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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
494件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
74人

DAXで走る!北海道ツーリング 野付半島大冒険 後編

車種名
HONDA ダックス125
Myバイク
デコピン

フリーダム号を離れ、徒歩による野付半島探検の最終編。

最果てで俺を待っていたのは。。。

 

半島先端到達の後、引き返しは内湾側に沿って歩いてみました。

おや?遠くにけものが見えますね。

デジカメの最大ズームでようやくキツネと分る姿。

誰も来ないこの最果てで、ようやく出会った唯一の動物。

このなにも無い厳しい環境で、どうやって暮らしていたんでしょうか。

ヤツは、俺が戻り道を進んでいった先にはすでに姿を消していました。

ふと、砂地の上になにかがキラキラと輝いているのが見えました。

なんだろう。しゃがみ込んで観察します。

え?このキラキラした塊って、まさかウンチ??

見れば見るほど、やっぱりウンチ。それもとびきりメタリックな。

ああーー。。この紺、緑、オレンジ色のキラキラって、オオセンチコガネの羽だ。

なるほど、シカの糞が沢山落ちていましたが、それを餌とするオオセンチコガネが沢山発生。それをキタキツネがひたすら食べまくって、こんなウンチをしちゃう。

この栄養分に乏しい特殊な生態系が生み出した(ひり出した?)、見とれるほど美しいウンチ。

 

半島の中程まで戻ってきました。

この辺で、ようやく他の来訪者とすれ違うように。

そして、先ほどのキツネが、広場の真ん中でくつろいでいました。俺のことを待っていてくれたのかな。

ときおり、しきりと体中を掻きむしっています。野生なので、ダニや蚊が付くのでしょう。その仕草は、犬とそっくり。

離れた位置に座り込み、お茶を飲みながらしばらく観察しました。

やがてヤツは、小高い砂地の上に陣取り、漁具か何かのわずかな物陰でうつらうつら。

俺の目の前6メートル位の距離でしたが、俺を仲間と思っているのか、すっかりくつろいでいます。やがて寝落ちしてしまいましたので、起こさぬよう静かに去ります。

この荒野に来て、けっこう役立ったアイテムがコレ。

なんとハエたたきです。百均とかで売っているものを、携帯しやすいよう柄を短く切って、先端メッシュの部分も丸に近い形状にカットし、黒く塗装。

移動時はバイクに着けたボックスの側面に、マジックテープで取り付けていました。

ここのような人気のない荒野や、ポツンと野営時には蚊の集団攻撃をまともに受けます。

それをこのカスタムハエたたきで次々撃破。今回の旅でもけっこう出番があり、持ってきて良かったと思います。

半島入場時に受け付けをしたネイチャーセンターまで戻ってきました。

ここで入場許可証を返却。

センターの隣には、トラクタで引っ張る、名物「トレーラーバス」が到着。

パワフルなフォード製トラクタで、お客さんが乗る観光ゴンドラを引っ張る。砂地の未舗装路面なので、これが活躍しているようです。

半島の帰路、またまたエゾシカたちがウロウロ。

フリーダム号が近づくとすいっと路肩に避けてくれますが、早いバイクだと危ないかも。

遠く羅臼岳をバックに、静かに草をはむシカたち。いい絵になってます。

標津から、国道335号を北上。知床半島方向に北上します。

今日は時間の多くを野付半島の探検で費やしましたので、羅臼まで着く前に日没となりそう。

夕刻5時半、羅臼に近づいた辺りで広い河川敷に降り、河口部付近にテントを設置しました。ここは波音が聞こえてきますが、静かでいい。

すっかり暗くなった海辺でお弁当をモグモグ食べていますと、遠く国後島のシルエットが見えています。そして、その国後島の灯台の輝きが、ここまでハッキリと見てとれる。意外と近い場所という感じがしました。

さらに。

河口部で何かがバシャバシャと水面を跳ねています。お!川に遡上する機会を待っている鮭の群れだ。今年は豊漁だといいな。

 

蛇足ですが、フリーダムの荷台にはコンビニフックが取り付けてあります。

弁当の空き箱など、食料が入っていた容器を地面に直接置きますと、アリが沢山入りこみ、撤収時にうんざりします。

そのためこのような工夫をとりました。当然ですが、夜間はテント内に仕舞って、食べ物の匂いで動物が寄らないようにしています。

これもけっこう役に立ちました。

この日は9時過ぎに早々寝付きました。

→次回へ続く

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コメント(全17件)

yosuedさん
こんばんは^_^

この世の果てのような野付半島の先端まで行っても、やっぱいるんですね、きたきつね^_^;
ホント何処にでもいますね〜連中は。北海道では犬はぜんぜん見かけませんけど、キツネはどこにでもいますねぇ
無事に探検から戻られて何よりでした。ケガとかしたらオオゴトです^_^、

野営地もステキな場所を見つけられててサスガです
ちょっとした生活の知恵が散りばめられてるフリーダム号。共感します。キラキラの削り出しパーツとかより断然カッコいいと思います

楽しい日記、ありがとうございます〜m(_ _)m
  • (1)
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きたきつねさん
キタキツネは意外と適応力があるようで、北海道の至るところに暮らしています。その中でも、野付半島のように食物が乏しい環境にもがんばって生きているキタキツネに出会い、ヤツの野生に感動しました。そしてあのメタリックなウンチ。お見事です。
無事に:誰も来ない場所なので、事故とかあったら鹿の骨のほかにもうひとつ白骨死体が残ることに。。そういう最期は、ちょっとヤだ。
野営地、土地勘がないのでだいたい海岸や河川敷、湖のほとりなど開けた水辺を探すことが多いです。そういう場所はテントの設置に適しているし、真水があるなら顔ぐらいは洗うことができます。北海道の場合、野生動物、とりたててヒグマの存在が心配なので、見通しの良い場所で野営するのは大事と思います。
バイクの生活の知恵:yosuedさんのバーディーの工夫もいいじゃないですか。あれと同じ、見た目よりも実用性、便利さを最優先でやっています。
  • (1)
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Maxさん
こんばんは
光り輝くうんちは、珍しいですね。
もしかしたら夜には、光り輝くかも、、、、。
さて、きつねさんの寝落ちかわいいですね。
警戒心が、、、どこへやらと、きたきつねさんの優しさに触れて寝てしまったに違いない。野営はあまり得意でないので勉強になります。ハエタタキ、メモメモ。
では、また
  • (1)
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きたきつねさん
オハヨーです。
ウンチはその動物がなにを食べているか、いろんな情報が隠されています。今まで動物の行動を知るため、いろんなウンチを見てきました。その中で、とびきり美しい輝きを放っていて、そのまま部屋で飾っても良さそうなほど芸術的なウンチでした。
こちらもキツネと同じように地べたに座り込み、お茶をチビチビ飲んで休憩していました。ヤツは寝そべりながらもときおり片目を開けて俺の様子を見ていましたが、敵でないと思ってもらえたようで安心して寝付いたようです。動物観察では、相手を警戒させない対応が大事ですね。
  • (1)
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以前に東北のとある温泉露天風呂で、湯船のわきにハエタタキが何本も置いてあって...はて?

しばらくしたらその訳が分かりました、虻が大量に襲ってきて、露天風呂で虻と空中戦をくりひろげました。

ワイルドだなぁ~~~(^^;  キャンプも同じなんですね。私はキャンプでそんな経験はありませんでした。
  • (1)
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きたきつねさん
はいー。俺も山形の山奥にある秘湯で、アブ対策にハエたたきが置いてある露天風呂を見たことがあります。
露天風呂の短所として、周囲からアブが寄ってくるのは仕方ないことです。
北海道をよく知っているひとは、車のダッシュボードにハエたたきが置いてあったりして、周囲から集まってくる大量の蚊の対策が必要だと感じます。
俺も野付探検では、ちょっと立ち止まって休憩しようものならあっという間に沢山の蚊にたかられて、腕やら首筋など肌の出ているところを狙われます。もちろん、その対策の虫除けスプレーもしているんですが、原野の飢えた蚊には効果が薄いみたい。
  • (1)
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MTXRさん
おはようございます。
なんていうか、北海道の野生動物は警戒心が薄いのでしょうか?

コンビニフック、実用的でいいですね。ハエたたきカスタムも秀逸。
  • (1)
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きたきつねさん
こちら新潟だと、キツネは警戒心が強くて人間の接近を許すなんて事はまず無いです。
目が合った瞬間、脱兎のごとく草むらへ身を隠します。なので、こんな風に近くによっての撮影は不可能。
土地柄の違いなんでしょうね。キタキツネの警戒心のなさは。
コンビニフックやハエたたきはどちらも百均アイテムです。見た目はチープですが、この実用性はとても助かります。
あと、強力なガムテをツーリングで必要分丸めて巻き取り、コンパクトに持ち歩くなど沢山のアイデアがありますが、日記掲載スペースの制限で紹介しきれませんでした。
  • (1)
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はて?狼は元々、犬科らしいですが、狐はキツネなのでしょうか? 背中の掻き方も犬や猫と似てますね?

北海道の知床半島辺りは年中寒いのに、生きて行けるんだな〜😣💧

そういや🦌さん達も熊の餌食になることも??🤔

ダックのガソリン⛽️は大丈夫なのでしょうか?😗
  • (1)
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スが抜けてました。💦
  • (0)
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おはようございます。

野付半島。本当に鹿がウジャウジャです!!
北海道内は、全てこんな感じですが、この辺りの鹿密度は異次元の凄まじさです(・_・;

知床もそうですが、辺り一体は特別保護区となっており、人間は危害を加え無いと言う事を彼らも知っているようですね…
本当に無防備。

野生動物のワンダーランド北海道。ここでキャンプすると必ず彼らがやって来て、隙あらば食料を盗んでやろう!とその機会を虎視眈々と狙って居ます。こんな時の必殺技は「蚊取り線香」!!前室に炊いておくと、かなりの忌避効果が有りますw 安全上、就寝時には消す事をおススメしますが、それでも効果はしばらく続くようです。おススメですよ(*^▽^*)

※全ての虫や動物に最強の忌避効果が有る「森林香」が1番効くのですが、人間も参ってしまうくらいの臭いが難点です(-。-;
  • (1)
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きたきつねさん
全道でこれだけシカが増えてるとは、地味に大変な事態です。交通事故の増加だけじゃなく、生態系環境への悪影響が心配されます。
西日本の京都、兵庫あたりもシカが増えすぎて、周囲の森が大変な被害を受けているのを見てきました。北海道もじきにそうなってしまう恐れがあります。ある程度はハンターが狩猟で頭数調整をする必要があると考えます。
野生動物のワンダーランド:はいー、この日の深夜にも、テントの近くまでキタキツネが来ていました。どこでキャンプしても油断なりませんね。蚊取り線香、確かに匂いに敏感な動物には効きそうです。ただ、野営装備を最小限まで減らしていたので、今回は携帯していませんでした。
  • (1)
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ブリ太郎さん
きたきつねさん おつかれさまです!
なんもないところでテント開いちゃうんですね。
自分だったら怖くてできません(>_<
かっくいーです!
  • (1)
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きたきつねさん
なにも無い環境、ですが限りない自由がそこにはありました。大自然は敵でもあり、味方でもある。俺は最大限味方にしていきたいと考えています。
トイレとかの問題はアレですが、そういう所もひっくるめてワイルドにやってます。
水辺のキャンプは悪天候時にはリスクを感じますが、水があることは何かと便利です。
そして鮭の遡上にも出会えましたので、けっこう楽しめましたよ。
  • (1)
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NINJA BAKAさん
北海道にはメタリックな糞が転がっている不思議!
またその理由がわかっちゃう、きたきつねさんの知識の豊富さ。
  • (1)
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きたきつねさん
メタうんち、見つけたときにはそれが動物の糞だとはしばらく気づけなかったです。それだけ現実味がなかったというか、俺の想像をはるかに超えていたというか。強い太陽の日ざしでまばゆく反射し、宝物のようにきらびやかでした。
そして、そのウンチの謎を考察するほどに、キタキツネの逞しさを感じることができました。
大自然は、いつも俺の大先生。いろんな事象を教えてくれます。だから旅が豊かになる。
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