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shinchangさん

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  2014年08月25日

フロント2.5 リア2.9

    先日バイカーズステーション最新刊を買いました。特集は750のレプリカ。今はGSX-R750しか存在しないが、かつては各社スパルタンなマシンを揃えていた超マニアックなクラス。立ち読みすると、自分が乗っていたZX-7Rのホモロゲマシンである、7RRの解剖図も載っていたので、これは買うしかないでしょう!ってことで買ってしまいました。


    写真は嫁の実家のガレージ。今は家族で嫁さんの実家に来ています。自分だけバイクに乗って遠回りして来ました!びちょ濡れになったけど…。

    で、最初の方に編集長が「近年のタイヤのセッティングはフロント2.5リア2.9が基準であり、低圧にすることの危険性をわかってない奴が多い。タイヤの件は2月号に書いた」ってことが書かれていた。

    え!マジで!?そうなの??

    俺のバイクはフロント2.2のリア2.3やけど…。説明書にもそう書いてあるけど…。違うの??

    ZZRの時はそんなもんやったかもしれんけど…。

    これは気になる!

    ってことで2月号も買っちゃいましたよ!

    2月号なんですが、特集が空力チューンとかいう、よくわからない話。表紙は空力チューンが施されたというRC8R。スーパースポーツとかって軒並み空力イイんじゃないの??

    何をするかって、フロントフェンダーとか、エアインテークとかにガムテープをベタベタ貼って、段差をつけたり、ネジ穴を隠したりするというもの。それにより、ハンドリングが変化したり、中低速トルクが太るのだとか。

    ハンドルが切れて曲がって行くときは、フェンダーのネジ穴に入る空気などにより、ハンドリングに悪影響を及ぼすという。まあ確かにメーカーの風洞実験もタンクにベタ伏せで、直進状態の写真しか見たことないし、あながち嘘ではないのだろう。

    興味のある人は一度買ってみるとよろしいかと。

    空力チューンやってる最中に、タイヤの実験もしていたようで、モデル車は最新型のGSX-R1000とCBR250。

    CBRの方は標準がバイアス。バイアスタイヤは空気圧を下げても、外周の剛性が高く、タイヤの接地面積だけが増えるので、下げた方が乗り心地も良く、走りやすい。
    これにラジアルを履かせると、指定空気圧(F,R2.0)では具合が悪く、リアは2.4まで上げた方がいいらしい。

    一方、GSX(指定はF2.5R2.9)はタイヤを冷ましてからF2.0のR2.3で走行開始。で、全然ダメらしく、これはもはやGSXではないと。

    そんなにダメなの??

    ラジアルは外周が柔らかく、低圧にすると、はじっこの方の形も変わってしまい、バンク中は常にタイヤが変形することにより、設置面が変化。空気が少ないことにより、タイヤの反力もなく、まともに乗れないとのこと。

    ドカはそんなことないような気がするけどなあ…。

    ラジアルでも接地面積は確かに増えているが、粘っこい接地感になり、それがグリップが上がったように錯覚すると書いてあった。

    まあ2.5、2.9の設定は、パニガーレ以外に適応と書いてあったし、ドカはちょっと違うのかもしれない。

    そこまで書いてあるのであれば、自分のバイクでも実験みるしかあるまい!

    ってことで、嫁さんが実家に帰る際、自分はバイクで行くことにしたわけです。

    嫁の実家は兵庫県たつの市にあり、ヒガシマル醤油とかブンセンとかの醤油メーカー、そうめんの揖保の糸があるのどかな街。高速で行ったら飛ばして終わりなので、下道で。

    フロント2.5リア2.9、リアが上がった分プリロードを一回転半抜いてスタート。

    いきなり硬い…。すごく硬い印象。サスが全然動いてないような。でも前はすごくいい。軽いハンドリングやし、ブレーキが抜群に効く。空気圧が高まり、タイヤの反力が上がったことにより、かなりグリップしているということなのか。素晴らしい!

    でも後ろは全然ダメ。コーナー入口からアンダーステアで外側へはらんでいってしまう。スイングアームが適正な角度ではない気がする。これではまともに乗れないぞ。

    これはきっとサスも全然動いてないに違いないと思い、コンビニに寄ってみたが、予想に反してリアサスのストロークのほとんどを使っていた。

    ストロークは充分してるのに、硬い印象なのは、タイヤのせいとしか言いようがない。なので、適当にリアタイヤの空気を抜いた。

    空気を抜くと、接地感が伝わってきた。やはりドカにはリア2.9というのは、合わないようです。

    土砂降りの中を走り抜け、無事嫁の実家に辿り着きました。

    そして、本日。この辺りには大型実験施設、スプリング8がある山間部。ということは、ワインディングには困らないということで!昼は少し晴れ間があったため、出動します。

    セッティング変更
    フロントは空気圧を2.4に。リアのプリロードを初期値から3回転締めに。伸びを最強から20戻し。圧は変更せず。リアタイヤの空気圧を2.6にセット。ちなみにタイヤはディアブロスーパーコルサSP。

    これはいい!バンクもさせやすく、接地感もあり、狙い通りのラインで曲がって行く。自分史上最高のセットアップといえるかも。これでひとまず完成かな。
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    コメント(全2件)

    聖芳さん
    空気圧もサスセッティングの大事な要素ですね
    純正空気圧の国産との違いもあるのでしょうが、車体が軽い為にバイカーズの記事通りだとハネてしまうのですかね?

    圧を上げた方がグリップ感があるってのには驚きました
    今度ワインディングへ行く時には一度、指定圧にして途中で抜きながら走ってみます

    「自分史上最高のセットアップ」
    いいですね(^^)v
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    shinchangさん
    誌面にパニガーレRの記事もあったんですが、標準で確かフロント2.14、リア2.2くらいの非常に低い空気圧らしいんです。パニガーレSはドカの標準値に設定されており、それだとバランスが悪かった。ほんとは根本的に変えなければならないところ、Rはとりあえずタイヤのセッティングでバランスを取り、乗りやすくなっているという風に書いてありました。

    読み替えると、ドカは高圧にすると、バランスが崩れるということなのではないかなと思うんです。998も前は良くても、後ろが全然ダメでしたし。1198も硬すぎるサスが付いているのであれば、高圧にすることで、さらに接地感をわかりにくくするかもですね。まぁ、でも一度試しに2.5と2.9にしてみてください。

    グリップの説明もあって、タイヤは風船なんだと。いっぱい空気を入れた風船は、抑えつけるとしっかり机にへばりつくが、ほとんど空気の入ってない風船はグリップしないと。それは空気が押し返してきてるからだと。

    ということは、高圧のタイヤをブレーキングで潰すと、しっかり反発して路面に食いつき、最大限ブレーキの力を発揮するし、コーナリング中のリアタイヤも、路面に押し付けられ、それを押し返す力でグリップしている、っちゅーことらしいです。

    公道ではタイヤの温度がそれほど上がらないため、空気圧が低すぎると内圧が上がらず、反発力がなくなり、ラジアルタイヤだとサイドが変形し、性能を活かせない、みたいな話でした。サーキットで下げるのは、タイヤの温度が上がり内圧が上昇しすぎるので、バランスを取るためにするだけだと。

    パニガーレ、ドカは低くてもいいが、他のマシンは違うってのも納得はしかねますが、機会があれば、低圧にしたGSX-R1000に乗ってみたいものです。
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