「伊藤和輝 Honda Dream RT SAKURAI HONDA」のグループ

バイク好きの父親の影響で8歳〜9歳の頃にポケバイに乗り始めました。最初は「乗らされている」という感覚に近かったと思います。ロードレースを始めて全日本に昇格し、レースを続けていましたが、15歳になった時、レースから離れます。大学受験を終え、自分はやっぱり「レースが好きだ」と気がつきました。今やらなければ後悔すると思い、知人に助けられ、「これがラストチャンスだ」と思って挑みました。そのレースを見てくれていた人がいて、今の自分があります。全日本のトップチームである桜井ホンダは、尊敬する伊藤真一さん、井筒仁康さんも所属していたことがある名門チームです。若手ライダーにチャンスをくれることでも知られ、水野涼選手や國井勇輝選手も、ここで鈴鹿8時間耐久を走っています。バイク屋さんが母体のチームで、丁寧な整備をして、いつも送り出してくれます。このチームで走れることを心から感謝しています。目の前の目標に取り組み、一つひとつの課題をクリアして、トップライダーとして認めてもらえるようになりたいと思っています。

鈴鹿8耐テストが終わりました。2日間、暑い中でのテストを日浦選手と二人で参加しました。今年から全日本にも井筒仁康さんが、アドバイザーとして参加してくれています。今回のテストにも来て頂きました。鈴鹿8耐優勝経験がありますし、桜井ホンダで活躍もしていて尊敬する大先輩でもあるので、心強く思っています。今回のテストでは、アベレージタイムを8秒台から9秒台と設定して、それができるように走行していました。なので、アタックすることもなかったので、タイムにはこだわらずにしっかり走り込みを続けていました。ここからは、暑さ対策のトレーニングが中心になります。週1～2回は、桶川スポーツランドにCRF450Rモタードのバイクで走りに行きます。大量に汗をかくので暑さ対策にもなり、ライディングスキルも上げることが出来るので、8耐まで走行頻度を上げていきたいと思っています。