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きたきつねさん
新潟、長野県境付近にある白馬蓮華温泉。俺の大好きな秘湯です。
毎年一度くらい入りに行くんですが、あまりに山奥なので途中の道路が通行止めになっていたり、温泉自体が入浴不可だったりとうまく行かないこともしばしば。
9月1日は台風の影響で風が強めでしたが、新潟の天候はまずまず良し。これはチャンスではあるまいか、と朝イチ百式に跨がって出発。
上越を出発し、海沿いに国道8号線をクルージング。
すぐ右手のほうに日本海を見ながら走ります。
景色は素晴らしいですが、ここから遠く九州に接近中の台風影響で波が高い。国道に流れてくる潮風を浴びて、ヘルメットのシールドが真っ白に塩が付いてしまい、視界が悪い!
糸魚川の町から、長野県方向へ進む国道148号に曲がり、姫川に沿ったトンネルだらけの峠道を進みます。
そのさき、姫川温泉郷でほそい県道に進み、ひたすら峠道を登って進みます。
山の景色が、とてもイイ感じ。
この先の集落付近で、大規模地滑りの修復工事がありましたが、この日はなんとか通行できたのでラッキー。
蓮華白池まで登ってきました。
このまわりのブナ原生林には、とても面白いものがあるので休憩がてら散策。
もやしみたいに土からひょろひょろと伸びているのは、「アキノギンリョウソウ」という植物。地中のキノコ類、樹木の根などから栄養をもらって共生してます。
そして暗い森の中に、ちょこんとあった不思議な物体。
「んん?これは干し柿?豆大福??」
よく見ましたら、地中から出てきたキノコに、寄生菌のカビが真っ白に取り付いたものでした。こりゃ、すごいや。
白馬岳蓮華温泉ロッジに到着。
駐車場を見た限り、今日はかなり空いている様子。やっぱり台風の影響なんだね。
これは温泉を心ゆくまで楽しめそうだ。
ここからは山道のルート。駐車場に百式を残し、トレッキング姿になりタオルで汗をふきふき、山道を登っていきます。
暗い山道の途中にちょこんと現れる、小さな小さな露天風呂。
その名も「三国一の湯」。
座布団二枚くらいしかない小さな湯船に、たいそうな名前が付いていて苦笑。
以前、ここへ訪れたときは湯が渇水したらしく、入浴できませんでした。
今日はなみなみとお湯で満たされていたので、とっぷりと浸かることが出来ました。
・・・ちょっと、ぬるいなあ。
でも、野趣は満点。
山の中腹にある、温泉スポットまで登ってきました。
この辺は火山性ガスが至るところで噴出しており、荒涼とした風景。
噴気を直接浴びているところには、きれいな硫黄の結晶が出来ています。
やって来ました、ここが絶景の「仙気の湯」。新潟県一の絶景秘湯と思います。ってか、それ以上の場所を、俺は知りません。
ご覧のとおり、俺が着いたときは誰も入浴客の姿がない。
いつもだったら、週末の休日に来れば湯船はけっこうな芋あらい状態、それだけ人気の絶景風呂です。
ヤッホーー!!そんな絶景、ひとりじめ!!
台風の日を選んだのは、正解でした。
この湯船に浸かりながら眺める白馬連峰の雄大な姿。
澄み切った空を流れていく雲。
心地良い高原の風。
すべてが最高だあ。
最高の時間を楽しんだのち、いよいよ下山。
この辺の標高では高山植物が多くて、その花には秋の気配を感じます。
白い木の実は、シラタマノキといい、木の実としては珍しい真っ白な果実が付いています。
この実を指でぷちゅっ潰しますと。サロメチールそっくりのハッカ臭がするので面白い。
澄んだ青い花は、オヤマリンドウ。高山性のリンドウの仲間です。
白いブラシみたいな花は、イワショウブ。
高山植物の花に見とれながら、山道を歩いていきます。
帰りの峠道は、来たときとは打って変わって雲の中。
日本海から吹き上げた雲が、このあたりの山並みにかかって真っ白な世界に突入。
ブナの森が、幻想的な輝きを見せていました。
価格種別
本体
価格帯 136.62万円
136.62万円
諸費用
価格帯 4.44万円
4.44万円
本体価格
118.8万円
価格帯 118.8万円
10.77万円
価格帯 10.77万円
乗り出し価格
価格帯 141.06万円
141.06万円
129.57万円
価格帯 129.57万円
!価格は全国平均値(税込)です。
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コメント(全18件)
仙気の湯、すげー
入ってみたい!!
しかし維持管理をして下さる方に頭が下がりますね。
ステキです〜。バイクで山奥の秘湯巡り、憧れます
最初に出てきた白馬岳蓮華温泉は、入った事あるかもしれません。いまを遡る事約40年前、白馬岳を大雪渓側から登って朝日岳方面に向かい、下山途中に立ち寄った記憶がうっすらと、、、
あれから40年。山歩きどころかウォーキングもろくに出来ないだらけきったオヤジになってしまいました
トホホ^_^;
百式号、見るからに頼もしいですね。きたきつねさんの相棒に相応しいと思います
でもここまで山奥ですと、誰もいなければ・・・。
青森の海岸沿いを一人走ってた時は、結構知られてる海に面した熱めの露天温泉が見えましたが、男性が裸でいましたね~♪ (^^;)
自分のお気に入りは岩手県の網張温泉、森の中に仙女の湯があり混浴で野趣あふれる野天風呂でしたよ。
これから行ってみたいのは新潟県燕温泉の河原の湯、混浴でワイワイ楽しめる野天風呂らしいですね、秋になったらツーリングするつもりです。
これはすごい温泉だと思います。
燕温泉の黄金の湯は、行きたい行きたいと思いつつ、そのまま日々が過ぎ去っていきつつあります。
DR-BIGの末裔という巨体を駆って、この様な奥地まで分け入るところがスゴイ!
(おっしゃるとおり、温泉の撮影はその機会が相当限られますね。)
散策も含め、達人だなあと思いました。
北海道、百式でなくデコピン号なんですねΣ(・□・;)
おお~、たしかに絶景。
こんな景色を眺めながら入る温泉は、さぞ気持ち良いでしょうね。(。^ω^。)b
ただこう言う温泉に入った事が無いのでよく分からないのですが、
文中に【けっこうな芋あらい状態】とありますが、入りきらないくらい
人が来たらどうなるんですか。ブラブラさせながら待ってるんでしょうか?(・ω・`?)ハテ?
野天湯の湯めぐりなんて、オツですね(*^▽^*)
そして「仙気の湯」の絶景さと来たら、もう究極の域です!!
まさに桃源郷を想わせる素晴らしい温泉!いつまでも入って居たくなりますねw
かつては私も野天湯を目指して廃道アタックを繰り返して居ましたが、また挑戦したくなって来ました(*゚▽゚*)