Westgenさん

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11台
ウェビ友
1人

比叡山〜奥比叡ドライブウェイ

ツーリング期間
2018年06月02日 ~ 2018年06月02日
車種名
HONDA VTR1000Fファイアストーム
Myバイク
Fire Storm
走行距離
236km

R24⇒R307⇒宇治田原⇒府道783号線⇒南郷⇒石山⇒瀬田の唐橋⇒湖岸道路⇒県道30号線⇒山中越⇒田の谷峠料金所⇒比叡山ドライブウェイ⇒夢見が丘展望台⇒星野リゾート「ロテルド比叡」⇒西尊院堂⇒比叡山山頂⇒延暦寺東塔⇒奥比叡ドライブウェイ⇒延暦寺西塔⇒比叡山峰道レストラン⇒延暦寺横川中堂⇒仰木料金所⇒らーめん与七(昼食)⇒道の駅びわ湖大橋米プラザ⇒琵琶湖大橋⇒湖岸道路⇒県道25号線⇒休暇村近江八幡⇒湖岸道路⇒県道326・541・166・13号線⇒湖國十二坊の森「十二坊温泉ゆらら」(入浴)⇒県道13・53号線⇒R307⇒信楽⇒和束

走行距離:236.3km、給油量:15.08L、燃費:15.67km/L、所要時間:約10時間半

さあ今日はビワイチ(琵琶湖一周)するぞ!とFireStormに跨り、朝8時に出発。目指すは、まだ走ったことのない「比叡山ドライブウェイ~奥比叡ドライブウェイ」と学生時代のホームコース「奥琵琶湖パークウェイ」。果たして完走なるか?!

瀬田の唐橋

ビワイチの起点は「瀬田の唐橋」。
バックの瀬田川を滑走していくエイトやダブルスカルのボートが気持ち良さそう。
バイクも気持ちいいぞと比叡山ドライブウェイを目指すが、ここまでの道中(府道783号線)で横転している軽自動車を目撃したので、再びここに戻って来るまで安全運転で行きましょう!

比叡山ドライブウェイ「夢見が丘展望台」

唐橋を発ち、湖岸道路で琵琶湖沿いに浜大津を抜け、柳が崎まで北上。
柳が崎と言えばヨットハーバー。学生時代、近畿北陸水域予選の舞台だったのでよく合宿を張ったが、あのオンボロ宿舎は今はどうなっているんだろう?当時は琵琶湖ホテルだった現在のびわ湖大津館が、湖上のヨットからも荘厳な姿を見せていた。30年以上前のことを思い出しながら、柳が崎交差点を左折して近江神宮方面へ。
「山中越」は学生の時、奈良への帰省途中で京都のツレの下宿へ遊びに行く時に何度か通ったが、昼間は初めて。一本北の「途中越」も変わらないが、夜は4輪がヤバくてリアシートに大きなバッグを積んだバイクで、ひたすら大人しく走ってた記憶がある。
山中越の頂点に比叡山DWの入口「田の谷峠料金所」があるが、今も昔も高価な有料道路なんで入るのは初めて。 自動出札の料金所で通行券を取って、見晴らしも路面もGOODなワインディングを嬉々として駆け上る。
調子が出て来たなってところで、「夢見が丘展望台」に到着。近江大橋や南湖が本当に綺麗に見える。夜はまた格別に美しいだろうことは、容易に想像できる。

星野リゾート「ロテルド比叡」

バイクには似つかわしくない場所かも知れないが、せっかくなので記念撮影。
夢見が丘展望台よりも標高が高いので、客室やレストランからの眺望は、さぞかし素晴らしいだろう。いつか家内と二人で来てみたいものだ。
この後、無人のホテル前検札所で通行券を検札機に通し(この時点で料金が580⇒1160円と倍になる)、比叡山山頂に向かう。

秘密基地?!「西尊院堂」

山頂へ登る道との分岐点の信号脇に鳥居(写真中段左)が見えたので寄り道。この風景、少し前にテレビで見た記憶が…そうだ、先の大東亜戦争末期にジェット特攻機「桜花」(写真上段右)の発射基地が秘密裏に建設されていたとの内容だったなと思い出し、ヘルメットを被ったまま、鳥居をくぐって細い階段を少し降りてみる。
すると、急斜面には不自然な平坦な空間を発見。山肌には歴史を感じるコンクリートの壁も残っている(写真下段)。今は茂った樹木が邪魔しているが、空間の先には琵琶湖に向かって、広々とした空が拡がっている(写真上段左)。
自力で離陸する能力のない桜花でも、爆弾の炸裂力を使ってカタパルト(写真中段右)から発射すれば、地面に墜ちるまでには揚力が得られると考えても無理のない立地だ。
すぐ下に終着駅がある坂本ケーブルを接収した海軍が昭和20年5月に着工し、正に終戦記念日の8月15日に完成予定だったというのも運命的だが、仏教の聖地のど真ん中に特攻基地を作るとは…
本土決戦が目前に迫った日本軍の必死さや混迷振りがよくわかる場所だった。

比叡山山頂駐車場

西尊院堂を出て山頂へ向かう。
ホテル方面から登って来た場合、山頂へは左に180度曲がらないといけないので、一旦ここの交差点を通過して延暦寺東塔前のロータリーで転回して戻って来る必要があり、要注意。
最近、再舗装が施されたと思われる黒々とした路面のワインディングを駆け登ると、程なく山頂駐車場に到着。
ここからも浜大津方向の南湖が眼下によく見え、駐車場の反対側からは近江八幡沖にポッカリ浮かぶ沖島が霞んで見える(写真下段)。

延暦寺(東塔⇒西塔⇒横川)

山頂から引き返し、ロータリーの先のトンネルを抜けると、右手に東塔の駐車場がある。今日の目標はビワイチなので、元々参拝するつもりはなく写真だけ撮って(右上)先を急ごうと思っていたが、延暦寺は初めてだし先月行った高野山金剛峯寺は参拝したのに、比叡山延暦寺をスルーしたら最澄さんに怒られるかなと思い直し、バイクを停めた。
ただ金剛峯寺と違って延暦寺は無料で参拝できる場所がなく、拝観料700円が必要。迷ったが、西塔や横川も周れるし、せっかくなので思い切った。大講堂から鐘楼、国宝の根本中堂、文殊楼、阿弥陀堂、東塔の順に参拝。流石に広大で荘厳な雰囲気の境内だったが、残念だったのはメインの根本中堂が2年前から10年間の大改修に入っていて、無粋な覆いで囲まれていたこと(写真左上)。知らない当方も当方だが、諸堂巡拝料を納める際に一言あっても良かったのにと思う。ただ根本中堂は参拝可能で、中に入れば改修工事中とは思えないほど、圧倒的な荘厳さが体感できたので、納得ではある。
東塔駐車場出口を右に進むとすぐに西谷検札所がある。脇の看板には「通過」の文字があるが安易に通過してしまったら、ここから奥比叡ドライブウェイに入るので料金が倍になる(1160⇒2240円、ホテルまでの4倍に)。西塔へ行くだけで横川へは行かず、最終比叡山ドライブウェイの田の谷峠料金所まで戻る乗用車なら、東塔の奥から山王院を抜ける1km弱の参道を徒歩で向かわれることをお薦めしたい。
西塔では、常行堂・法華堂(かの弁慶が両堂をつなぐ渡り廊下に肩を入れて担ったとの言い伝えから、にない堂とも呼ばれているらしい。写真下段中央)⇒釈迦堂の順に参拝。この先の奥比叡DWが楽しみなので、寄り道もせず駐車場まで戻る。

奥比叡ドライブウェイ「比叡山峰道レストラン」

西塔を出て、コーナーのゼブラも一切なく本当に快適なワインディングの奥比叡DWを北上し、峰道レストランに到着。修学旅行や参拝客の団体バスが沢山停まっていて、レストランも当分の間、貸切状態。仕方ないので、一服だけして眺望を楽しんでから横川へ向かう。
横川の駐車場から5分程度歩いて、横川中堂に参拝。巡拝券を買ったお陰で、貧乏性から3つのエリアを全て周ってしまい、今日の目標ビワイチが厳しくなってきた。先を急ごうと、いそいそと駐車場へ引き返したら軽く汗をかいたので、駐車場脇の自販機で水分補給しつつ一服後、FSに跨る。
奥比叡ドライブウェイはここ横川からダウンヒルになるが、流石に高価な有利道路だけあって路面は安定しており、下りコーナーにも安心してアプローチして行ける。あっと言う間に直線勝ちになり仰木料金所が視界に入って来る。このまま進めば、超快適なワインディングが終わってしまう。ビワイチを敢行するか?、峠道の快感を満喫するか?一瞬の迷いの後、すかさず引き返してしまう自分がいた。
その後、横川駐車場や峰道レストラン、西谷検札所手前と転回場所を変えながら、ワインディングを何往復かして楽しむ。仰木側も2回目からは転回可能な箇所を見つけて、有料道路を心行くまでとことん堪能する(駐車場には「ローリング禁止」の看板。ローリングの定義はよく分からないが、あくまでツーリング・ペースで見落としたスポットまで何度か引き返したと言うことで)。
いい加減、腹が空いて来た所で仰木料金所を出る。田の谷峠料金所~仰木料金所間の二輪縦走料金は1660円。これだけ快適なワインディングを楽しんだら、決して高くはない(安くもないが)と思う。
ただ日曜日は何故か未だに二輪通行禁止なので、要注意。若者の二輪人口が激減し、ライダーの中心はオッサンに遷っている現代、各地の山道に残る前時代的な二輪差別は一体いつまで続くのだろう(当方のようなリターンしたオッサンが一番危ない??)。

らーめん与七

仰木料金所を出た時点でビワイチを諦め、琵琶湖大橋の袂の堅田付近でラーメン店をグーグルマップで探し、ヒットした「与七」に行ってみる。
地元の人気店らしく、昼下がりの時間でも満席。一組が出るのを店前の駐車場脇で一服しながら待ち、案内されたカウンター席で、定番と思しき豚骨チャーシュー(850円)を注文。
骨の髄の繊維が漂うスープに激辛高菜を入れると格別に旨い。替え玉もできる。
食べながら壁のチラシを見て知ったが、我が地元奈良の人気店「無鉄砲」の暖簾分けの店らしい。どおりで旨い筈だ。

道の駅びわ湖大橋米プラザ

与七でラーメンを堪能した後、琵琶湖大橋を渡ってショートカットする。何度も通っている橋だが、せっかくなので手前の道の駅に寄り記念撮影。
大橋の通行料は100円と安いが、ETCじゃないのが邪魔臭い。スマホ画面に絆創テープで100円玉を貼り付け、いざ大橋へ。
橋の頂点では本当のビワイチ中のチャリンコ軍団が写真を撮っていた。いやはや頭が下がる。ご苦労さん。

休暇村近江八幡

琵琶湖大橋を渡ってから左折し、湖岸道路を北上する。交通量は多いが名前の通り琵琶湖岸に沿って走る快適なルート。以前なら我慢出来ずにカッ飛ばしてしまう道だが、レーダーやスマホをマウントしてからは、気を逸らす術が出来たので、粛々と車の後を付いて行けるようになった。果たして、どちらが安全なのかは???
目指すは近江八幡の休暇村にある日帰り温泉「宮ヶ浜の湯」。長命寺町の交差点で右を指示する案内標識を無視して左折し、琵琶湖に沿ってクネる県道25号線を進む。学生時代に何度か通ったはずだが、こんなに狭かったっけ?と思いつつも休暇村に到着。さあ温泉、温泉とFSを駐車場に停めて東館に向かったが…
ガビーん!到着したのが15時前で、なんと受付時間は14時までで終わっていた。こればかりは当方のミス。ラーメンを食べながら、もっとしっかり調べておけば良かったと後悔。
せっかくなので、目と鼻の先に見える沖島をバックに写真を撮るが、どうせなら露天風呂から眺めてみたかった。

湖國十二坊の森「十二坊温泉ゆらら」

時間切れのショックを引きずりつつも、当方のツーリングテーマの一つである温泉だけは諦められないので、近辺を検索。
自宅へのほぼ最短ルート上に「十二坊温泉ゆらら」を発見。営業時間も夜までやっているのを確認し、FSを走らせる。
行ったことのない地域をスマホのナビだけで走ったのは初めてだが、渋滞気味の一般道約30kmを給油も含めて1時間弱で到着したので、まあまあか。
ゆららは露天風呂も広く、小さいながらサウナもある湖南市の公共施設(入浴料600円)。別料金を払えば岩盤浴やプールもあり、屋外はオートキャンプ場になっている。比較的新しく快適だが、肝心のお湯に温泉感があまり無かったのと、加温・循環しているのに「源泉掛け流し」と銘打ってる点は、十津川村を抱える奈良県民には違和感があった。
帰路はナビ頼りで三雲まで出て、そこから先は県道53号線でアセボ峠を越えて、いつものR307に。
今日の起点「瀬田の唐橋」に戻るなんて全く考えず、63kmを1時間15分で帰宅。ビワイチは次の楽しみに取っておこう。

ちなみに前回のツーリングから、中華製の格安ブルートゥース・イアホン(Mpow Bluetooth ヘッドセット V4.1)にレーダーとスマホをペアリングさせて使っているが、この日の10時間半に及ぶツーリングも見事完走。休憩時等はコマメに電源を落とすようにはしているが、まだバッテリー・ローのアナウンスがなかったので12時間ぐらいは持ちそう。まったく期待していなかっただけに、これは嬉しい誤算だ。

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