の切り株。
その巨大な切り口には、くっきりと年輪が見てとれます。
幹中心部からざっくりと数えて200年以上を経た株ということが分かりました。
この森には、こんな古木がたくさん残されているのです。
それはここが山の奥まった場所で杉材を運び出しにくかったことと、幹があまりにも曲がりくねっていて木材価値が低かったために伐採を免れたということ。
この先何百年も未来に残したい、大切な自然遺産です。

遊歩道で足元に歩いていた真っ黒な甲虫。
フンコロガシとして知られる、センチコガネです。
艶のある黒い体は、コガネムシとは違った存在感を感じます。
昔、この近辺は放牧場もあったようで、牛の糞を餌にするこのセンチコガネがたくさんいたはず。
いまはなにを栄養源にしてるのかな。

薄暗い森の中で見つけた、黄色いコケのようなもの。
あれ。昔、これ、見たことあったな。何だっけ。

後日、調べてみましたが「ハナサナギタケ」のようです。
昆虫に寄生するキノコとして有名な「冬虫夏草」の一種で、地中の蛾のサナギに寄生して、地上にこんな面白いキノコを発生させるようです。
いや、いいものを見ることができました。

眺めの良い山の斜面へと出てきました。
時間もちょうど正午となり、ここでお弁当タイム。
ザックからコンビニで買ってきたおにぎりとお茶を取りだし、この眺めを楽しみながらパクつきました。

碧い海の向こうに見える、新潟本土。
今日の空気の透明感はすこぶる良好。
山の地形から察するに、正面は村上市の山脈かな。

佐渡の山から村上の山を観るなんて、ちょっと不思議な感じがします。

腹ごしらえを終えて、ここからは百式が待っている駐車場方向へと降りていきます。

細い峠道を相川側へと降りてきました。
今度は県道45号線を両津方向に向かって北上。
正面に見えるルートは「跳坂」と呼ばれるヘアピンコーナーの連続する急勾配の難所。

そこを百式の有り余るパワーでグイグイと登っていきます。

すると・・
眼下に広がる、コバルトブルーに輝く大パノラマ!
佐渡、キターっっっ!って実感できる絶景!

百式の後ろには、関崎が見えています。
とにかく、素晴らしい光景。
ここへ来れて、よかった。

道の向こうに大野亀が見えてくる北鵜島集落。
ここは全国でも大変珍しい「車田植え」の風習が残されているところ。
田の中央から、3人が互いに背を向け合って外側へ向けて回転方向へと稲苗を植えていく方法だそうです。
そうすると、狭い田んぼに効率よく田植えが進められるとか。
稲刈りするときも、やっぱり回りながら?それはないか。

北鵜島集落から外海府へと下っていく、長い下り坂。
ひょえええ・・まるで海へ向かって滑り落ちていくかのようないい眺め!痛快!
顔に当たる潮風も爽やか!気分は最高潮!

北鵜島集落の海岸部には、このような遊歩道が海に向かって延びています。
面白そうなので、入ってみました。

このすごい水の透明度といったら。海底の石ころがくっきりと見てとれます。

そして遊歩道の一番奥まで歩いてきました。
その正面には、名勝「大野亀」がどっしりとした姿を見せています。
ここ、観光スポットではないんですが、こんなに大野亀がこんなによく見通せる場所なんですね。まさに隠れ絶景スポット。

さて、次はいよいよ大野亀だな。

やって来ました、大野亀!
一昨日降りしきる雨の中、ここへとやってきましたが、やはりこの天気はイイ。
大野亀の迫力、サイズ感がよく分かるショットです。

一昨日見かけたフェスの会場はすっかり片づき、いつも通りになって落ち着きを取り戻している様子。

今日は大野亀の頂部まで行けるかな。と歩き出したところ、遊歩道の崩落で通行止めとの表示が。
ざ・ん・ね・ん!

あのてっぺんから眺める日本海の美しさ。
再び感じたかった。

大野亀の裏手に見える、突き出た岩のてっぺんにはこんな不安定きわまりない地形が存在します。

大昔の火山活動でできた地形のようですが、これじゃいつか崩落するよね。

そして海岸沿いの遊歩道から見えていたもう一つの名勝「二ッ亀」。
海に浮かぶ巨大な亀のような、特徴ある形。

しばらく佐渡北端部からの風景を楽しみ、ここからは両津港方向へと南下するルートに進みます。

海岸沿いの風景を楽しみながら、両津港まで戻ってきました。時間はすでに午後3時。佐渡島内の移動は意外と時間がかかるものです。
港のとなりにあった道の駅「あいぽーと佐渡」。
ここは来たことがなかったなあ。
わりと新しい設備です。
中へ入ってみると、佐渡の文化・物産の展示が中心で、お土産みたいなものはあまりないようです。
どおりで観光客があまりいなかった。

その隣に広がる海には、コブハクチョウのペアが浮かんでいて、港で釣りを楽しむ人の近くを悠々と進んでいます。

海に白鳥が休んでいる光景って、珍しいですね。
「白鳥の湖」っていう有名なバレエ音楽があるけど、白鳥は淡水専門と思っていました。

折しも3時着港のカーフェリー便が入港するところ。

ふう。明日朝には、いよいよこの港からカーフェリーで本土新潟に帰るのか。
最後一日を大事に楽しまなくっちゃ。

で。
両津で食材調達後しばらく道を移動して、今日の旅の締めとなる温泉へとやって来ました。
畑野温泉「松泉閣」。
ここは地元の住人から人気の温泉。

低い丘陵地にある温泉で、この展望風呂は国仲平野を見通せる大変環境のよいお風呂。
そして今夜のキャンプ予定地からの近さがありがたい。
温泉の湯気と香りに包まれてくつろぐひととき。
山歩きをしてたっぷりと汗をかいたあとだから、これがなんとも心地良い。

温泉入浴後、キャンプ場へ移動する道すがら、稲刈りを終えた田んぼでトキ数羽が、餌を探しに来ている様子を見ることができました。

夕暮迫る6時。新穂ダムの脇にあるキャンプ場へと到着。

ここは無料で使用できるキャンプ場で、麓の町からもそう遠くない場所。
そしてとても静かな環境で、ゆっくりとキャンプの夜を楽しむことができます。
おや。
俺の後から到着したハーレーのライダーさん。
そうだ、さっき食材買い出しの時にすれ違って、ピースしてきた人だ。
30代かな、ちょっと若い感じで、挨拶したらすぐ打ち解けました。
互いに距離を置いた状態で(適度なディスタンス)今回の旅の話題や情報交換。
初対面のライダー同士で盛り上がる。こんなキャンプって久しぶりだ。

夕食後、広い駐車場の隅っこに寝転がり、つまみを囓りながら地酒をちびちび。
ここは夜間照明がないので、漆黒の空の銀河を存分に楽しむことができました。
けっこう歩いて疲れたので、10時にテントに戻り就寝。その時のことです。
テント入り口近くの草の上を歩く、8センチくらいの黒っぽいカエルを見かけました。
え?このカエルって?
10年くらい前に新種認定されたというサドガエルだ!今回の旅で田んぼ回りを探してみたけど見つからず、諦めていたところでした。
まさかこの場所で会えるなんて。一気に酔いが吹っ飛ぶ俺。慌ててカメラを取り出すも、カエルさんはどこかへ行ってしまったあとでした。

ツーリング最終日、9月21日。
朝6時頃起床。
昨夜のように潮騒で賑やかなことはなく、とても静かで穏やかな夜でした。

朝食後、渇水中の新穂ダム湖をながめながら熱いコーヒーをすする。
ダム湖から、時々聞こえてくる「ギュエー」とか「ギョウー」というダミ声。

その声の主こそ、トキでした。おしゃれな姿とはかけ離れたしゃがれ声。カラスみたい。
トキを見ながらコーヒーが飲めるキャンプ場。
佐渡島内でも他にないのでは。

結局昨夜このキャンプ場を利用していたのはライダー3人だけ。
いやー、その3人で旅の話が盛り上がった。
それだけでも良い思い出。

荷物を百式に括り付け、7時半頃ここを出発。

8時過ぎに両津港へ到着。
そこまでの道中、田んぼにトキがたくさんいるところを観ることができました。これで毎日トキを観れたということに。

8時半頃、カーフェリーが入港。帰りの便は「ときわ丸」でした。

パックリと大きな口を開けたときわ丸から、次々降りてくるツーリングライダー達。

お。アフリカツインですね。
たまたまバックのときわ丸と同じような青・白・赤のトリコロールカラー。偶然ですが似たようなカラーリング。
これから始まる旅を、ぜひ楽しんでくださいよ!

カーフェリーに積載され、ガッチリと固定された百式。
2時間半くらいだけど、ここで休んでいて。

新潟へ向かって出港、越佐海峡を移動中のカーフェリー。
デッキに出てみると、青空に浮かぶたくさんのウミネコたち。
海風に乗って、気持ちよさそうに浮かんでいます。

風が気持ちよかったので、デッキのベンチへ腰かけて音楽を楽しんで過ごしていました。

11時半、新潟港へ入港。下船アナウンスが始まる船内。

「ララァ・・ごめんよ。僕にはまだ帰れるところがあるんだ・・こんな嬉しいことは ない・・」

佐渡で詰め込んだ思い出に目をウルウルさせながら、下船車輌で混み合うフェリーから百式で脱出。

正午過ぎで混み合う新潟市街地。
その気温30度。熱気で周囲は蒸し返します。
暑い・・新潟って、こんなに暑かったっけ。

国道7号線新々バイパスを走って、午後1時過ぎに自宅へと帰着。
5日間、県内だけのロンツー(笑)がここで無事終了しました。

四編にわたる長文となりました。気長にお付き合いいただいたウェビコミュの皆さまに感謝、です。

日記でご紹介しました佐渡の風景。コロナ禍が収束した暁には、ぜひ皆さんご来島いただき体感してみてください。いろんな感動が、そこで待っていると思います。
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コメント(全16件)

朝4時のコメンテーター菜園 (暖季限定ライダー🏍)さん
佐渡の魅力が満載で是非是非、泊まりがけで行きたいんですが、今年はもぅ寒くなっちゃうな~~。

来年の東北&北海道ツーリングは計6日間の有給休暇を許可貰いました。(早々に上司に申し出) 佐渡に渡れるかな・・・・?

キレイな石に海水に田畑、キャンプも良いな~~♪ 島だけど、交通量が少ないのか?写真を見る限りでは大型バイクでも大丈夫な気が?

トキが居たり、白鳥がノビノビ泳いでると言う事はエサがあるんですね? 魚の。

ジャージ履いてる人は・・・きたきつねさん? (^o^ )/
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
おはようございます♪

佐渡にバイクで行くには、新潟港ルート、寺泊ルート、直江津ルートのフェリーが昔はありましたね。

そのどれもすべて使った記憶がありますが、今では寺泊ルートは廃止されているし、全体に便数も少なくなっている気がします。(--)

先日もTVニュースで佐渡汽船が赤字経営で運賃大幅値上げを予定していると報じられていました。

キタキツネさんの日記を見て、久しぶりに佐渡に行ってみようかという気がおきました。(^^)
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杉さん
こんにちは
佐渡というと「佐渡おけさ」のイメージですがまだ一度も行ったことがなく興味深い島です。
日記を拝見すると、絶景の両津湾・初めて見るトリカブト・懐かしさを感じる北鵜島集落など見どころがたくさんあるんですね。
今年の秋も1~2週間ほど暇つぶしにツーリングしようかと思っています。佐渡も候補の一つになりましたよ♪
  • (0)
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きたきつねさん
菜園さん:コンにちは。本日はコチラあいにくの悪天候で、畑仕事もできず家の中の大掃除などをしていました。昨日は家庭菜園のチンゲンサイ、シュンギクを収穫しそれを夕食の鍋物にして家族にご馳走しました。娘達も大喜びで鍋2つ分をたちまちペロリ。完食でした。
佐渡ツー:そうですね、先般コロナによる行動制限解除となりましたが、すでにツーリングシーズンは終盤。これから遠距離へ出るには厳しい季節かと思います。
また来年の話であれば、来れるチャンスもより多くなっているのではないか、と思いますよ。
そして佐渡は市街地はともかく、外周道路などは交通量が少なく道幅もそこそこ広いので、俺の百式が走れるほどにビックマシンでも大丈夫です。ご安心ください。
トキは小魚や昆虫、カエルなど動物性の餌を食べます。そこで、地元の農家はそんな餌場となるような用水路、田んぼ回りの草地を整備してトキとの共存を目指しています。今でいうところのサステナブルってやつですね。
ジャージ履いてる:うふふ。珍しく地鶏写真(笑)をつけましたが、あれはツーリング中人間のすがたに化けた俺です。
え?どうせ化けるなら、もっとイケメンに?いやいや、それ言っちゃいけません。ムリ!
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きたきつねさん
チバアヒルさん:お話しの通り、かつては3ルートが運航されていて、佐渡在住時にはそのどれも使ったことがありますが、千葉という遠方にお住まいのチバアヒルさんが全て乗ったことがあると聞いて、ちょっとビックリです。かなりの旅好きなんですね。
直江津航路は富山など北陸方向へのツーリングに出るときに便利だったんですが、採算性の問題で車輌がのせられない高速フェリーに切り替えられてしまいました。
佐渡汽船が赤字:今に始まったことではないですが、観光で成り立っているような佐渡なので観光シーズンではない冬期間やウイークデーの利用者が伸び悩み、そこへコロナ禍の自粛ムードが到来し、大打撃をこうむりました。
ここで大幅値上げをするということは会社として仕方ないかもしれないんですが、更なる旅行客減少になるのではないかと心配しています。
もう10年ほど前だったでしょうか。高速道一律千円企画の時、佐渡観光のテコ入れとしてカーフェリーの車輌運送料金片道を一律千円にするという太っ腹な企画がありました。
その際俺もワゴン車で佐渡へ乗り込みましたが乗船予約はほぼ満杯、宿の予約も盛況、島内の道路は大渋滞という大入り御礼状態。佐渡の魅力は多く、船賃さえ安ければ来てみたい人がいかにたくさんいたかを表わす結果となりました。それに逆行するのはどうかと思うのです。
  • (1)
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きたきつねさん
杉さん:「佐渡おけさ」は、「佐渡OKさ!」なのです。走って楽しく、遊んで楽しい。もちろん海の幸も豊富。俺にとっては竜宮城のような場所。時を忘れて楽しく遊んで帰ってきたら・・仕事山積み!現実ってキビシイですね。
今年の秋:お時間が取れそうですか。佐渡は新潟県内でも気候が穏やかなところなので、11月いっぱいは(天候次第かもしれませんが)バイクツーリングが楽しめます。
佐渡在住中は、真冬でも積雪がほとんどなかったので、画像のように防寒重装備で1月でも山奥のトレッキングを楽しんでいたものです。
ただ、11月は千葉からだと、関越道の峠区間が積雪の恐れも出てくるので・・車なら安心してお薦めできます。 1634440966622M.jpg
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ピロンさん
佐渡ツーリング全編見させていただきました。
佐渡島どころか、身近な飛島すら行った事のない私には
島ツーリングはとても新鮮で魅力的です。
「彼のオートバイ、彼女の島」の影響でしょうか?
オートバイは島に良く似合ってるように思えます。

後半は天気が良くて良かったですね。
島を離れる場面では自分もセンチな気分になりました。
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きたきつねさん
ピロンさん:コメント、ありがとうです。今回5日に渡るロンツーだったので、日記もそれなりに長編となってしまいました。持参したコンデジでかなりの風景を撮影していましたが、どれをご紹介したものかとても迷うほどに良い風景ばかり。
そして5日間の総走行距離が800キロ程度。単純に一日で割ってしまうと160キロしか走っていないツーリングです。その分、内容が濃厚な旅となりました。「走り続けるだけがツーリングではない」バイク歴30ウン年にして、自分のバイク旅のあり方を見直すきっかけになりそうです。
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さすらいのライダーさん
おはようございます。
無事、佐渡からのロングツーリングからご帰還されたようですねw お疲れ様でした( ^ω^ )
国鳥の「トキ」が舞い、澄み切った蒼い海に囲まれた佐渡。
人々が暮らす景色にも、古き良き日本の原風景が残されているような、スローテンポで爽やかな空気感が伝わって来ます…
セコセコして時間に追われる毎日を過ごして来て疲れ果てた人間には、佐渡は、人生をリセットさせてくれるかのような、とても魅力的な「離島」ですね。
あぁ、私も人生一度は行ってみたい…

高価な特産品を買わなくても、赤玉やメノウなどの綺麗な石を拾って帰れば、家族への素敵なお土産になりますねw

優雅な姿のトキ。しゃがれた声だったんですね!?意外でしたf^_^;
カラスも真っ黒でデカくて大声でカァカァ煩い鳥ですが、真っ白い姿でピョピョ鳴けば可愛いのに?と思います。お目目がくりくりで意外とイケメンですよ??逆にカモメなんか、物凄く目つきが悪くてイヤな感じです…
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Refさん
こんばんわ。
大作、お疲れ様でした。佐渡愛に溢れていますね!!
天然杉は丹沢山にもありますが、数百年の風雪に耐えた佐渡の異形な天然杉が印象に残りました。それと前回の稲作が盛んな処かな。少しは佐渡を知る事ができました。ありがとうございました。
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きたきつねさん
さすライさん:久しぶりに佐渡で羽を伸ばして来れたので、すっかりリフレッシュできました。タイトルの通りのんびり、ゆったりと回って来たので、その分内容の濃い日記となりました。離島の独特な空気感が分っていただけたなら幸いです。
都会での生活にくたびれ、佐渡でのスロ-ライフに憧れて移住してくる人たちもポツポツいると聞いています。やはり、この空気感に和むんでしょう。
家族へのお土産・・買ってませんでした。なにひとつ。無事帰るのだけがお土産・・いや、家族は当然納得しませんので、後日旨いものを食べに連れて出ました。まずまず高くつきました(笑)
トキの声は、いがいとダミ声ですね。以前もその声を聞いていましたが、ダム湖でサギの「ンギャッ」という声に混じって「ギュエー」っと聞こえてくるので、遠くからも存在がよくわかります。
カラスイケメン説:俺も同感です。悪さすることの多いカラスですが、近くで見ると凜々しくて賢そうな顔立ちをしています。カラスの仲間に九官鳥がいますが、言葉の真似をできるだけでペットとしてちやほやされてますよね。見た目は一緒なのに。
カモメコワモテ説:これも同感。正面から見た顔はけっこうきつい顔をしています。そして鋭い眼差し。ひょっとするとミャーミャーという鳴き声よりも、猫みたいな目つきだからウミネコと呼んだのじゃないかと思います。 1634647073974M.jpg
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きたきつねさん
Refさん:サド愛と書くとマゾっぽいでしょうか。ムチで打たれるようなのはイヤですが、大雨の日でも鼻歌歌いながら走る俺はちょいマゾッ気あるのかな。
天然杉:屋久杉に代表され全国に名所がありますが、やはり戦時中の物資不足の折に伐採されたことで消滅することが多かったようです。佐渡の天然杉は運良く伐採を逃れて現在のように整備されました。
佐渡は温暖な地、と上のコメントに書いていますが、大佐渡山脈頂部では標高1000メートル足らずの場所では、本土の1500-2000メートルと同様の低温強風という激しい気候となります。これを「山頂効果」と呼ぶそうです。そのため、晴れた日に新潟方面から佐渡を見ると、晴れ渡った海の上に佐渡の上だけ入道雲が出ているのが見えます。そんな場所で生きてきた杉は低く、曲がりくねって自然が作りだした盆栽のような姿に化けます。
稲作は佐渡農業の基幹品目。その品質は魚沼米、岩船米と並んで高品質とされています。しかし離島ならではの水利問題があり、大きな川がほとんどないため貯水池や小規模ダムで凌がなくてはいけません。夏の干ばつ時に集落同士の水の取り合いでもめることもあると聞き、大変さを感じました。
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おっぺけさん
はじめまして、、!

アタクシの母親が佐渡出身で、ガキの頃は毎年の夏休み期間中は佐渡に疎開してました(#^^#)
もう45年以上も前ですが。。
それから、法事とかで2-3回ほど行ったきりでここ25年くらいはご無沙汰しているので、今度はバイクで行ってみたくなりました♪

当時は上野発特急「トキ」に乗って新潟>佐渡汽船で上陸
おじさん(母親の兄貴)は当時から佐渡汽船に勤務、その息子も従妹も佐渡汽船で働いているようです(^^♪

トキも当時からすでに特別天然記念物っだったかな?見かけた記憶がないので、すでに保護されていたのかも・・

日記の画像を見ても記憶が昔過ぎてピンとこない(笑)

いつかは佐渡に行こうと思ったので、コメントさせて頂きました(*^_^*)
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パンダさん
きたきつねさん(。^ω^)ノ゙ コンバンワ!

きたきつねさん&百式くん、長旅お疲れさまでした!(。^ω^。)v

佐渡島は日本の縮図なんて言われていますが、たしかにその通りですね~。
私も少しは佐渡に行っているので、知ったつもりになっていましたが、
まだまだ知らないところは一杯!とても魅力的な場所ですよね~。

今回の日記では、姫崎灯台ですか。
知らなかったわけではありませんが、行った事はありませんでした。
キャンプ場もあるみたいで、なかなか良い感じの場所ですね。
ちょっと覚えておきます。(。^ω^。)b

石名天然杉は私も行った事があるので、C14の木は見覚えがあります。
行く途中の舗装林道脇にある、大きな木かな?当時見た感じでは、
かなりのお爺さんだな~と思ったんですが、まだ元気だったようで嬉しいです。
それにしても、あの木がきたきつねさんのお友達とは知りませんでした。(。^ω^。)
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きたきつねさん
おっぺけさん:ごらん頂き、ありがとうです。
今ほどおっぺけさんの日記を拝見しましたが、千葉在住なんですね。そしてお母様が佐渡出身と。なんだかNHKのドキュメンタリー番組「ファミリーヒストリー」を見ているような感じです。人はいろんな縁で繋がっているんですね。
特急「とき」:懐かしい名前です。今は上越新幹線で「とき」を名乗っていますが、昔は特急でした。少年時代は撮り鉄だったので、新潟駅まで出かけてってボンネットタイプ(かなり旧式)の「とき」の写真を撮っていた記憶があります。
親戚のかたも佐渡汽船勤務ですか。佐渡で暮らしていた頃は佐渡汽船のお世話になっていました。いまでも2時間半の短い船旅ですが、フェリーは懐かしくてワクワクします。
千葉からだとさすがに距離があると思いますが、ぜひおっぺけさんのルーツである佐渡へ来てみてください。きっと思い出の一部が目覚めるのではないかと思います。
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きたきつねさん
パンダさん:佐渡は日本の縮図、そーなんです!文化も自然も日本のあらゆる要素が詰め込まれた、小さな大陸だったのです。だから何度来ても飽きることがないです。
俺も昔4年間住んでいたにもかかわらず、わりとメジャーな姫崎灯台すら行ってなかったことにハッとさせられました。案外行ってない場所が残っていましたね。
おそらく、パンダさんのように腰をすえてキャンプを楽しむ人には姫崎灯台キャンプ場は過ごしやすいと思います。
石名天然杉:そう、パンダさんも何年前か、そこへ行ってたんですよね。昔はあの遊歩道が整備されておらず、場所もよく分からなかったのであの周囲の山にきのこ狩りに行ってたものの天然杉を見ていませんでした。今回そのリベンジを果たしたのです。
C14の栃の古木、林道の石名-和木線が全線ダートだった時代によく走りに行ってたのでその栃の飛び抜けた存在感にいつも立ち寄っていた場所です。だから俺の旧友と言ってもいいでしょう。まだまだ元気があるようなので、俺がいずれ爺さんになっても会えると思います。
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スズキ Vストローム1050XTの価格情報

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