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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
487件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
74人

佐渡ツーのその後。

車種名
HONDA ダックス125
Myバイク
デコピン

先般の佐渡ツーのあとのお話し。

カーフェリーの予定変更で、正午に直江津港に着港。

そこからじきに帰宅し、軽く昼食を取りましたが、旅疲れが残っているはずなのにぜんっぜん走り足りない気分。本当だったらまだ佐渡の山奥で騒いでいたはずの時間帯です。

で、旅装備を解除したデコピンにディーバックだけの軽装で跨がり、近間の山までトレッキングに出かけました。

自宅から1時間ほど走って来た山の上。

ここは4駆しか入り込んでこないような狭い林道。

その一番奥まで走って来て、広いスペースにデコピンを停めて徒歩で散策にでました。

うららかな小春日和の一日。遊歩道を歩いて登っていくと、すぐに汗ばんできます。

そうそう、ここら辺は熊さんが沢山住んでいる場所なので、ディーバックに熊鈴を付けて行くのは当たり前。

落ち葉の上に、珍しい虫がのこのこ歩いているのを発見。

おおーー。これはトビナナフシ。しかもこの大きさに育ったのは初めて見ました。

天敵の鳥に見つかりにくいよう、木の小枝に似せたこのからだ。進化の妙ですね。

でも残念、落ち葉の上に出てしまうと、かえって目立つことになってます。

山のてっぺんと思われるあたりまで登ってきました。

空を見上げると、鮮やかな黄色に染まったブナの葉。

冬の訪れを控えて静まりかえった原生林。

ブナの幹に背をまかせ、お茶を飲みながら周囲を眺めていると。。。

意識が徐々に、周囲の自然と自分との境界が曖昧になる感じがしてきます。

俺だけなのかも知れませんが、山奥で時を忘れて自然に溶け込んでしまうと、たまにこういう感覚を覚えることがあるのです。

実にフシギなんですが、大自然との一体感。としか表現できません。

さらに林のなかを進んでいきますと、ブナの幹にザクザクと切りつけたような派手な傷跡。

これはシカの角研ぎのあとですね。左はかなり前のもので、右は最近付けられたあとのようです。

この辺の山を歩いていると、夕方なんかにシカが「ピューイー・・ヨーー・・」と甲高い声で歌う声が森に響いてきます。晩秋(初冬かな)のこの季節はとくに多く聞こえます。

 

こちらは熊さんの爪痕。

ブナの木に登って実を食べることが多いのですが、そのとき木の中央付近で枝を数本折り、自分の足場、そして一時休憩所とする「熊だな」も所々に見かけます。

11月なのにまだ陽気が暖かい今年、冬眠に入らず森をうろついているのがいるのかも。

用心はしておきます。

すっかり木の葉が落ちて、明るくなった林の下。

きのこ達が沢山出ていました。

左のはチャナメツムタケ。地元で「地ナメコ」と呼ばれるおいしいきのこ。

右上はゴムタケ、食感はゼリーみたいですがまるで無味。触るとグミのような弾力があってなんともユニーク。

右下はクリタケ。晩秋の人気者です。

それぞれちょっとずつ採取し、今夜の食材にしました。

小さな池の所へと降りてきました。

鏡のように澄みきった水面に、ブナの木立が映り込んでとてもいい。

イモリがいるのでしょうか、ときおり水面にポチャッと小さな波紋が現れます。

 

さらに先へ進みます。

遊歩道はあまり整備されていないため、途中沢を渡る橋がすっかり落ち葉に埋れており、しかも苔むして腐り始めているので、沢の中へ滑り落ちないよう慎重に渡って先へ進みました。

おや。冬枯れのこの季節に、一輪の花が。

森の斜面に咲いていたのは、イワカガミという山草。サクラソウのような可憐な花をうつむいた感じに咲かせていました。この花は、本来雪解けの早春に咲くはずです。

ちょっと気の早いこの株は、生温かな晩秋を春と勘違いしてポッと一輪咲かせてしまったようです。

 

この時期は、日没がとても早い。あまりのんびりと森で過ごしていると、すぐに日が陰ってきます。そろそろもどらなきゃ。

自宅への戻りの峠道。

遠く妙高山の後ろへ太陽が沈んでいくのが見えました。それを見ていて、楽しかった一日の充実感が込みあげてきます。

今朝、朝日を見たのが佐渡のお宿から。

で、日没は妙高山。

そう思うと、長い一日を過ごした感じがしました。

 

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コメント(全16件)

杉さん
こんばんは
森はキノコたちの楽園のようですね。自分には知らないキノコばかりでどれが食用かまったく見分けがつきません。
ハツタケだけは分かります、子供ころ近くの松林で採ったことありますので、
天然のキノコは栽培したシイタケとは別物、とても味わい深いですものね。
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きたきつねさん
今年は11月に入っても気温が高い日が続いていたので、キノコ類の出かたは鈍かったみたいです。
それが、今に入ってようやく本格的な発生となりましたがすでに峠は冬季閉鎖の季節。獲るに獲れないかんじでした。
天然モノは香りが違いますね。キノコ本来の香ばしい感じの香りがします。森を歩いているとき、そのにおいでキノコが出ているか見当がつくほど。
  • (2)
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yosuedさん
こんばんは^_^

佐渡から帰ったばかりなのに、早速の出撃。新潟の晩秋の森は美しいですね。なら仕方ない。デコピンさんも元気そう

いつもながら、自然を見つめる目線と姿勢、尊敬致します
今回も素敵な写真ばかりですね
わたし何故かナナフシは見るとギョッとしてしまいます。なんか昆虫っぽくなくて、動きやカタチが宇宙から来たみたいに見えるんです^_^;ヘンです

熊と鹿。付ける傷もそれぞれなんですね。どっちもバッサリやられたらと思うと、コワイ(TT)

今回も楽しく拝見しましたo(^-^)o
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きたきつねさん
この日は台風通過後の見事な快晴で、昼頃に帰着したあと、居ても立ってもおられずすぐさま再出撃となりました。
ただ、半日の山歩きのあと、それまで3日間の旅疲れが一気に出て体が重く感じるほどに疲れました(笑)
写真、お褒めいただきありがとうです。たった半日でしたが興味の赴くままシャッターを切っていたので、紹介しきれないほどの画像がゲットできました。ゆくゆくは図鑑でも作っちゃいますか。
ナナフシ:これぞ新潟七不思議。ナナフシだけに。年に一回くらい出会いますが、その異形からドキッとしちゃいます。コイツの学名「ファスマトディア」は「異様なモノ」という意味が含まれているとか。誰しも同じように感じているようです。
シカや熊はこの辺では割りと当たり前、彼らの住処に俺が入らせてもらっているので、それなりの警戒を怠りません。
シカは今まで人間に攻撃しないと思っていましたが、今秋京都でシカの角が胸に刺さって高齢男性が死亡するという痛ましい事故がありました。かなり珍しいケースと思いますが、やはり用心はすべきですね。
  • (3)
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本田エプ朗さん
素晴らしい行動力!うらやましいです!自分もささっと林道はしれるような人間になりたいです。
ナナフシはじめてみました。
林道はしるの夢ですが、その前に自分の状態とエイプの状態を改善しないと(笑)
キノコも美味しい季節ですねぇ。キノコ終わったら…早く春の山菜の味覚に会いたいです(笑)
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きたきつねさん
佐渡から予定外に早く戻ってしまったので、余力を持てあましてしまいました。で、走り慣れた裏山までひとっ走り。
林道は舗装された峠道より断然好きなので、デコピンの機動力を活かして山奥まで入り込めます。
エイプも基本構造はオフ系だと思うので、きっと林道だって楽しめるはず。まずは調子を万全に整えてあげましょう。
キノコはまだまだ獲れています。遅い種類では雪が降り始めるまで出てくるので、もう暫くは探しに行ってみようかと。
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シェフさん
家の近くに林道があるっていいな・・・神奈川では舗装路か通行止めしかありません・・・
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きたきつねさん
関東のかたはそう感じるみたいですね。それも数少ない林道はゲートが設置されているケースが多く、オフ車乗りには選択肢が限られているようです。
こちらではダートがいくらでもあるので(要するに田舎です)、走る場所は気分次第。しかも崩落しててもお構いなし。あまり手入れされていないので廃道化しつつある場所も。
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ブリ太郎さん
きたきつねさん こんにちわ
もうすぐ長い冬が来ますね、雪降る前から春が待ち遠しいです。
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きたきつねさん
初冬のこの時期、森はすっかり落葉して今までヤブだったところに廃道と覚しきルートが姿を現します。
雪が積もるまでのわずかな期間ですが、そういうルート探索も楽しいですよ。
だんだんわが家のマシン達も冬ごもりの季節が近くなってきましたが、デコピンでもう少し山を楽しんでみたいと思います。
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Refさん
こんばんわ。
自然保護に関する野外の現場業務を行うまるでアクティブ・レンジャーみたいです!!
知識・技術等の資質は申し分なさそうなので、定年後のライフワークに如何でしょうかね? (ピッタリだと思いますが)
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きたきつねさん
定年後のお仕事として、最近衛生管理作業を請け負う会社と縁があり、しばらく話を聞かせてもらったらシロアリとかねずみ、ゴキブリ、スズメバチの駆除が主な仕事で、それ以外にもハクビシンやアライグマ退治があるらしいです。
たぶん、そんなジャンルが性にあうと思いますので、その会社のかたに丁重に挨拶しておきました(笑)
問題は熊とかの大型獣の対処。昨日は秋田で熊がスーパーに侵入し、立てこもる事件がありましたがそういう場合は狩猟免許を持っていても命がけの作業なので。。。ムリっぽいです。
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子供の頃はカマキリとか手で捕まえて集めてましたけど、今は一切、触れません。マンション通路に落ちてる虫を見ても・・ワ~💦っと思ってる始末。。

最近、知ったんですけど、蜘蛛はそんな虫を色々捕食しているとか? (人間も他の動物、食べてるもんね~💦)

先日からのニュース、秋田県のスーパーに🐻がやってきて、精肉を食い荒らしたニュース(;^ω^)、綺麗にカットして並んだ肉は食べやすかったろうな~と聞いていました。

山の奥や上の方に行けば餌がありそうですが、食べ物に困ってるのでしょうか・・。
  • (1)
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きたきつねさん
面白いことに子供は触れていたのに大人になると触れなくなる虫。生活するうちに昆虫が不衛生なもの、危険なものと考えるようになるようです。これにはメディアの影響が大きいと思うんですが。
しかし昆虫にじっくり向き合ってきた俺からすると、人間のほうこそバイ菌だらけで、昆虫に触れると昆虫のほうがやられてしまうケースがあり、ブリーダーはとくにその辺を注意しています。
そして危険性ですが、ウチに迷い込んできた蜂などは指先に砂糖水を塗り、舐めにきた蜂を指先に付けたまま外まで連れ出し、リリースしています。スズメバチ凶悪論はほとんどマスコミが煽ったデマと言っても過言ではありません。
秋田の熊さんはまさに自然共存のバランスが問われるケースでした。冬眠前の腹ぺこ熊さんはなにを思ったかスーパーまでお出かけしてしまったようで、そこで死ぬ前に腹一杯ご馳走を楽しめたので本望かと。とりあえず人間への被害は無かったようなのでハッピーエンドと思います。
問題は駆除に対する過激な反応。役所へ抗議が殺到したとか。自分の家の玄関に熊が入ってきても、こういった人たちは優しく捕獲するようお願いするのでしょうか。理解できません。
  • (1)
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おはようございます!

長旅を終えて、家でゆっくり…と思ったら、更に地元で「追いツー」を楽しまれたのですねw
恐るべききたきつねさんの体力とバイタリティ!!

大型の虫や、足が無い虫とか足がやたらたくさん付いている虫には「ムシズが走る」私(^◇^;) 子供の頃は昆虫採集が大好きだったのに何故?と、自分でも思います…
春には山菜、秋にはキノコが近所の山でたくさん取れるのですが、全くわけわからんちんな私なので、折角の山の恵みを無駄にして居ます(T . T) きたきつねさんのように豊富な知識が有れば我が家の食費も大助かりなのですがε-(´∀`; )

季節が秋から冬は向かってくると極端に日照時間が短くなるので、アウトドア派にとっては辛い季節になって来ましたね(星空観察だけは好都合?)…
突入したばかりのシーズンオフですが、今から来年のシーズンインが待ち遠しくて仕方ありません。
  • (1)
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きたきつねさん
追いツー:その表現、まさにピッタリです。なんというか不完全燃焼だったというか。佐渡ツーで物足りなかった分を帰宅後に使い切った感じです。
ええ、さすライさん山浸りキャラなのに虫はダメでしたか。子供の頃はやはりゲジゲジやらムカデ、ヤスデみたいな足いっぱいのはニガテでした。ところがそういった虫のことを知るほどじつは良いヤツらだったことを理解し、自然と怖くなくなりました。今では自宅の物置に隠れているゲジを手で拾って外へ放り出したり。
キノコは北海道こそ本場です。そちらで見かけるキノコの豊富さといったら、本土では考えられません。獲りきれないほどのきのこを目にしてうっとりしたり。ただ、きのこ狩りはヒグマとバッタリ遭遇することが多いので毒きのこ以上のリスクを感じます。
冬は確かにイヤですねーー。。何十年暮らしていても、新潟の鉛色の空にはうんざりさせられます。正月に関東から帰省してくる子供達は、毎日が晴天で乾燥しすぎる、なんて言ってますがそれがむしろ羨ましい。
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