decopeiさん

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近所のミニコースでキャンプ演習(その1)

ツーリング期間
2021年02月28日 ~ 2021年02月28日
車種名
YAMAHA DT200WR
Myバイク
DT

日曜日はキャンプツーリングに出かけた想定で近所のミニコースへ行き、ゆるめのデイキャンプとコース走行を楽しみながら最近購入したキャンプ用品の使用テストをしました。

昨年はDR-Zで行った四国カルストでのキャンプツーリングをはじめ、行き先で炊飯したりとキャンプ要素を入れるようになって林道ツーリングの楽しみ方が一層広がったので、今年はもっとキャンプに出かけようと考えています。

少ない経験からも「こうすればよかったな」「次はあれをやってみよう」などと考えつつ、色々と用品を買うのも楽しいものですが、かといっていきなり実戦投入というのも怖い気がしますし、買ったものを早く使ってみたいというのも少なからずあったりします(笑)。

「こうすればよかったな」というのはキャンプツーリング時の荷物の積み方。

前回はテントなどのキャンプ用品を安定させ、かつバランスが悪くならないように防水バッグにひとまとめにして、幅や高さを抑えた積み方にしましたが、前後方向に長くなりすぎてしまい、タンデムシート上あたりまで荷物が出っ張ってしまったので、尻に当たったり背中のリュックと干渉したりで後方向の体の動きが制限され、急な下りのブレーキングなどで少し怖い思いをしました。

その経験から、多少は幅や高さ方向に大きくなっても体に干渉しない範囲で荷物をまとめるようにしたいと考えていました。いや、いっそのこと全部背負ってしまえばそんな心配も要らないのでは?

そもそもキャリアが付いているDR-Zなら荷物を車載できますが、キャリアが無く、またキャリアを付ける気もないDTでは全部背負うしか無いなあ。そんなことを考えながら、新しく買ったカメラ用のポーチに使える道具袋を探しに立ち寄ったワークマンで出会ってしまったのがこちら。

その名も「メガリュック」。

登山用かな?と思うような大容量で、左右と後ろに大きな四角い箱状のポケットが付いた形は、私が「こんなリュックがあったらいいな」と思い描いていた理想の姿そのまんま!まさに運命を感じました(笑)。

値段がまた衝撃的で、たったの1900円!カメラ用のポーチも希望通りの大きさの商品「コーデュラ小物ケース」が見つかり、帰宅して実際にパッキングしてみるのを心待ちにしていました。

帰宅して実際にキャンプ用品を入れていくと「私の持ち物に合わせて作られたのでは?」と思うほどピッタリに、かつ抜群の収納力で、前回のキャンプツーリングとほぼ同じ内容の用品(テント、シュラフ、エアーマット、調理用器具一式、ブルーシート、折り畳み椅子、水2L、衣類、三脚)を綺麗に飲み込んでしまいました。

しかし!さすがにこれだけ詰め込むとかなりの重量で、ヘルスメーター計測で12kg!試しに背負ってDTに跨ってみた瞬間

「無理。」

まあ、普通に乗って走るだけなら下にウエストバッグが挟まる形でシートに重さを預けられるので、オンロードツーリングならなんとかなるかもしれませんが、そもそも車載した荷物に乗車姿勢の自由度を制限されるのを嫌ってのはずが、これでは本末転倒もいいところでほとんど身動きが取れず、自分まで荷物になったような気分です(笑)。

うーん、参ったなあ。やっぱり荷物を全部背負ってキャンプツーリングというのは無理があるようなので、素直にDTは日帰り専用にして、キャンプ泊の時はキャリアのあるDR-Zで行くことにします。

じゃあ、背負わずにそのままDR-Zに積んだら・・・なんということでしょう!収納もピッタリなら積載もピッタリ!メイン気室の縦×横寸法がDR-Zのキャリアの長さ×幅寸法にピッタリじゃありませんか!リュックの底を前に向けて背中側をキャリアに乗せるとジャストフィット!

大小4個の箱を組み合わせたような形状のおかげでゴムコードでの固定もしやすく、縛った状態でもその箱型のポケットから自由に荷物が出し入れ可能。さらに、テールの上にはみ出しているエアーマットはゴムコードで一緒に縛っているのではなく、リュックに付いているフラップだけで簡単、かつガッチリ固定されています。

見た目のバランスもバイク用のツーリングバッグみたいで違和感がありませんし、防水バッグに比べて前後の長さが短いため腰の後ろに20cmほど余裕ができ、乗車姿勢の邪魔にもなりにくいと思われます。

防水性はありませんが、元より雨の心配が無い時にしか行く気はありませんので、私の用途ではノープロブレム!

ただ、後になってネットでこのメガリュックについて調べてみると、内装材のコーティングが劣化してボロボロ剥がれてきたり、元々生地が薄いので、通勤などで毎日使っていると擦り切れて向こうが透けて見えるほどになってしまった、というレビューも見られ、さすがにこの値段の商品に対して過度な期待は禁物のようです。

まあ、私はまだ買ったばかりで特に不満はなく、本当の評価はこれから。むしろ、ボロボロになるくらいガンガン使ってやるべきだと考えています。

リュックの話は一旦休憩して、今度はテーブルです。

まだDTで行く気満々だった時に、DR-Zのキャリアに合わせて作った自作折り畳みテーブル「ちゃぶ台」に代わって、リュックに入れられる軽くてコンパクトなテーブルとしてダイソーで購入していました。

テーブル面は31cm×18cmほどですが、100円らしい絶妙なチープさがむしろ薄くコンパクトで非常に軽量という、いい方向に作用していて素晴らしい商品だと思います。

DTで日帰りの時もわざわざ「ちゃぶ台」を普通のリュックに入れて持って行っていたので、これからはこっちを使うようにします。

・・・と思っていたら、なんと!メガリュックのメイン気室の底にピッタリハマるので、常に入れておいてDR-Zでキャンプ泊の時に持っていっても邪魔にはなりません。

そのままリュックの話に戻って、テーブルを底に敷いた上からテント(右)とシュラフ(左)を立てて入れるといい感じにメイン気室にピッタリで、シュラフの上には若干の余裕もあります。

サイドのポケットは2Lのペットボトルも入る大きさです。高さはちょっと無理気味ながら周囲にはまだかなり余裕が残っており、同じ2Lなら1Lのペットボトル2本の方がしっくりくるかも。

実際に2リットルも積んでいくつもりはなく、今回は間に合わなかった小ぶりな三脚と1Lのペットボトルを入れるつもりです。

逆側のサイドポケットにはグランドシート代わりのブルーシートと折り畳みの椅子を入れました。

この椅子はさすがに100均ではなく通販での入手ですが、それでもポイント還元込みで実質1000円ほどと安価でした。

前のキャンプ泊ではバイク屋さんでもらった3本足の椅子を持っていきました。とても軽く、畳むとスリムにはなるものの、長さが50cmくらいあって積載時に邪魔なのと、座面が高くて「ちゃぶ台」のような低いテーブルでの調理や飲食には合わず、適度に座面が低く携帯性の良い物をを探していました。

今回はダイソーの折り畳みテーブル(高さ10cm弱?)との組み合わせでいい塩梅だったので、高さが同じくらいの「ちゃぶ台」とも相性が良いと思われます。

使うときはそれなりの大きさですが、折り畳み時は単なる二つ折りではなくショックコードでつながれた8本のパイプに分解でき、画像のようにとてもコンパクトになります。

慣れれば組み立ても分解もあっという間で、収納用の袋も付いていました。

こちらは追加アイテム。

キャンプ場など、水道が使える場所でのキャンプも、手元にある程度水を置いておきたいのですが、バイクキャンプの場合は水タンクやバケツを持っていくと非常にかさばるため、ペットボトルの水を節約しながら使わざるを得ません。

なんとかならないかな、と思っていたら、100均にありました!

早い話が詰め替え用洗濯洗剤や飲むゼリー、点滴バッグのでかいやつです。こう見えて容量は3.9L、4Lのオイル缶とほぼ同じと考えればかなりの量ですね。

薄いですし、小さく折り畳むこともできるので、バッグの隙間ならどこでも入り、入れっぱなしでも全く邪魔になりません。私は今回ペットボトルを入れていたサイドのポケットに入れておきましたが、今回は水場の無い場所だったので登板なしでした。

リュック後ろ側の大きなポケットにはメスティンやバーナー、コッヘルなどがキッチリ詰め込まれたケース(ダイソーで200円のストックBOX)がピッタリ収まり、上にちょっとした荷物(画像はワークマンのポケッタブルジャケット)も入ります。

ストックBOXの画像がこちら。商品ラベルには大きさが22.6cm×18.8cm×17.4cmでCD、DVDが約19枚入ると書いてあります。

この中にはコンパクトバーナー、ODガス缶、コンパクトストーブ、固形燃料、固形燃料用のステンレス小皿、五徳×2セット、メスティン、金網2枚、コッヘル、ステンレスマグカップ、折り畳み箸&スプーン、保冷バッグ(ビール6缶サイズで主にメスティンの蒸らし用)、ファイアースターター、マッチ、着火剤、米1食分を入れた小さなタッパー、混ぜご飯の素1食分、スティックコーヒー4杯分、そしてタオルが我ながら惚れ惚れするほど隙間なくビッシリと詰め込んであり、あとは水さえ用意すればどこでも外ご飯と熱いコーヒーを楽しむことができます。

ほとんどは100均グッズで構成されており、一番高価な物でも1000円ほどのバーナーなので、ストックBOXまで全部合わせても総額4千円程度です。

メイン気室の上を覆うようにランドセルの蓋のようなフラップが付いており、恐らくここに荷物を挟め、という意味だと理解しました。

とりあえず今回はエアーマットを乗せてみましたが、結構左右にはみ出すのでもう少しコンパクトなマットに替えるか、同じくらいの大きさでも寝心地がいいコットがあればそっちでもいいかなあ、と思案中です。

ここで紹介した以外にも大小のポケットが数か所あって、まだまだ色々入れられそう。

これだけのものを背負ってダートを走るのは無理と思いつつ、今回はテストなので自宅からこのミニコースまで背負って行きました。予想通り一般道を走るのはそれほど難しくありませんし、コーナーリングもリーンウィズ限定(笑)で普通に気持ち良く走れます。

せっかくなので少しだけコースを走ってみると、最初に感じた印象は確信に変わります。やっぱり無理~!頑張ってこのまま走っているとリュックのショルダーベルトがちぎれてしまうと思い、すぐに走るのをやめました。

ちょっと長くなり過ぎたので、その2に続きます。
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コメント(全2件)

さすらいのライダーさん
おはようございます!
お尻がコンパクトなオフ車の積載って、結構悩みの種だったりしますね。オフロードを、走らないのであれば問題有りませんがオフ走行を前提とするならキャンツーでもコンパクトパッキングに徹する必要かが有ります。
重量のあるものはバイクに括り付けて、軽いものは背負うのですが、軽いものでも長時間背負っていると肩こりの原因になりますし、私の場合は荷物は本当の必要最低限にして居ます。しかも食器類も登山用に軽量を極めたモノで固めて居ます。
オフロードを走らない!と言うキャンツーでは、安楽グッズを大量に持って行ってフィールドで遊んでいますw

ここのところ密を避けるとかでバイクやキャンプが一大ブームとなっているようです。それに従って安くて面白いキャンプグッズもとてもたくさん販売されていて、見ているとどれもこれも試したくなって来るのが困ったところf^_^;
メガリュック!私も欲しくなってきました!!
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decopeiさん
>さすらいのライダーさん

林道ツーリングの装備は本当に悩ましいですね。

林道も楽しく走りたい、キャンプも楽しみたい、いい写真も撮りたい、今時なら動画も残しておきたい・・・。

とてもワガママで、あっちを立てればこっちが立たず、という状況に陥ってしまいがちなのですが、誰に頼まれているわけでもなく、自分が満足するために、自分がやりたいと思い立って、自分が決めて、自分が実行するのですから、それらの妥協点・・・と言ってしまうと敗北感が半端ないなあ。落としどころ・・・もなんだか残尿感、じゃなかった残念感が気持ち良くないし、折り合いをつける・・・そう!自分の中で折り合いをつけるという表現がモアベターだとおばちゃまは思うの(笑)。

その折り合いをつける過程って、自分で悩ましいと言っておきながら、なかなかに楽しかったりもしますよね。
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