きたきつねさんのHONDA ダックス125 ツーリング日記 「DAXの走破性、スゴすぎ!!　の1」

林道の入り口は道幅狭いけど、わりと走りやすい状態。ほとんど車の通行はなさそうな静かな場所です。

遠くに、幾重にも連なる砂防ダム群が、梅雨の豊富な水量で滝となり、見事な景色を見せています。遠くから見ているだけで、さわやか。

高台まで登ってくると、ふもとの集落の景色が良く見えます。

森の中にある棚田がイイ感じ。

分岐する細いダートに入ってみました。

下から見上げると。。。

スキー場くらいの傾斜がある石だらけのダート。しかも路肩がなくていきなり谷になっている。

こんなとこ、行けるかな、デコピンで。

よし、トライだ!!

ぶいいいいい・・・

ザリッザリッ・・・ガツ・・ゴリゴリ

ぶいんぶいん・・・ぶぶべべべ・・・

ズルズル・・・ザコッ・・

頂部まであとちょっと、というところまで登坂。

路面が荒れすぎており、最期の20メートル位は単独行でのチャレンジは危険すぎと判断。

ここから、登ってきたルートを振り返ると、大変な高さまで来ています。

こんなルートは通常のトレール車ではフロントが浮き上がるし、さらに路面はグリップの効かない大粒の砂利。ここを登ってこれるなんて、なかなかヤルなあ、デコピン。

でも、帰り道こそ本当に危険。デコピンのすべすべノーマルタイヤで到底グリップなど期待できません。

前後ブレーキをリズミカルにかるくタッチし、グリップとスリップのギリギリのさじ加減でダウンヒル。いい汗かきました。

お昼時になりましたので、山の中腹にある大きな砂防ダムのうえでお弁当タイム。

足もとに流れ落ちるきれいな清流を眺めながら、手作りおにぎり(特大サイズ)をムシャムシャ。んふーーー。。旨いー。

さて、食休み後はいよいよ山頂を目指します。

どんどん登るほどに荒れるルート。舗装部分が所々残っていますが、左右から覆い被さる植物が行く手を塞ぎます。

でもでも。

短足DAXはこういうとこ、強いねー。ハードアタッカーだったらハンドルが引っかかる薮でも、デコピンはミラーを畳んでくぐっていけました。

その先、路面が深さ20㎝ほどの川みたいになっています。前日までの梅雨時の雨で水没したようです。

この辺までならデコピンで走破。

さらにその先。

もうちょっとで峠の頂部が見えてきそうな場所まで来ていましたが、ついに沼だか湿地みたいな状況に荒れ果てていました。

はい、ここでサバイバルごっこは終了します。遭難したくないので。

帰りの道中で。

田んぼが広がる場所まで降りてきましたが、正面に上信越自動車道の、いくつも連続する見事なアーチ橋があるのに気付きました。

この道路(上信越道)を何度か走っていても、こんな構造だったとは分らなかった。

下から見ると、違う景色が見えるんだなあ。

おしまい。。。。

ではなく、次回、当日夜の部に突入しますよ。