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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
456件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
70人

盟友ブリ太郎殿の灼熱艦隊戦

車種名
SUZUKI Vストローム1050XT
Myバイク
百式

ハッハッハ。きつね隊長である、コミュの諸兄ご機嫌よう。

此度、東北方面隊盟友ブリ太郎殿より、共同戦線に赴く旨、モールスによる通信連絡があった。

宜しい、私も面会したいと思っていた頃合だった故、百式を駆って上越高田より馳せ参じた。

8月4日0800,新潟県北部、関川村の道の駅にて艦隊集結。

巡洋艦の百式のほか、ブリ隊フリゲート級3騎が合流した。私のみ初顔合わせのようだが、1騎は同じ新潟ナンバー、聞けば同じ新発田の出身という。ルートに詳しい者が他にいるのは心強い。

ブリ隊長はこれまで長いこと通信にて情報交流していたのだが、その素性は私と同じワイルド系のキャラと拝見した。

互いに挨拶を交わし、おおまかな作戦計画を打ち合わせる。

まずは新発田の市街地方面へと進む。

 

最初の目的地は、新発田城址である。

現在、城本体は存在しないが、城の四隅に配置された三階櫓、そして城門が現存する。

ブリ氏はその構造の端々を詳細に観察、感嘆の声を上げている。

むう。。私はその世界には疎いのであるが、人それぞれ視えている世界が違うものだ、と感じた次第だ。

幼少の頃より見慣れた新発田城であるが、ブリ氏の解説によりその貴重さを学ぶことができ、まこと感謝である。

続いて、新発田城址に隣接する陸軍白壁兵舎に向かう。

ここでは陸軍時代の展示や、現在の陸上自衛隊の活動などについて展示がされており、初めて訪れた場所であるが意外な発見があったりした。

屋外展示されていたOH-6ヘリコプターで上空からのツーリングと洒落込みたいところであるが、誰も航空機免許を所有しておらず、叶わなかった。

新発田市街地を4騎編成で移動し、次なる目的地へと移動。

城下町特有のやや走り難い道路構造だが、地元出身者二名がそれぞれ先頭、しんがりを務めることにより東北友軍の護衛を行う、完璧なフォーメーション。

 

第3の目的地、そこは静寂が支配する碧の楽園であった。

清水園と称するその建築物は旧新発田藩溝口侯の屋敷と言われ、美しい庭園を巡ることができる。

猛暑の最中ではあったが、心の安らぎを得られる庭園であった。

作戦時間1200、腹が減っては戦ができぬ、ここで旨い飯を食すのがよい。

これがいよいよ艦隊戦、ならぬ歓待戦の開戦だ。

新発田市米倉集落の中央付近に立地する「水音の里」なる蕎麦処に入場。

お品書きより、だいこん蕎麦なるものをオーダー。おろしが載った蕎麦を予想していたが、大根千切りが載った蕎麦であった。これは意外。

地元蕎麦であろうか、コシのある風味豊かな蕎麦を啜る。むう。旨し!

食後、新発田より山中の赤谷方面の最終目的地へと進んだ。

県道335号を加治川ダム方向へ進んでいくと、その道中に存在する謎めいたトンネル群が現れる。NETに於いて神殿か、遺跡か、と騒がれている洞門。

私は昔からその場所に訪れていて馴染み深い場所なのだが、現在突如として注目を浴びているようだ。

皆、危険のないよう注意を払い画像の記録を行った。

洞門内は周囲からの湧水により冷涼な環境、猛暑の時間帯であるが人心地つく場所だ。

この地点より各隊員はそれぞれの帰るべき方向に向け順次離脱。

 

解散後の道程が、さらに過酷を極めた。

新潟県内の猛暑地点として知られる新津、三条、長岡を経由するルートでの上越帰省。

周囲の気温、36℃と百式のメーターパネルに表示される。この酷暑を乗り切るべく、五泉市を流れる早出川の河川敷へと入ってきた。

この川には新潟県内では大変珍しい木製の沈下橋が存在する。

その下の河原で足を水に浸かり、体に水をかけてクールダウン。

さらにその先、田上町にて道の駅たがみに立ち寄り、小休止。

アスファルト路面で焼けた風を浴び続けたため、エアコンの効いた休憩室でアイスを食す。

むう。。。極楽である。。

その先、頭上に立ち登る積乱雲を苦々しく見上げながら、長岡市より高速道に上がり上越近辺までワープ移動。

夕刻1730、はるばる越後の国へと赴いた盟友ブリ氏との歓待戦は成功裏に終了す。

私からの報告は以上である。では、ウェビコミュ諸兄、再見(ツァイツェン)!!

  • 都道府県:
  • 新潟県
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コメント(全20件)

Maxさん
こんばんは
酷暑ツーリング、もう変態の領域超えて命がけツーリング。
ご無事の帰還何よりです。
では、また
  • (1)
  • 返信
きたきつねさん
我々の部隊以外にも、これほどの猛暑のなかを悠然と走り続ける騎兵部隊を多く見かけたものだ。おそらくは。互いに編隊、ならぬ変態と見ていたのであろう。心頭滅却すれば火もまた珠洲市。能登へ遠征に行きたくなるではないか。
遠きウェビ友との出会いは夏の暑さよりも刺激的であった。
  • (0)
  • 返信
チバアヒル(令和の馬笑)さん
新発田はツーリングでもいつも通り過ぎるだけで、立ち寄ったことはなかったのですが、城跡も残っていて、見所がありそうです。
新発田藩は、外様大名だったので戊辰戦争では微妙な立ち位置だったみたいですね。長岡藩が薩長軍に徹底抗戦したのとは対照的です。

沈下橋は、西日本だと高知、東日本だと埼玉や茨城に多くありますが、新潟にもあるとは初耳です。
機会があったら早出川の沈下橋も立ち寄ってみたいものです。(^^)
  • (2)
  • 返信
きたきつねさん
ほお。千葉家鴨殿は新発田へも来ておられたか。地元出身の私が言うのもアレだが、さほど魅力的なものは多くない土地。しかしそこで暮らすぶんには丁度よい田舎である故、私はその地に居を構えた次第である。
戊辰戦争:県北出身のワイフはその話になる度新発田藩を悪く言う。史実は私は分らぬが藩主は「寄らば大樹の陰」、「長いものには巻かれろ」的な風見鶏思想で歴史転換の大波を乗り越えたのではなかろうか。その思想は現代のサラリーマンにも脈々と受け継がれている。
沈下橋、時代劇などでよく登場する風情ある造りだが、私は以前、川の増水時に実際この橋が沈下寸前で激流に耐えている姿を見た。その際、いにしえの英知は侮れぬな、と感じたものだ。
とくに観光化されたものではなく、地元農業者が対岸の畑に抜けるため利用している。もちろん一般人の通行も自由。
  • (1)
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GFさん
予科練出身なんで、ヘリも大丈夫ですよ~
  • (1)
  • 返信
きたきつねさん
なんと・・・二輪車のみならず、ヘリコプターまで乗れてしまう・・・幅広いスキルをお持ちですな。
くだんのOH-6について、最近は見かけておらぬが以前は我が家の上空を「バフバフバフ・・」バイクのような音を立てて飛行する姿を幾度か見かけた。
徹底した軽量化とコンパクトな機体は、例えるならば空飛ぶ軽自動車、と言った風情。
  • (0)
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杉さん
だいこん蕎麦とは珍しいですね、これは興味津々です。
又、へぎ蕎麦というのもあるらしいのでいつか食べ比べに行きますよ♪
  • (1)
  • 返信
きたきつねさん
左様。他の蕎麦店でその名を頼めば十中八九おろしがどかっと麺に載ったものが登場するであろう。
この店に於いては違う意味で予想を裏切られたわけであるが、刺身のツマのような千切りダイコンと蕎麦の相性はなかなか宜しい。
猛暑のなかを移動してきた我々にはこのようなさっぱりした蕎麦が有り難かった。
へぎ蕎麦、これも越後の名物。つなぎに海藻の布海苔を用いており、ツルツルした喉ごしが官能的な蕎麦である。一度お試しあれ。
  • (0)
  • 返信
ブリ太郎さん
きたきつねさん 新発田マスツー 楽しかったです!
ありがとうございます。
沈下橋も素敵な木造構造物、機会を作ってぜひ見に行きたいです。
今後ともよろしくお願いします(*´ω`)
  • (1)
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きたきつねさん
ブリ隊長、此度の交流、善き時間をともに過ごせて楽しませていただきましたぞ。また貴殿の人脈の広さに感心した次第。
また専門的知見から、施設構造について随行ガイドのごとく解説をしてもらい、大変勉強となった。
帰路に於いて背後より虎視眈々とCBRを乗り熟す姿を見ていたが、峠では機敏な切り返しが鮮やかであった。マシンが善き相棒となっておりますな。ワッハッハ。これには赤谷のサルどももびっくりですわい。
  • (1)
  • 返信
サッシさん
こんにちは。きたきつね隊長^o^

マニアは、ホント、十人十色ですね^o^b
新潟ですら36度の猛暑日なんてΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
おそらく、体感温度はもっとあったかと思います。

隊長も、ツーリングの後は、ご自愛くださいm(_ _)m
  • (1)
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きたきつねさん
マニア:マスツーリングに於いて、同じルートを走ってきても各人の感想は様々であり、私のように草花ばかり目が行く者、旨そうなメシ屋に気をとられている者、走りに徹する者。同じ場所でそれぞれが違う世界を楽しんでいるのだな、と思う。
猛暑対策として、この日は水冷式ベストなる隠しアイテムをメッシュスーツの下に着用。走り出しから1時間ほどは上半身がよく冷えて快適であるが、それ以降は徐々にぬるくなり最期は重いだけのシロモノとなる。
  • (1)
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むすくさん
こんにちはー。

猛暑ツーリングお疲れ様でした。
36℃の平野移動
文字で見るだけで前半の涼し気な写真すら暑そうに見えてしまうふしぎ

やっぱり猛暑日は辛いですよー。
今日熊谷では最高気温34度でしたが、
かなりマシに感じました(前日まで17連猛暑日でした)
  • (1)
  • 返信
きたきつねさん
此度の遠征、午前は林の木陰が多かったのだが、昼過ぎの最も気温が高くなる時間帯に県央平野部の熱風のなかを駆け抜ける過酷ルートとなった。
マシンが走行しているとき、メッシュスーツを着込んでいても熱風が体に当たっているためクーリング効果が発揮されておらぬ。
また、知らず知らず汗を大量にかいており、それを風がたちまち乾燥させてしまうため自分が思う以上に脱水は進んでいるのだ。自宅に着いたあと、水風呂にしばらく浸かりスポーツドリンクで水分補給を行った。これにて、復活。
  • (0)
  • 返信
さすらいのライダーさん
こんにちは!!

きつね隊長!お久しぶりでしたw
歴史的建造物に大自然、国の守り。コンテンツ充実のマスツーだったようですね(*^▽^*)
隊員の方々も、それぞれ得意なジャンルも体験できて、皆様、大満足!!

グルメや沈下橋も登場して、思わず私も参加してみたくなるとても濃い内容がグッドです♪( ´▽`)

次なる冒険日記も楽しみにしております(๑>◡<๑)
  • (1)
  • 返信
きたきつねさん
さすライ殿も善き夏を堪能されているようで、なによりである。
私自身は神社仏閣城址等々歴史的な構築物に疎く、スルーしがちなのである。
が、今回のように詳しい者から解説いただけると、ようやく理解が進むようになるのだ。
このコミュは様々な個性に満ち溢れている。それぞれの得意分野を持ち寄ると、旅が一層味わい深くなるのだな。
よき経験となった。
  • (0)
  • 返信
yosuedさん
こんばんは^_^
夏真っ盛りの出動、勇戦のご様子。無事での帰還何よりであります

地下神殿のトンネルよいですね。ちょっと神秘的で涼しそう
一転して、信号待ちの皆さんの後ろ姿、とても暑そうで夏を感じます。日向の信号待ちの辛さもトンネルで感じる空気の冷たさも、ツーリングの醍醐味じゃないかと思います

変わった大根そばも河原の休憩も、素敵です
読ませていただいて、遠くに行きたくなりました〜
  • (1)
  • 返信
きたきつねさん
ふむ、今作戦への参集者はみな汗ダラとなって、真夏の太陽との全面戦争を繰り広げていたのだ。
かく言う私もクーリンググッズで武装したものの時間経過とともにオーバーヒート、ただ重いだけのシロモノとなった。昨今ベルチェ素子なるクーリングアイテムが新たに登場したと聞く。その進化に期待したいところだ。
地下神殿、つい数年前までは話題になることすらなかった、極めてローカルなところだったのだ。それがコロナ禍でネット内にウイルスのごとく拡散吹聴され、観光名所のような扱いになっていた。私はその洞門のわきに流れる沢で冷たい水に浸るのが楽しみだったのだが。観光客が増えすぎて入りづらい状態になってしまった。
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