No.4さん

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74件
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17件
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2台
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四尾連湖でキャンプ 2〜ヤエーステッカーは突然に〜

ツーリング期間
2017年12月02日 ~ 2017年12月02日
車種名
KTM 390DUKE
Myバイク
KTM 390DUKE
走行距離
85km

それは寝ている最中の事じゃった。

もしもし、お客さん?

なんだ?あぁ、領収証をテントに下げてなかったからその確認か。
はいはい、今出しますよ。

しかし声が全く出ない。
自分では返事をしているつもりなのだが全然出ないぞ。
なんでだ?
10回ぐらい目でようやく「はーい。」と返事をするもののよくよく考えたら今日は一人しかいないんだからわざわざ明け方に料金の支払いの確認なんてするだろうか?というか領収証なんてもらってないぞ。

なんて事を1秒たらずで考えて目が醒めるとテントの外に影が映ってるような気が…

く、熊か!?
しかし熊だったとして何か出来る事はあるか?

…いや、ないな。眠いから寝よう。
寝ました。

翌朝7時頃に起きました。
なんともなかったんで熊ではなかったみたい。
寝ぼけてたんで声かけられたのも夢だろう。

幽霊?そんなもんはおらんがな。むしろ熊の方が怖い。

あら、綺麗な飛行機雲。

あれ、その後ろ姿は…

エルモ先輩じゃないですか!

寒さと空腹で目が逝ってんじゃないすか!

そんなエルモ先輩のために朝ご飯を用意。
いつもの菓子パンとインスタントコーヒー奮発して2杯分。

食べるのは私だけどな!

日が差してきて気温が上がって来るがそれでも寒い。

カイロを首の後ろに装備して寒さに対処。

陽に照らされる林って素敵だわ。

朝日に染まる四尾連湖。

丁度風もなく湖面に綺麗に反射する樹々。

綺麗だな~。

でも君の(以下略

チェックアウトは12時までなのでしばらくはボケーっと湖面に映った雲を眺めたりしてました。

前にも述べましたが凄く静かなので居心地が良い。

湖岸に生えてるススキを鳥が行き交っているので何をしているのか調べたところ鳥はホオジロでススキを食べているらしい。
バードウォッチングなんて子供の時以来だ。

無為な時を過ごせるキャンプは楽しい。

しかしこの後行かなきゃ行けない場所があるから撤収準備。
百均シートは本当便利だ。

あ、エルモ先輩邪魔なんでそこで寝てて下さい。

一輪車を取りに湖岸を散歩。
もうだいぶ日も登って来たので暖かくなってきた。

帰り道もとことこ押しながら荷運び。

エルモ先輩の今日の定位置。
リュックに入れてると邪魔なんで今回はここに。

そんな積み込み作業をしてると観光に来た老夫婦に水明壮の人と思われて話しかけられた。

「こちらの方ですか?」
「No.」
「あら、このバイクで日本一周されているの?」
「No.」
「受付ってあっちかしら?」
「Yes.」
「Thank you very much」
「Your welcome.」

流石にエルモと一緒に日本一周する程変態ではない。

キャンプはするけどな!

管理人さんに別れを告げて出発。
エルモにはノータッチな優しさが沁みるぜ!

あら、いい景色。

四尾連湖に向かう道は紅葉が綺麗で甲府盆地も見えてワインディングもあるというなかなか走りがいのある道です。

ただ落ち葉だらけなので調子に乗ると救急車に乗る羽目になるので注意。

道の駅 富士川に到着。
ここにもヤエーステッカーがあるとの事でいざ参らん。
分かりやすいところにあるといいな。

売店をぐるっと回ったらレジのすぐ横にプラスチックのケースとノートが置いてありました。

幾つか種類があったのですが1人1枚まで(バイク乗り限定)の注意書きが…
無料だと子供とかも持って行っちゃってすぐになくなってしまいそうだ。

1枚と言う事で今回は御当地ステッカーにしました。

ホムセン箱に貼ろうか他のものに貼ろうか悩むな。

せっかくなので設置人さんに感謝の旨をノートに書き記そう。
「マジでリスペクトしてます。」っと。

このたぬきの入り口から入ってすぐ右のレジ横にあるので興味のある方は行ってみてください。

あとは道志道を通って帰るだけ。
河口湖辺りまでは暖かかったのですが山中湖辺りからめちゃめちゃ寒かった。
特に道志道は寒すぎてバイクほとんどいませんでした。

見つけたらすかさずヤエーしたけどな!
返してくれた人 Thanks!

四尾連湖水明荘について。

キャンプは1人1500円。駐車料金が1日300円で泊まると2日分かかりますがバイクは1日200円でした。

お風呂はロッジ利用者でないと使えないので外に出る必要があります。

今回は面倒臭かったので行きませんでした。
やだ、臭うわ。

ゴミは水明荘に分別して持っていけば捨てることが出来ます。
ゴミを捨てられるキャンプ場って少ないので助かる。

キャンプサイトは対岸にあるのでそこまで荷物を一輪車で運ぶ必要があります。
一輪車は使用後に戻さなくては行けないので最低でも2往復する必要があります。

希望すれば1時間500円でボートを借りて対岸に運ぶ事が出来ます。

ゆるキャンの中ではやってました。
聖地巡礼の人もやってました。

200円くらいなら考えたかも。

受付をすると注意事項とサイトが簡単に書かれた用紙をもらえます。
一番右側のグリーンサイトは直火OK。段々になっていて水平なところが多いです。

Aサイトは炊事場があり便利なのですがいかんせん後ろにあるロッジが怖すぎてやめました。
A~Dサイトまでは湖面に近いところテントを張れますが傾斜になっていてススキも生えているのでそこまで眺めが良いわけではないです。

朝日が差すのがCサイト辺りまでで一番奥のEサイトは地面が乾くのに時間がかかりそうなので早めに撤収したい方にはCサイトより手前にした方が良いと思います。

炊事場にはヤシの実洗剤が常備されており食器を洗う時はこれを使うようにとのことです。
おそらく四尾連湖の水質保護のためでしょう。

しかしこのヤシの実洗剤、油が全然落ちない…
キッチンペーパーなどでささっと拭いて家で洗った方が良いかもです。
冬季は水道管破裂防止のため水が出なくなるとの事でしたが12月頭はまだ使えました。

最大の難関は汲み取り式のトイレ。
今の季節でも臭いがだいぶあったので利用者の多いハイシーズンはかなりきついでしょう。

どうしても生理的に無理という人は水明荘の裏にあるトイレが利用できます。
往復で10分以上はかかりますが水洗なので清潔感はあります。

トイレ前のすだれと絵は一番改善して欲しい点でした。
夜見ると本当怖い。

景色は最高です。
特に湖面に映し出される樹々や空が美しいのでそれだけでも来る価値があると思います。
静かなのも良いですが人が多いと仇になりそうです。

管理人さんに鹿とか出るんですか?と聞いたところ寒くなったから今出るのはキツネやタヌキだろうとの事。
熊と猪いないなら楽勝だな。

また、オフシーズンに行きたいです。
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コメント(全2件)

いたちさん
奇妙な体験をしたみたいですね。
一人でキャンプだとか車中泊した人でこういった
寝ぼけてたのか!?と思うような不可思議な体験談をよく聞きますよ。
見えない何かがあるのかもしれないですね(笑)

エルモ先輩の扱いが雑過ぎて笑えました。
またエルモ先輩との旅日記期待してます!
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No.4さん
いたちさん、こんにちは。
人里離れたキャンプならではの貴重な体験が出来て楽しかったです。
こう見えて良い奴なんでエルモ先輩は今後も出来るだけ連れ回す予定です。
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