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きたきつねさん

ステータス

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520件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
73人

謎の遺構探検

車種名
HONDA ダックス125
Myバイク
デコピン

先回は少々後味悪い話題を書いてしまいましたので、今回はDAXでこぴん号で山奥にひっそりと佇む遺構へ行こう!という話題をご紹介。

新潟県の北部、下越地域には昭和初期まで稼働していた採鉱場がいくつか存在し、その一部は現在もなお人里離れた山奥で、誰からも忘れ去られてひっそりと残っています。

そのなかで一番思い出深い場所へ、向かってみたいと思い立ちました。

細い林道をでこぴん号で進んでゆきます。

林道の脇に、ちょっと開けた場所へやって来ました。

ここはかつて銅山があった時代の「ズリ」と呼ばれる場所。

ズリとは選鉱後の鉱石が山積みされた場所のこと。すり鉢状に抉れた斜面に、漬物石くらいの鉱石が沢山転がっていました。

ここの鉱脈は典型的なスカルン鉱床(地中熱水により金属元素が集まったもの)で、銅や鉄、鉛、亜鉛などが採掘されていたようです。

そのためズリの中には白くキラキラ輝く水晶や、鮮やかな金色の黄鉄鉱など探すほどに見つけることができます。

ただ、ネット等の情報で鉱石マニアから注目されたことで、俺が昔来た頃より取り尽くされた感じです。

その先、すっかり廃道化した山道を登っていきます。でこぴん号は意外なほどこういった廃道を不安なく進んでいけるので頼もしい限り。

今までに何度かハードアタッカー号でこのルートを走っていたのですが、ふと小さな分岐があることに気付いたので、そちらを探ってみることにします。

そしたら、クモの巣だらけの森の中にでかいコンクリ製の円筒状構築物が。

もしや、この奥に、ひょっとして・・・アレがあるのだろうか。

この先はさすがにデコピンでは進めそうにない藪のルート。しかも普通にクマやサルが暮らす森なので用心のためにヘルメット被って、登山ナイフを片手に握りしめて突入。

しばらく藪道をこざいて、沢をいくつか越えて蒸し暑くジャングル化した獣道を進みます。

この日は熊鈴を持ってませんので、大声で歌いながら行進。

「ゆけーゆけー!かーわぐち ひろし ゆけーゆけー!かーわぐちひろし、ゆけーゆけー!かーわぐち ひろし、どーんとー ゆーうけー!!」この歌しか思い浮かばない。。。

 

突如森が切れて、視界が明るくなります。

その先に見えたのは。コンクリートでできた大型の遺構。

「うおおおーーーーーっ!!」込み上げる感動で、直立し雄たけびを上げてしまいました。

 

さきほどアレと称した建物。

じつは40年ほど前、バイクに乗り始めてすぐにオフに入り込むようになり、その練習のために登ってきた鉱山廃墟でした。

それが30年位前の土石流による災害で、鉱山へ通じていた林道のすべてが崩壊、それ以降いろんなルートからこの場所にチャレンジしたものの、再びたどり着くことができなかった場所でした。

そこに40年ぶりくらいに到達し、以前と変わらぬ風ぼうで廃墟が残されていたこと。まるで深い森をくぐってタイムスリップしてきたような感動がありました。

もしかして、あのお宝も残っているのだろうか。

ずっと気になっていたものを確認するため、廃墟の中に潜入します。

そこに眠っていたのは・・・

長い年月を経て、ぼろぼろに朽ち果てた車両。

 

ジムニーマニアにしか分からないかと思いますが、この車両の正体は初代ジムニー(初代II型 LJ20-1)。

360ccの2サイクルエンジンを載せたもので、ここへ訪れていた40年前には俺も2サイクル550㏄のジムニー SJ30に乗っていたから、これこそご先祖マシン。

令和の現在では、このタイプで現存する車両はかなり少ないものと思われます。

埃まみれで朽ち果てていましたが、そこには昔の友に再会できたような感動がありました。

遺構の探索を終え、デコピンが待つ、帰りの獣道の途中。

雪解けの水が流れ込むきれいなせせらぎがありました。

誰も入ってはこれないこの場所、露天風呂みたく裸になって冷たい水を全身に浴びました。

うひゃああ。ちべてーー。つま先が痺れるくらい水は冷たいけど、汗をかいて火照った体のクールダウンには最高。

体が乾くまで、お茶を飲みながら、ザックの中にいつから入れておいたのだかわからない、粉々に砕けたカ〇リーメイトをパクパク。うん、やっぱり味が変。だけど気にしない。この素晴らしい場所なら、エニシングOK。

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コメント(全14件)

廃墟ツアー...タイムスリップした感じですね。(^^)
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きたきつねさん
オハヨーです。廃墟は昔の人の息遣いを感じるようなところがあって、当時の住人たちの暮らしぶりを知ることができます。今回再会できたジムニーはまさに当時の生き証人。生きてはいませんが。そのくらいのタフな4駆でなければ登ってこれなかった山奥だったのです。
  • (1)
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GFさん
ああ、あそこですね!
キシリア少将が地球の鉱物資源を採掘させていた鉱山基地跡……
  • (1)
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きたきつねさん
あそこですね、と言われてあの秘境を知っている人がいたとは、と思いましたがガンダムワールドの件でしたね。
この鉱山で上空からマ・クベが乗ったアッザムが襲ってこないか、心配しましたよ?
ちなみに、最近まで放送していたガンダムジークアクスでは、キシリアさんが手作りのアップルパイを客人のもてなしでふるまっていたのを見てビックリでした。
  • (1)
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うたまろさん
きたきつねさん

楽しい日記を拝見させていただきました

私もバイクで高速乗るときとか
一人カラオケをよくやりますが

か-わぐちひろしっ♪ 最高のセンスですね。

今度林道行くときにマネさせていただきます。
  • (1)
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きたきつねさん
ふだんは職業柄会話の少ない寡黙な作業をしているので、こんな誰もいないような山奥だと大声で歌うことがあります。歌はジャイアン並みなのでクマよけになるかと。軽い疲れでハイテンションになっているし、大声で歌うとすっきりします。
川口宏さんはバラエティ冒険家の先駆けです。水曜スペシャルのうさん臭い冒険譚も当時の子供心にばっちりでした。そのリスペクトですね。ちなみに「あるーひー、森のなかー」の熊さんの歌はNGです。
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mar-cup1さん
きたきつねさん、おはようございます♪

なんというか、ジブリの森の世界のような。
40年越しの再会というのもスケール感がすごいですね。
いろんな知識と経験、物の見方など参考になります。
  • (2)
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きたきつねさん
ジブリワールドで一躍知名度が上がった佐渡金山選鉱所。そこまでの規模ではないですが、この遺構も時代的には近いかと思います。
トトロの森のトンネルを抜けたら、その先にラピュタの遺跡があって、苔むしたロボット兵ならぬ初代ジムニーがひっそりと佇んでいる。そんな俺だけワールドで不思議な時間を体感することができました。
  • (0)
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オカチャンさまさん
お早うございます〜♪
廃坑、廃校、廃墟🏚️の響きは悲哀と
ノスタルジーの香りがします。
まさに『諸行無常』の風を感じます。

先年に北海道をツーリングした際には
無残な廃駅や廃線の遺構を数多く見て…
胸に詰まるものが…

同じ遺構とはいえど、ギリシャやローマの様な
『風化』より『廃朽』の方がマッチしますね。

『漬物石くらい』の…って言うフレーズは最高です
我が子や孫の世代ではもう『死語』でしょう(^。^)
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きたきつねさん
先日テレビで長崎の軍艦島を紹介していましたが、かつてその小さな島に数千人が暮らしたといわれる炭鉱の島は、現在完全な無人となってその姿をとどめています。今でもその中には人間が繰り広げていたドラマが感じられるんですよね。
北海道も夕張を代表に廃村、廃墟が目立ちますが、かつての盛栄とのギャップに不思議な感覚を覚えます。
漬物石:死語ですねー。いま漬物を自宅でする人は珍しいかも。ところがこちら新潟県では漬物文化が根強く残っていて、漬物石は重さ2キロほどのプラスチック製円盤型の製品となってホムセンなどで見かけます。進化しましたね。
  • (1)
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Refさん
こんばんわ。
ソフトトップ(幌)のジムニーですね。フロントウィンドウ枠ごと前に倒すと格好良いですもんね!!18で免許取った時、フロンテクーペという3気筒3キャブの2サイクルスポーツを購入したんですが、ジムニーのイエローと迷ったんですよね。いやーー懐かしい!!
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きたきつねさん
現在のジムニーに幌のタイプがありませんが、かつてはキャビンが露出する全幌(天井部だけでなくドアまで)が軽量で悪路走破性に優れていたように思います。
さらにジープのようにフロントガラスが前方に倒れてフルオープン走行できるところも魅力的。当時の2サイクルエンジンはポロン・・ポンポン・・と独特のエンジン音を響かせていました。そういうところも懐かしいです。
昨年だったか、上越のキャンプでSJ10と思われる550ccになった初期型ジムニーはじめレトロなタイプが数台つるんで遊びに来ていました。つい懐かしくて彼らといろいろと話が弾んだ思い出があります。
  • (0)
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新潟県方面はよく鉱石が採れますね!✨✨ 聞いただけで気持ちがザワっと・・。(笑)(^^;)

最近の暑さで山の中の清流の画像をちらほら見れるようになりましたが、ダックス、街乗りバイクと思いきや、林道までもグイグイ良い仕事をしてくれるんですね~👍

そろそろ先のバイクを考えないとな~と思う今日この頃ですが、坂道にパワーは??と考えて、山も登れるバイクをと足踏み状態です。(・。・;
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きたきつねさん
新潟はフォッサマグナの影響もあったりで地質的に面白い土地柄です。
鉱山跡地では日記で紹介したような様々な鉱石が拾えるので、子供時代から石に馴染んでいます。
その関係で、まさかこんなというような鉱石採集のコミック(瑠璃の宝石)まで登場しました。先週からアニメ化されて放送も始まっているようです。俺も何十年間鉱石探ししてますが、山奥で女の子たちが夢中で石拾いしているような風景は未だ見たことないです(笑)
ダックスはそんな山奥まで踏み込める、スゴイ実力の持ち主。あのゆるい外観からは想像できませんでした。こうなるとトレッキング方向のカスタムもアリなのかも。
先のバイク:菜園さんはすでにモンスターマシンをお持ちなので、セカンドに小型マシンがあってもいいのでは。ADV150はダートも走れる良いマシン、総合的にはDAX以上の実力がありそう。
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