仕事だったり、天候だったり・・しばらくの間、乗ることができずにいて、さらにこの日曜は2週連続の雨予報だったので、土曜の午後は時間をつくり、やっと出かけることができました。
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EV化する際の最大の悩みはバッテリーです。バッテリーにも色々種類がありますが、そこそこ使える電動バイクにするならリチウムイオンバッテリーは必須です。バッテリーの電圧と電流はモーターが要求する電圧電流があるので、それに合わせる事になります。トリッカーに使用したモーターは96V入力して95A流すと96km/hで走れる、ということでしたので、それくらいは出せるバッテリーが欲しかった。バッテリーとモーターは、人間で言えば心臓と筋肉です。どんなに強い筋肉(モーター)を持っていても心臓(バッテリー)が弱ければ力を出せないし、逆も同じです。つまりバランスが大事です。トリッカーには電圧96V、定格電流100A ・・・
電動バイクは航続距離が1番気になることかと思います。自分のelectrickerの場合、一般道を周囲の車の流れに乗って走った場合で60km以上走れます。もちろん、走り方によって航続距離は変わります。バッテリー容量は96V×40Ahなので3840Whです。これと、走行中の消費電力から航続距離は推定できます。時速100kmで走行中、消費電力は10000Wくらいです。3840Wh/10000W=0.384hですので、時速100kmで0.384時間走れます。その時の航続距離は100km/h×0.384h=38.4km となります。時速70kmの消費電力は3500Wくらいなので、3840Wh/3500W ・・・
モーターの特性でもう一つ大事なのは、いつでもどこでも欲しいトルクが得られる、ということです。図を見てもらえると分かりますが、エンジンでは低い車速で5速走行しているとどんなにアクセルを開けても欲しい(大きな)トルクは得られません。ギアダウンが必要です。ギアダウンには僅かですが時間がかかります。つまり、欲しい瞬間に欲しいトルクが得られないということです。通常はそれを先読みして適切なギアを選んでおくものですが、初心者だったり、ズボラな乗り方をしている人は最適なギアを選んでいなくて、欲しいトルクがすぐに得られないことがあります。CVTのバイクならギアを選ぶがないわけですが、今度はダイレクト感というバイ ・・・
トリッカーはノーマル状態で4万6000km走行した後、EV化して3000kmほど走行しています。その中で気付いたエンジンとモーターの特性の違いですが、一番大きいのは変速がないことです。ノーマルトリッカーはエンジンがすぐにふけ上がってしまうのでギアチェンジがせわしなかったです。対してEV化後はギアチェンジがないので非常に楽です。それだけでなく、ギアチェンジがないのでギアの選択間違いがありません。つまり、コーナー侵入でギアを落としすぎてエンブレが強く効いてしまったり、ギアが高すぎて思い通りの加速が出来ない、ということがありません。エンジンのバイクでもきちんとギアチェンジすれば問題ないのですが、実際 ・・・
製作中の写真です。エンジンがあったところにある青い箱が高圧バッテリー、タンクの位置にある箱がモーターコントローラーです。電動バイク作製でもっとも苦労するのがモーターとバッテリーの積載方法ですが、モーターはホイールインモーターなのでわりとすんなり着きました。高圧バッテリーは苦労しました。必要な電圧・電流のバッテリーがなかなか売っていないし、あってもサイズ的に乗らなかったり。そしてどうやって固定するかも難しいところです。最終的には、フレームにピッタリ嵌るバッテリーケースを作製して、そこにバッテリーを載せておく形になりました。ボルト止め等していませんが、バッテリーケースがフレームにピッタリ嵌っている ・・・
トリッカー ハブベアリング交換。1.ベアリングはディスクブレーキ側からベアリングのアウターレースを叩いてドンつきまで入れる。2.逆側は、スペーサーがベアリングのインナーレースに少し触れた所まで圧入する。10ミリ全ねじシャフト使用3.ベアリングの入れ具合の確認は、両側から指を入れてハブを回した時、スペーサーと両側ベアリングのインナーレースがわずかに擦れて若干の抵抗がある程度がベストだと考える。ベアリングへたりは指を穴に突っ込んで回す方法ではわからない。回らなくても(回りにくくても)大丈夫だから。クルクル回る場合はベアリングの圧入が足りていない状態に注意した方が良い。規定トルクでシャフトをしめた ・・・
もう4、5年前のツーリングです。名古屋在住の時に、新城市の山奥へオパールが採集できると聞き、1月の頭に行ってきました。ホイールセローのものに換装したトリッカーで行きましたが、途中で雪が降って大変でした。グリップヒーターや電熱グローブなくて、手が凍りつきそうでしたが、なんとか採集場所までたどり着きました。冷たい沢の中に青白く光るオパールを見つけた時の感動は格別です。見つけたほとんどのもは半透明の青白い石ですが、一つだけ虹色に光るものが手に入り満足でした。沢の入り口付近は、凍結のため施錠されているので歩いて行かないと辿りつかないのでクタクタになりましたが、良い思い出です。