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アイボールさん
オイルキャッチタンク排出側はほぼ問題も解消し一段落したので、いよいよ本題に取り掛かります。
ブリーザー排出側の多少の吸い戻しは仕方ないので、ならばブリーザー吸い込み側を設定すれば一方通行化、排出クランク側の吸い戻し症状も緩和できるのではない?とある方のエイプでのアイデアからヒントを頂戴し、ならばZで挑戦してみたら・・・どうなるか。
まずは製品化されていない為、下準備として以下のパーツを準備します。
オイルフィラー取り出し口付きキャップ(サイズM18×P1.5)、ブリーザーパイプ(テスト用パイプも用意します)、ミニフィルター、内圧コントロールバルブ、パイプバンド、各パーツのサイズやら口径等吟味し決定準備です、特にZはオイルフィラーキャップのネジ部口径ピッチが少し特殊なので準備に苦労しました。
取り付けは難なく、各パーツを取り付けるだけですが、注意するのはフィルターの設置場所が限定される事と、エンジンや稼働部分を避けて装着するだけです、なお内圧コントロールバルブは通常とは逆向き→印をエンジンクランク側へ向けます。
ダストフィルターは一般的なサイドカバー辺りに!ここなら埃、湿気や熱気を防ぎ比較的、安定した吸気が可能です、と言うよりZにはここしか有りませんでした💦
装着完了後、エンジン始動は一発ですが、いきなり排気音が重低音で響きます!
そんなに直ぐ変化するのぉ?と言う位の変化です。
更にレスポンスは明らかに軽く一気に吹け上がります、オマケにキャッチタンク側パイプ内の水滴減少、と言うよりパイプ全体の水分が明らかに減っています、これは!と言う位の変化に期待値が上がります。
さて、今回の追加システムはクランク室内の掃気と内圧安定を目的に大気開放せず、法遵守で導入します、なお始動テストでは問題無く正解っぽい感じですが・・・
今後の検証点
・オイル耐久と劣化具合
・内圧コントロールバルブ内部耐久性は?
・ミストによるエンジン内部冷却の確認
・アイドリングの安定具合
・燃調確認とエンジン燃焼状態確認
以上の検証と共に各種耐久確認もしていこうと考えています。
参考多謝
アキテクト エイプ@ログさん(https://akitekuto.com/https://akitekuto.com/)
コメント(全2件)
本当に全回転数でスムーズ!これがスイートなんだろうと言う、更に楽しいエンジンフィーリングに!最高です。
タンクへ排出するパイプへの水滴付着残りも全体の1/3程度になっています。
これってしっかり水分分離出来ている?ようです💦
エンジン音も雑味のない良い感じのレーシーな音色に!