
0000109access
アイボールさん
定期点検ついでに大分、無理させていたエンジンの点検も状態は大丈夫のようです。
エキパイの焼け具合も悪くなく、マフラーの出口状態からは、車体右(画像一枚目)は普通に正常です。
しかし、左側(画像二枚目)は何となく綺麗です?何でとなり早速検証してみます。
このマフラーは左右にサイレンサーがあるタイプなので、本来は左右均等に排気されると考えていました。
改めて確認すると排圧は左右違います、アイドル状態から右側はしっかりと、左はポツポツという状況です。
排気音も同様に右側が主、左側は補助のような感じです。
エンジン回転数を上げて行くと左右それぞれ排圧は増えますが、やはり右側が主のような感じです。
配管のデザインを再確認すると、右側の出口迄のラインがとぐろを巻きながらその後、真っ直ぐ右側に排気されるのですが、左側への配管は右側配管途中に画像のような感じで左側に分岐します。(画像三枚目の奥側)
まるでバイパスのような感じです、これは右側の排気が一杯になると本格的な左側排気が始まるような仕組みです。
これが高回転数での一伸びの仕組み?マフラー特性の肝かもしれません。
ようするに、干渉効果や排圧が上がった右排気の上限状態から、左側へのフル排気を始め、ノーマルのような糞詰り解消と共に、エンジンの回転数を上げる助けとなっている可能性も考えられます。
特にウオタニSPII装着に依って、燃焼改善で効率が上がった排気も有って、高回転数でのもう一伸びが発生したと言う事ではないでしょうか?
それが事実だとすると、ヤマモトレーシングダウンマフラータイプ2は認証マフラーで有りながら、本格派レーシングマフラーと同等?かもしれません。
確かにパワーアップを確認できるマフラーも他に有りますが、各回転数のバランスを取りながら最適な排気状態と騒音防止(車のツインサイレンサー化同様)を両立しているマフラーは他に?かと。
テストやデータ取りはしていませんが、整備しながら改めて感心したり、確認したりマフラーの奥深さを感じました。
※あくまでも素人検証です、ご参考程度とお考えください。
コメント(全0件)