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春を感じるアイスチューリップ/船橋~印旛沼へ

ツーリング期間
2019年01月17日 ~ 2019年01月17日
走行距離
37km

情報によると、こんな寒い時期なのにチューリップが咲いているという。
これは春を感じられるかも!
場所は千葉県の船橋、ちょうど通院の日なので行ってみることにしました(2019.01.17)

まずは通院、一週間前に胸を手術したので経過観察です。
医師「問題ないですね、良好ですよ・・・」と、
さて時刻は午前10時、早速チューリップを見に行くことにします。

駐車場に戻ると、背の高い車が停まっている。改造車かな?
ネームプレートには、「スズキジムニー X-Adventure」とある。
軽自動車なのに貫禄十分、山岳ロードへ走りに行きたくなる一台でした。

病院を出ると、間もなく桜並木が見えてきました。
ここは船橋二和向台、春には桜のトンネルが楽しめそうです。

桜のトンネルといえば埼玉県の「長瀞」が有名、10年前行ったときは満開を少し過ぎたころでした。
400本の桜が2km以上も続き見事なもの、バイクで走れば花びらが舞い最高の花見になります。

そして15分ほど走ると「アンデルセン公園」に到着です。
この「アンデルセン」とは、船橋市の姉妹都市「デンマーク王国」生まれの童話作家に由来しているらしい。

園内には季節の花が咲き、水遊び・アスレチック・ボニー広場などがあり、大人も子供も一日楽しめる人気の公園です。
トリップアドバイザーの「2015年人気テーマパークランキング」では、大阪のUSJを抜き 第3位という快挙を遂げました。
因みに1位は千葉のディズニーランド、2位が千葉のディズニーシーでした。

入場ゲートを入ると、「メルヘンの丘ゾーン」です。
そこには鉢植えの黄色いチューリップが整然と並べられお出迎えです。

園内には立派なカメラを持ったお年寄りが目立ちますが、小さな子供の写真を撮る若いお母さんたちの姿も見られました。
(65歳以上は入園無料、お年寄りに優しい船橋市です)

これは「コミュニティーセンター」、アンデルセン公園のシンボル的存在です。
北欧風の建物で、デンマークの「フュン野外博物館」の管理棟をまねて造ったらしい。

館内ではアクセサリーやデンマーク直輸入のグッズなどを販売しています。
そのほか展示ホールやコミュニティーホールがあり、市民の交流の場でもあるようです。

コミュニティーセンターの前は「イベント広場」です。
中央の噴水は、アンデルセン童話「みにくいアヒルの子」が白鳥になって飛び立つ姿を表しているといいます。

「イベント広場」の一角は花壇、そこには真っ赤なチューリップが満開です。
その先は風車、絶好の撮影スポットになっています。

この風車はデンマークの職人によって組み立てられた粉ひき風車です。
デンマークは風力発電の国、約4割は風力発電で賄っているらしい。
日本では1%に満たないというから、デンマークは凄いです。

「メルヘンの丘ゾーン」の中央にやって来ると、目の前に風車が見えてきました。
本体の高さは約16m、羽の長さは約11m、これは迫力です。

その前には鉢植えの花が咲き、まるで春の到来かと思うほどです。
ビオラの紫色、パンジーの橙色、皆さん色とりどりの花を楽しんでいるようした。

風車の隣に「パンパスグラス」が植えられています。
これはブラジルなど南米に自生するイネ科の植物らしい。
秋に花が咲き、穂は12月頃まで楽しめるといいます。

だが、1月になっても穂は衰えず見ごたえがあります。
草丈は4mほどと立派なもの、皆さん風車と一緒に撮影しています。
では私も一枚、風車を凌ぐ存在感がハンパないです。

風車の先には、ユニークな葉牡丹のオブジェがあります。
正面にあるモニュメントは、友好国「デンマーク」から寄贈された「ハーラルの石碑」です。

初代デンマークの王「ゴーム」の息子が二代目の王「ハーラル」です。
この石碑は遺跡から発掘された貴重なもの、「デンマークの起源」といわれている石です
その石にはゲルマン人が刻んだ古代の文字が見られます。

ここはチューリップ畑、真冬に咲く「アイスチューリップ」です。
係員によると、球根を冷蔵保存して冬を疑似体験させます。
その後、温度の高いところに植えると春が来たと勘違いして花を咲かせるといいます。

園内には4万株ものチュリップが咲いているようです。
「花迷路」では遊ぶ子供たちの姿がありました。

では「メルヘンの丘ゾーン」から、次に「ワンパク王国ゾーン」へ行ってみます。
遊歩道脇には所々に可憐な「日本水仙」が植えられています。

水仙「スイセン」は平安時代に中国から伝来したといいます。
中国では、水仙の「仙」は仙人を意味するようです。

天にあるのが「天仙」、地にあるのが「千仙」、水にあるのが「水仙」
スイセンは、水辺の仙人のような姿から「水仙」と名付けたといいます。さすが中国!

その先には、そびえる大木があります。これは生きた化石「メタセコイア」です。

昭和16年 大阪の三木博士が岐阜で植物の化石を発見し「メタセコイア」名付けました。
この植物は100万年前に絶滅したと考えられていたようです。

ところが、発見してから4年後、中国で生きているのがみつかりました。
そこで、「日本人が化石で発見した植物が生きていた」と、世界を驚かせます。

三木博士はその苗木から挿し木を増やし、希望者に配布しました。
円錐例で美しく、街路樹などとして全国に広まったということです。

メタセコイアの前には大きな池があります。
これは「太陽の池」、ここではボート遊びや水辺の生き物や植物と触れ合えます。

今日の池は凪、ボートハウスや山の木々が映り込んでいます。
秋にはメタセコイアも色づき美しい水鏡が見られるかも。

約200mの「太陽の橋」を渡ると、「ワンパク王国ゾーン」です。
アスレチックやポニー広場などがあり、子供たちは大喜びです。

ここは「にじの池」、浅瀬なので夏には子供たちの格好の遊び場です。
霧状の噴水には虹が見られ、撮影スポットにもなっています。

これはイベントハウス、ママさんたちの吹奏楽や大道芸パフォーマンス等が行われます。
手前の花壇には白いチューリップが植えられています。
花札によると「ホワイトドリーム」、花言葉は「私を信じて」、純白の花が眩しい!

これは変形自転車、クラシックカーの形をしたものもありペダルを漕いで走りまわれます。
そのほか、ミニ鉄道や滑り台付きのワンパク城などがあり子供たちは大喜びです。
若いお母さん、一眼レフで我が子を追いかけ笑顔を激写!

さて時刻は午前11時45分、天気もいいし ちょっと足を延ばして「印旛沼」までドライブをすることにしました。
ゲートではお姉さんたちが笑顔で見送ってくれます。

そして「16号線」を走っていると、「道の駅 やちよ」が見えてきました。
だが、20年前に来た時とはイメージが全然違う!
リニューアルしたのかな?近代的になっていてビックリです。

では、ここで昼食にします。
メニューは天ぷら・フライ・トンカツ・うな重・ラーメン・稲庭うどんetc・・・品数が凄い!

お勧めは舟盛り風の「カツオ定食」です。
身は新鮮で厚切り、ニンニク醤油で食欲全開!割烹料理店並みです。
お姉さんに「カツオとてもおいしかったですよ」というと、
お姉さん「早速料理長に話します、喜ぶと思います」と満面の笑顔が印象的!

満腹になったので近くを散策します。
脇を流れるは「新川」、印旛沼の洪水対策で造られた放水路です。

江戸時代のこと、利根川の氾濫を防ぐために、流れを印旛沼につないだらしい。
すると、今度は印旛沼が氾濫、そこで造ったのが放水路「新川」です。
新川の下流は「花見川」、そこで東京湾へ注いでいます。難工事だったらしく、昔の人はかなり苦労したようです。

八千代橋の先に、「道の駅 交流館」が見えます。
これは初めてなので行ってみます。

ここが「農業交流センター」、地元農家と市民の交流の場になっているようです。
イチゴ狩りやイモ堀り、稲刈りなど農業体験も人気らしい。

館内にはレストランもありました。
地元の野菜を使ったパスタなどの洋食が楽しめるようです。

道の駅を出て、296号線をしばらく東に走ると「印旛沼」が見えてきました。
今日は風も無く穏やかな日和、のどかな風景が広がっています。

沼の畔には観光船が係留されていました。
3月から土日に運航され、沖合から眺める景色は格別らしいです。

この橋は「竜神橋」といいます。
欄干には「竜」のオブジェがあり、印旛沼をじっと見つめています。

印旛沼の竜神伝説によると・・・
奈良時代のこと、酷い干害で農民は餓死する事態に、
そこで印旛沼に住んでいた竜は、気の毒に思い天に昇り雨を降らせます。
そのお蔭で、農民たちの命は救われました。

ところが天帝の許可を得ていなかったので、天帝の怒りを買い 体を三つに切断され外界に投げ落とされます。
そこで哀れに思った村人たちは、頭を龍角寺に、腹を竜腹寺に、尻尾を竜尾寺に手厚く祀ったとのことです。
命をかけてと村人を救った竜、まさに竜神様です。

湖畔には「ふるさと広場」があります。
江戸時代、佐倉藩主は積極的に「蘭学」を取り入れ、オランダと交流します。
ここにある「オランダ風車」と「オランダ庭園」は、その交流の証です。

これがオランダ風車、本体の高さ約15mの立派な水くみ用の風車です。
内部は見学できるので、風車の仕組みを知ることが出来ます。

風車の前は花畑、春はチューリップが一面に咲き、まるでオランダの風景そのものです。
夏はヒマワリ、秋はコスモスが咲きますのでこれからが楽しみです。

2月には水戸の偕楽園で梅まつりが開催られるらしい。
偕楽園で満開の梅は見たことがないので、行ってみようかと思案中です。
おわり
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コメント(全22件)

Maxさん
こんにちは
冬のチューリップは、初めてみました。めもめも
鰹見事なボリュームですね。
これは近くに良いところ発見です。お散歩に食べに行きます。
では、また
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くれないの?デブっ!(ター坊改め。略称「くれデブ」)さん
杉さん、こんにちは。
手術されたのですか?!(◎_◎;)
驚きましたが、術後の経過も良好のご様子で、安堵しました。
ボリュームあるカツオのお刺身も召し上がって体力回復^_^
ご自愛ください^_^、
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
入院されていたのですね。お大事にしてください。(^^)

アンデルセン公園は、全国のテーマパークランキングでTDLやUSJと肩を並べる人気スポットですね。いつかは孫を連れい遊びに行きたいと思っています。
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杉さん
Maxさん こんにちは
チューリップは茨城のひたち海浜公園でも見られるらしいですよ。
船橋も同じ手法で咲かせているようです。
こんな寒い時期なのに華麗な花に囲まれると幸せな気分になりますね。
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杉さん
くれデブさん こんにちは
そうなんです、脈拍が38しかなくてペースメーカーで心臓を動かしています。
そして8年、電池切れで本体を交換してきました。
5年前はがんで肺の摘出手術、でも元気に過ごしていますよ。現代医学に感謝です。
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杉さん
チバアヒルさん こんにちは
ご心配していただきありがとうございます。胸を5cmほど切るだけですので2泊3日で済みました。
普段、健康なんて空気みたいな存在に思えますが、健康の有難さを実感しますね。
アンデルセン公園は子供たちに人気らしいです。お孫さんの笑顔が見られますよ♪
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taizoさん
杉さん、こんにちは!
「春!!!」ですね〜!
長野は、まだまだ鉛色の空に、路肩の雪。。。
ですが、晴れた日には2桁の気温の日も出てきました!
春遠からじ、ですね〜!
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杉さん
taizoさん こんばんは
長野も春めいてきたようですね。
長野の春といえば、更埴のあんずの里へ行ったことがあります。そのとき初めて見たあんずの花が思い出されます。
その近くにチューリップ畑がありましてね、ちょうど見ごろでした。長野の春、また見に行きたいです。
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no_photo.jpg
ときどきさん
こんばんは。

胸を手術ですか?
ペースメーカーが8年で電池切れ・・・驚きました。
健康・・・大事ですね。
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杉さん
ときどきさん こんばんは
そうなんです、心臓疾患で植え込みしました。電池はだいたい7年位らしいのですが、数パーセントは自力で動いていますので少し長持ちしたようです。
日本は健康保険制度があるので助かりますね。実費でしたら200万円位かかるらしいですよ。ほんと健康は宝物ですね。
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ゴリフさん
お体のメンテ?って感じですね。
お大事になさってください。

アンデルセン公園は、
現市長の松戸さんになってから急に売り込み出して
知名度が上がりましたね。

龍の3つのお寺のほかに、橋まであったとは!
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
杉さん、どうも!
同じジムニーシエラクロスベンチャー乗りのキムです。(爆)
ジムニーはオーバーフェンダーを付けると軽の枠を超えてしまうので、フェンダーが付いてるジムニーはシエラか改造車です。
新型が人気ですがエンジンが全く異なるので、熟成されたこの型がお勧めですよ。
て、話がそれてしまいましたが佐倉ではもうチューリップが咲いているんですね。
春は71万本が咲く関東一の場所ですね。
佐倉は杉さんに任せて、私は今年こそ那須フラワーワールドのチューリップをみたいですね。
本数は25万本らしいですが、山裾に広がるロケーションに期待します。(笑)
竜神様の三社はどなたか回られていましたが、そんな由来があったのですね。 1549374363303M.jpg
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SARAH沙羅(代)さん
こんばんわっ☆
アンデルセン公園は行ったことがないですが
子供たちが学校の遠足で行ってました^^
まだ立春になったばかりですが、もうこんなに花が^^
さすが千葉県は暖かいのですね。

龍伝説は先月主人がたいゾーさんゴリフさんと行ってきたようです^^
しかし龍の付く神社等多いですね・・・
やはり龍と言えば力の象徴・・・といったところところでしょうか^^
茨城ですとうちの隣の市に、龍ヶ崎市があります。

あっ!佐倉ふるさと広場で西印旛沼のダムカード・・・
また暖かくなったらゲットしてくださいネッ^^
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おっぺけさん
お体、お大事にして下さい。

アンデルセン公園は、満足度が高いことで有名ですね、
まだ行ったことないですが・・

チューリップといえば、あけぼの山公園が隣の柏市にありますねー♪
こちらのチューリップはまだ先のようですが。。
  • (0)
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杉さん
ゴリフさん こんにちは
そうなんです、バイクに乗るためには健康でなければなりませんね。
早期発見で二度も助けられました。定期健診、重要ですね。
ゴリフさん、印旛沼の寺へ行かれたんですよね、日記拝見しましたよ。
次回は竜神橋の竜もご覧になって下さいね、夕日のスポットでもあるようですよ♪
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杉さん
キムさん こんにちは
写真ありがとうございます。キムさんの愛車ですね、カッコイイじゃないですか!
バイクでオフロードは苦手ですが、車なら走ってみたいです。当然、ジムニーが一番ですね♪
那須フラワーワールドはネット調べてみました。広大な高原一面に咲くチューリップ見事ですね。これは私も見に行くかもしれません(^^♪
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杉さん
沙羅さん こんにちは
そうなんですよ、冬なのにアンデルセン公園は花のパラダイス、お年寄りが一眼で接写していましたよ。
若いお母さんも負けてはいません、子供の最高の笑顔を狙っていました。沙羅さんも息抜きにいかがでしょうか。
5月になったら佐倉ふるさと広場へ行きますよ。風車とチューリップでオランダの雰囲気を楽しんできます。沙羅さんに教えていただいたダムカードも忘れませんよ(^-^)
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杉さん
おっぺけさん こんにちは
ありがとうございます。健康なんて当たり前と思っていましたが還暦近くになると体もガタがくるようですね。でも医師の懸命な治療のお蔭でこの世に復帰しましたよ♪
アンデルセン公園は夏にヒマワリを見に行ったことがありましてね、今回は二度目です。おっしゃる通り、満足度は高いですね、けっこう楽しめましたよ。
あけぼの山公園はいつか行ってみたい公園です。初めてのスポットはワクワク感がたまりませんね♪ 1549423088440M.jpg
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はらぐっちょさん
こんばんは♪

術後の経過はいかがですか?
あまり無理はできないでしょうけど、家にいてもつまらないでしょうし
アンデルセン公園は気分転換にはイイですネ♪
まるで外国みたいで、これから春にかけていってみたくなりました♪

ではでは…
  • (0)
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杉さん
はらぐっちょさん こんにちは
お気遣いありがとうございます。元気に過ごしておりますよ。
ただ、バイクで出かけるにはちょっと寒いので自宅待機中といったところです。
この時期アンデルセン公園は花も見られ散策するには持って来いですよ、はらぐっちょさんもときにはのんびりとお出かけくださいね♪
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さとぺさん
杉さん、こんばんは!
今朝の関東はさぞかし寒かった事でしょう。大雪にはならずに良かったですね。術後の経過も良好のようで安心しました、お体お気をつけて下さいね。
寒い中でも花いっぱいの公演は暖かさを感じさせてくれますね。チューリップは球根をびっくりさせて咲かせているとは!こちらでもメタセコイアの並木がありますが、きっと三木博士の物かもしれませんね、面白い由来ですね。
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杉さん
さとぺさん こんにちは
千葉は積雪が1~2cm、一部交通機関に支障が出たようですが大事に至らず良かったです。
この寒さももう少しの辛抱ですね、梅もそろそろ咲き始めるでしょうから花見ツーリングが待ち遠しい今日この頃です。
今回はメタセコイヤの由来について教えてもらいましてね、一度並木を見に行きたくなりました(^^♪
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