
0000050access
ばななさん
リアメンテナンススタンドを掛けます。
リアアクスルシャフトボルトを緩め
左右チェーンテンショナーをフリーにします
左アンダーカウルを外します。
画像1
シフトリンクを外す前に取り付け位置をマーキングします。
黄○を10㎜メガネで緩め、ボルトを抜いてシフトリンクを外します。
赤○2ヶ所を8㎜ソケットで緩め、スピードメーターギアを外します。
青○3ヶ所を8㎜ソケットで緩めて、ドライブスプロケットカバーをはずします。
カバーの奥にブラケットがあり、一緒にはずれます。
画像はありませんが、ブラケットとカバーは汚れが酷いです。
綺麗にしましょう。グリスやチェーンルブに泥汚れが混じっていて頑固です。灯油で洗えば楽なんですが、廃油処理に困るのでマジックリンを使い、大体の汚れが落ちたら、パーツクリーナーを使いました。パーツクリーナだけでやると、無駄に消費しますので止めましょう。
ドリブンスプロケットの固定ボルトを14㎜のソケットで外しますが、逆ネジか?と思わせるぐらいマジにかたいです。(インパクト推奨)
私の場合はギアを1速に入れ、バイクに股がり、リアブレーキを掛けた状態でエクステンションバーにパイプを掛けて緩めました。
チェーンテンショナーがフリーになっているので、ドリブンスプロケットをずらしながら、チェーンを外し、ドライブスプロケットのみを抜きます。私の場合は固着はありませんでした。
後はスプロケット裏を綺麗にします。
新品のドライブスプロケットはSUNSTARの純正サイズ428-17丁です。
綺麗にしたら新品のドライブスプロケットを組み、チェーンを掛け、取り付けボルトはサービスマニュアルの6kg f・mで締めます。
ギアが1速に入っていれば締め付け出来ます。
締め付けが完了したら、カバー、メーターギア、シフトリンクを組んでドライブスプロケット交換は完了です。
ギアが1速に入っているので、ニュートラルにし、リアブレーキキャリバーを外し、リアアクスルシャフトを抜いて、リアタイヤを外し、ドリブンスプロケットを交換します。
新品のドリブンスプロケットもSUNSTARの純正サイズ428-52丁です。
取り付けナット6ヶ所を緩めて新品と交換します。固くて緩みにくい所がありますが、ドライブスプロケットと比べたら楽です。
後は逆の手順で組み付けます。
チェーンはそのまま掛けて、アクスルシャフトボルトは仮締めしておきます。
こから、チェーンを新品にします。
純正サイズの428-134リンクです。
まず画像3の外すチェーンをチェーン交換ツール(アストロで購入)を使い、外側のプレート部分の1リンク分の2本のピンを抜いて外します
外した所の上側のチェーン(チェーンカバー側)に新品のチェーンを針金などで繋いで、ドリブンスプロケットに新品チェーンを掛けながら下側のチェーンをゆっくり引くと、新しいチェーンがドライブスプロケット側を通り、下側から新しいチェーンが出てきます。
出てきたら、針金を外し、ドリブンスプロケット部分に繋ぎ目が来るようにします。
チェーンの説明通りにジョイントとOリングに付属のグリスを塗り、組み付ける。プレートは軽圧入になっているので、新品のプレートのすき間になる様に、チェーン交換ツールの説明書通り行う(画像1)。
最後は2本のピンをチェーン交換ツールでカシメて完了。カシメ不足は再度カシメできますが過剰なカシメをするとカシメ部分が割れて
しまうと、新品のジョイントにする事になります。
隣のピンのカシメと同じ位になる様にします。後はチェーンの張りを規定値にし、
アクスルシャフトボルトを緩める。
新品のチェーンにはグリスがたっぷり塗布されているので、プレート部分のグリスを拭き取り完了。
作業時間は3時間以内と記載しましたが、
清掃の手間が少なく、インパクトを使用すれば半分の時間で済むとおもいます。
チェーンカシメツールを持っていない場合は
オプションでクリップタイプのジョイントがあります。(メーカー推奨はカシメジョイント)
コメント(全0件)