手前と上に20mmほど,全体では30mmほど位置が変わります。

使用前後の違いを比較しようと思い,撮影しておきました。ハンドルは高い位置にあり,もともとそれほどポジションがきついわけではありません。

タンクを養生して作業開始です。車体の割にハンドル幅が広く,ゆったりとした感じです。幅が広いのもハンドルを遠くしている要因の一つです。

スペーサを取り付けました。ハンドルを載せてみようとすると・・・!
ケーブルが足りず全く載せられません。一度スペーサを外してハンドルを手前に持ってきましたが,載せられないことは同じです。
ケーブル類の固定部分は緩めてあるのですが,ブレーキホースが全く足りません。
ブレーキホースよくを見るとラジエータの上付近で何やら経由しています。そう,このマシンはABS付きでした。ABSユニットからのブレーキホースは短くて,全く余裕がありません。
ということで,スペーサの取り付けを断念しました。

ちゃんと書いてありました。「ケーブル類に30mm上の余裕がある場合に使用」
この商品を生かすにはブレーキホースの交換が必要になりそうです。そこまでする気はないので,あきらめることとしました。

製品自体に問題はないと思います。自分の確認不足でした。もし欲しい人があれば送料くらいでお譲りします。

当面,ハンドルの遠さは自分の腰の柔軟性をアップして乗り切るほかないようです。
ハンドルバーの交換も検討してみようと思います。