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0件
Myバイク登録台数
5台
ウェビ友
59人

奥日光・戦場ヶ原へ/北栃木ツーリング No.3

ツーリング期間
2016年10月31日 ~ 2016年11月03日
車種名
HONDA CB400スーパーフォア
Myバイク
CB400SF-V2
走行距離
59km

栃木ツーリング、これまで日光東照宮を観光し 宇都宮で1泊しました。

2日目は 日光いろは坂を登り「明知平」から 日光の秋景色を堪能、
その後、「華厳の滝」に立ち寄り 岸壁を一気に流れ落ちる壮大な滝を観賞しました。

そして2日目の後半は中禅寺湖から戦場ヶ原へ、そして日光湯元へと奥日光を巡ります(2016.11.01)
<写真=栃木県日光市 戦場ヶ原にて>

2日目後半/中禅寺湖から今市へ

昼食を済ませ、午後は奥日光へ行ってみます。
「華厳の滝」を出ると「二荒山神社」の鳥居、ここから神の聖域です。

T字路を左へ行けば立木観音と半月山へ、
今回は直進して、中禅寺湖を眺めながら奥日光・湯元温泉方面へと バイクを走らせます。

少し走ると、左手にきれいな景色が見えて来ました。
ここは「半月山」のふもと、紅葉して見事な秋景色です。

遊覧船で湖上から紅葉見物が人気だという。
特に日光一という紅葉のスポット「八丁出島」の近くまで遊覧するらしい。

ここは「湖畔園地」、
ベンチも用意してあるので 景色を眺めながらの休憩に便利です。

そこにはボートがたくさん並んでいます。
ここから遊覧船も出ているが、スリルが楽しめるモーターボートもある。
湖上を猛スピードで駆けまわり 気分爽快だという。

湖畔を走るは「日本ロマンチック街道」、
栃木県の宇都宮から長野県の上田まで続く 景観のいい道路です。

中禅寺湖付近は紅葉に囲まれ、宛ら「もみじロード」といった感じ、
緑あり モミジの赤ありで美しい紅葉が見られました。
行き交う車もスピードダウン、紅葉を眺めながらゆっくり走っています。

そこから少し走ると、前方に紅葉した大木が立ち並んでいました。
ここは「中禅寺金谷ホテル」の前、皆さん林の中を散歩したり写真を撮ったりで 秋の一日を楽しんでいらっしゃいます。

時折 風が吹き 木の葉がはらはらと舞っている。
すでに枯れ葉が多く、間もなく季節は冬を迎えるようとしています。

道路の前は「中禅寺湖」です。
ここには砂浜があり、湖畔で散策している人も見かけます。

今日は陽気がよく 吹く風も気持ちがいい!
波間は日差しを浴びキラキラ輝き、紅葉と相まって美しい光景です。

それでは、「金精峠」まで行ってみよう。
湖畔を過ぎると登り坂のコーナーが連続、相棒もここぞとばかり張り切ります。

すると、「竜頭の滝」の看板が見えて来ました。
情報によると、紅葉はすでに終わっているとのことなので スルーします。

そして、カーブをクリアして行くと、広々とした草原になりました。
ここが「戦場ヶ原」だ、辺り一面 見事な草もみじです。

神戦伝説によると、ここは赤城山の神(大ムカデ)と 日光の神(大蛇)が戦ったところだという。
どうやら「中禅寺湖」の利権を争う戦いだとか、

だが なかなか決着がつかず、「日光の神」は弓の名人に助っ人を依頼、
「大ムカデ」は目を射抜かれ敗北、結果 中禅寺湖は日光の神が支配することになったと、

右手に「男体山」がそびえたっている、これは圧巻!
山肌は「ハイマツ?」の緑と空の青で 色合いもきれいです。
通る車も一時停止、車から降りて写真を撮って行きます。

聞くところによると、「男体山」は古くから二荒山(ふたらさん)とも呼ばれているという。
二荒山とは、インド仏教の補陀洛(ふだらく)から 来ているらしい。
補陀洛(ふだらく)は、古代インドの観音さんが住む 八角形の山だとか、

ここは平地、金精峠へ向け直線道路が続いています。
榛名山のストレートを思わせる感動的な光景です。

交通量も少なく快適、シールドを開ければ 奥日光の新鮮な風が頬をよぎり気持ちがいい!

しばらく走ると、勾配が増しタイトコーナーが続きます。
軽快にクリアして行くと、「湯滝入口」の看板が見えてきました。

すると 路肩に車が数台停まっている。
ここは「湯滝」の上、皆さん滝を見物しているらしい。
せっかくなので、私もバイクを止め 立ち寄ってみます。

目の前は「湯ノ湖」、青い水をたたえ美しい湖です。

湖畔は白樺の大群、紅葉はすでに終わりだが 白い幹が印象的、
カラマツは ピークは過ぎているようだが 黄色い葉が見られました。

左手には小学生がたくさんいる、50人位かな?
「修学旅行?」と聞くと、「そうでーす」と大きい声で答える。
子供たちから元気をもらいました。

そこは「湯滝」の上、滝の轟音が聞こえます。
岸壁を豪快に ほとばしる滝、音も凄い 迫力満点です。

この滝に沿って遊歩道が整備され、滝つぼまで下って行けます。
だが かなりの急こう配、今日は皮のツナギにブーツ これではムリ!

では、「日光湯元温泉」へ行ってみます。
左手は「湯ノ湖」、背後には「金精山」など2000m級の山々が見えます。

湖畔には遊歩道が設けてあり、散策する人がたくさんおられました。
「湯ノ湖」は山に囲まれた一周3kmの神秘的な湖、皆さん秋の一日を楽しんでいらっしゃいます。

湖越しに「カラマツ」の大群が見える。
山の景色にその黄色が引き立ちます。

手前は松の緑、その先は枯れ葉ばかりだ、
中禅寺湖から10kmも離れていないのに、ここはもう晩秋の景色です。

では、「日光 湯元温泉」へ立ち寄ってみます。
ここは風が無く湖面は穏やか、静かな山の湖といった感じです。

「湯ノ湖」の北側にやって来ると、硫黄の匂いがする。
湖を覗くと、この辺りだけ白濁しています。
近くに噴泉地があるというが、この辺りでも温泉が湧いているようだ。

湖畔の散策路を行くと、太い塩ビのパイプから温泉が流れ出ている。
これは宿からかな?溢れた温泉を流しているのかも、

石囲い付近には その白い「湯の花」がついています。
私の好きな硫黄泉、いつか泊まりに来たいものです。

そこから少し走ると、温泉街の駐車場前に到着しました。
小さな温泉町なのに、大型バスも余裕で停まれるほどです。

この湯元温泉も、勝道上人さんが発見したらしい。
当時、男体山は関東以北で最高峰の険しい山、そこで修行し悟りを開いたという偉いお坊さんです。

これは駐車場前にある「日光湯元 ビジターセンター」、
地域の自然や歴史・文化を パネルなので 分かりやすく紹介しています。

また、温泉街の奥には、日帰り入浴ができる「温泉寺」があります。
ここには薬師瑠璃光如来さんが 祀られているという。
どうやら、温泉療養で健康を祈願するのかも、

ここも乳白色の硫黄泉、入ってみたいが 時間がないので今回はバス、

それでは宿へ向かいます。
だが「金精峠」まではもう少しなので 行ってみることにしました。

「湯元温泉」を出発して間もなくカーブが次々と現れます。
これはいい、軽快にコーナリング これぞバイクの醍醐味です。

その途中 左手には「湯ノ湖」が見えました。

湖面は日が陰ってしまったが、背後の山は日が当たり黄金色です。
湖は深い青色、神秘的に見えます。

いよいよ ここから「金精峠」の始まり、ギヤダウンしてコーナーを駆け抜けます。
だが 気温はぐんぐん低くなり、シールドは曇り 顔が冷たい!

更に 標高が増すと路面はウェットに、「金精峠」は凍結しているかも?
ちょっと不安が過る、そこでUターンして戻ることにしました。

時刻はもう午後3時半、今日の宿がある今市へ向かいます。

リーンアウトで軽快に下り、湯元温泉付近にやって来ると 日差しが暖かく感じられました。

湯ノ湖を過ぎると、「光徳牧場」の看板が目に入りました。
ここは久し振りなので 立ち寄ってみます。

この道は「山王林道」へ続く全舗装の山岳ロード、秋景色の中 気持ち良く走れます。

白樺を眺めながら行くと、牧草地が広がっていました。
ここが「光徳牧場」、牛舎近くに牛が数頭見られ のどかな光景です。

日は西に傾き牛舎は日陰になってしまった。
山は西日が当たり「カラマツ」が光輝いている、今しか見られない秋の光景です。

そして「戦場ヶ原」にやって来ると、左手に「男体山」が見えて来ました。
秋晴れの青空にそびえたつ男体山、あまりに雄大で圧倒されます。

聞くところによると、
男体山(父)の神は、大己貴命(おおなむちの みこと)で 本尊(仏)は 千手観音さん、
女峰山(母)の神は、田心姫命(たごりひめの みこと)で 阿弥陀如来さん、
太郎山(子)の神は、味耜高彦根命(あじすき たかひこねの みこと)で 馬頭観音さん、

どうやら、「勝道上人」が日光を開いたころは、神仏習合だったらしい。
高い山には、神と仏が宿るとされていたようです。

ここ戦場ヶ原は 120号線で一番 景観のいいところ、
背後には奥日光の山並みが見られ 素晴らしい景色です。

「カラマツ」は夕日に照らされ 真っ黄色に見える。
車を止め、散策している観光客もおられました。

そして竜頭の滝を過ぎると、「中禅寺湖」が見えて来ました。
中禅寺金谷ホテル前に来ると、道路を横断する人が多い、

そこは湖畔、観光客の皆さん夕日を眺めておられます。

今日の「中禅寺湖」は雲一つない晴天に恵まれ、夕日がよく見えます。

時刻は午後3時50分、日の光が湖面に反射して 光の道となっている。
天から神が降りて来たような、神々しい光景です。

湖畔には 若いご夫婦もいらっしゃいました。
とても仲睦まじいく微笑ましい、

今日は風もなく穏やかな中禅寺湖、ここに安らぎと 幸せがありました。

それでは「いろは坂」を目指し 湖畔を走ります。

沿道の木々は夕日を浴び 紅葉が一層鮮やかに見える。
吹く風も爽やかで気持ちがいい、いつまでも どこまでも走っていたい気分です。

すると、対岸に紅葉した美しい山並みが見えて来ました。

枯れ葉もあり最盛期は過ぎたものの 見ごたえ十分、
今回は天候に恵まれ、日光の紅葉が満喫できました。

その先に中禅寺温泉街が見えて来ました。
私も泊まりたいが 1泊17000円だ!

今回のツーリングで仮に5泊すると、宿泊費だけで85,000円、
だいたい年間15泊くらいするので25万円、年金生活者にはムリ 今市の安宿へ行こう、

温泉街を過ぎると、「いろは坂」が始まります。
ここは急こう配・急カーブ、追い越し禁止なので前車に追従、

すると、途中から渋滞している。
眼下のカーブで観光バスがスローダウン、カーブがきつく ぎりぎりクリア、
この先はカルガモの親子状態、ずっとバスのあとに続きます。

そして日光市街に着いたのが、午後4時半過ぎ、
では、ナビをセットとて今市の宿へ向かいます。

しばらく走ると薄暗い「杉並木」、だが宿の看板も無く分かりづらい。
ナビを頼りに走り路地に入ると、ようやく宿の明かりが見えて来ました。

これが今日の宿「ホテルファミテック明神」、
バンガローや野外BBQ施設、テニスコートなどがある多目的施設です。

フロントへ行くと、年配の男性SFが迎えてくれました。
彼曰く、「杉並木は景観を守るために、条例で看板は禁止されていましてね」という。

部屋に入ると暖かい、チェックイン時間に合わせ暖房してくれたようだ。
嬉しい気づかいに感謝です。

風呂は沸かし湯だが、大浴場があり手足を伸ばしリラックス出来ました。
夕食は刺身・煮魚・鍋物などがあり これで十分、
「ご飯 お代わりして下さいね」と、優しいおばさんです(59km)

さて、明日は帰ろうか?
だが せっかく栃木に来たのだから、霧降高原から紅葉の名所「瀬戸合峡」へ行ってみることにしました。

ルートは 霧降高原~瀬戸合峡~日塩もみじラインと 会津西街道を走ります。
<写真=栃木県日光市 霧降高原 展望台にて>
つづく
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コメント(全10件)

さとぺさん
こんばんは。
日本ロマンチック街道って、北栃木まで繋がっていたのですね。長野側は走った事がありますが、やはり景色の良いいい道ですね。
戦場が原や、日の暮れかかった中禅寺湖、オレンジ色の光が秋の雰囲気をさらに盛り上げてくれて、素敵ですね。

こちらもついに初雪が降り、一層寒さが増しました。来春はどこを走ろうかと、想いを馳せながら、そろそろ冬眠となりそうです。
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杉さん
さとぺさん こんばんは
ほんと日本ロマンチック街道の戦場ヶ原付近も奥日光の山々が見られ素晴らしい景色でした。長野側の軽井沢から上田辺りは浅間山も望め私も好きな道です。
中禅寺湖はややピークは過ぎたものの美しい紅葉に出会え感動です。そして奥日光へ行けば冬の世界です。一度に秋と冬、二つの季節を同時に見て来ました。
日光の山々へ沈む夕日も感無量といったところでした。
ツーリングって素晴らしいですね、感動を与えてくれますもの。これからも各地の景色を見てまわりますよ。
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no_photo.jpg
Maxさん
杉さん、こんばんは
C-23いいですね。流石に牧場のアイスは今期は終わりですよね(爆)
12月24日から金精峠は4月まで通行止めです。スノボーで初すべりはいつも毎年、丸沼行ってました。
峠からの景色(写真10月27日6時7分外気4度)は最高です。寒さは半端ないです。(3番目に好きです)
湯滝の上もそこに温泉のポンプ小屋があるので、硫黄の臭いしませんでしたか?
あと、湯の湖はこれから氷りますが、中禅寺湖は深すぎてかどうかは分かりませんが、氷ません。私の心に似ています。

湯滝は、2番目に好きですね(下からの眺め)
一番好きなのは、中禅寺湖からの男体山です。(イタリア大使館別荘記念公園)


では、もみじライン気をつけて・・・。
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no_photo.jpg
テツワンさん
日光周辺の山には常緑樹があまりないんですね。
写真で見ると山のほとんどの木が紅葉してますもんね!
日光の思い出は華厳の滝で虹が見れた事と中禅寺湖が素晴らしく
綺麗だったのが記憶に残ります。
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杉さん
Maxさん こんにちは
奥日光はなめてはいけませんね、中禅寺湖辺りは快適でしたが、湯ノ湖から金精峠は極寒です。真冬の装備が必要ですね。そんな訳でアイスはありません。
湯ノ湖に到着すると、おっしゃる通り硫黄の匂いがしました。硫黄泉が大好きなのでテンションがMAXです。次回は温泉寺で入湯します。
イタリア大使館別荘記念公園からの眺めも人気らしいですね。次回の楽しみにします。
日光は見どころがありすぎて一日ではムリ、いつか連泊してみたいと思っています。
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杉さん
テツワンさん こんにちは
おっしゃる通り、広葉樹が多いですね。男体山には多少松が見られるくらいでした。
秋の日光へは何度か行きましたが、時期が合わずきれいな紅葉は見たことがありませんでした。でも今回はピークは少し過ぎたものの見事な紅葉が見られ感激です。
華厳の滝は外人に人気絶大、欧米人ばかりでした。滝のまわりは紅葉が終盤でしたが、時期にはきれいなんでしょうね。虹が見られれば最高ですね。
まだ見どころがたくさんありそうなので、またバイクを走らせるつもりです。
  • (0)
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しばカフェさん
杉さん、こんばんは。
日光を写真目当てで本気で回ったら、見所が多過ぎて1日では回りきれませんね。
いつもパット写真を撮って直ぐに出てしまうので、景色を堪能する時間がありません。
どちらかと言うと、家に帰って写真を見て堪能してる感じです(笑)
戦場ヶ原の解放感のある景色と、長いストレートは、何回走っても気持ちが良いですね(^^)
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V-Striderさん
こんばんは~!
今回の日光は寒そうな光が印象的ですね。
やはり標高や季節が過ぎたせいでしょうかね。
Ch4,22は、その先に何があるんだろう?って気持ちになりました。
個人的に好きな写真です。
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杉さん
しばカフェさん こんばんは
旅行と写真を撮ることが趣味ですので、行く前に見るところをチェックします。以前京都に行った時も、予定通り行けず3ケ所しか見られませんでした。
おっしゃる通り、観光は意外に時間が掛かるもんですね。今回も中禅寺湖と湯滝、そして湯元温泉の3ケ所だけで日が暮れてしまいました。
確かに戦場ヶ原のロマンチック街道は絶景、しかも快適に走れました。日光をこんなに楽しめたのは初めてのことです。
次回は群馬の沼田側から日光へ向かってみようかと思っています。
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杉さん
ストライダーさん こんばんは
私が行った頃は、ニュースでいろは坂が見ごろだといっていました。
確かに最盛期できれいな紅葉が見られました。中禅寺湖辺りもややピークは過ぎていましたが、晴天に恵まれ鮮やかな紅葉でした。
ところが奥日光へ行くと晩秋の気配で寒々した景色でした。おっしゃる通り、標高差かと思いますが距離はそれほど離れていないのに驚きです。自然はなめたらいけませんね。
C4の先には天国が、C22の先にはあったかい温泉があるように思えませんか。ストライダーさん、目の付け所が違いますね。さすがです。
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