杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「スイカとアジサイ/ 九十九里浜ツーリング 1」

では さっさと支度して午前8時 イザ出発、

東京湾沿いに南下するも通勤時間帯で渋滞、何んとか蘇我陸橋を越え 茂原街道(14号線)への継ぎました。

少し走ると草刈ドライブイン(市原市)があるので、疲れた左手を休ませます。

ここの名物は「くず餅」、かつて市原市の会社で働いていたころは 何度かいただいたことがあります。

柔らかい餅にきな粉と上品な白蜜で、地元の人にも永きに渡り愛されるご当地グルメです。

でも まだオープン前、中ではおばちゃんたちが準備中でした ガッカリ!

では 茂原を目指し出発、更に茂原街道を行くと 長柄ダムの標識が出ていました。

そこは涼しく景色もいいので 立ち寄ってみます。

程なくして到着、そこは青い水を満たし じつに美しい景色です。

周辺には3000本ほどの桜が植えられており、市民の憩いの場にもなっています。

そこから少し走ると、そこは広大なアウトレットモールの跡地、

建物は残されているが倒産したらしく、侵入禁止になっていました。

当時は華々しくオープンし観覧車も盛況だったが、ブームが過ぎると哀れな有様です。

その先へ走ると、農家の庭先に葵? が咲いている。

これはキレイだ! ピンク色で沈んだ気分も明るくしてくれます。

そして圏央道のガードをくぐると茂原の市街地に、

そこで県道(27号線)へ乗り継ぐと、辺りは田んぼの広がる農村の風景に、

直線道路がどこまでも続き爽快、エンジン音も軽やか いつまでも どこまでも走っていたくなります。

すると「あじさい屋敷」の標識が出ている、ようやく到着です。

時刻は午前10時なのに 既に観光バスもやって来ている。

ジャリ駐は8割ほどで 間もなく満車になるかも、入園有料なのに大盛況です。

すると 係員が店舗前のスペースへ案内してくれた、そこは舗装してあるので助かります。

そこへ SXR155がやって来た。

これは渋いカラーリングで一番のお気に入り、間近で見て買いたくなってしまった。

受付の前には スイカがたくさん並べられています。

大きな札をいっぱい立て やる気満々だ、そこに色々書いてある。

「甘マ~イすいか 1個 1280えん 税込みで」、

「わけ有り 農協を通さず直送のため 安めです」、

「千葉 八街 甘~イ すいかです」と、ひらがな・カタカナ・記号を駆使してアッピールしています。

でも 荷物になるからか 買う人はいなかった。

では 受付で入園料 600円支払います。

そこでは 房州枇杷を売っている。

値札には「高級 房州びわ 1箱 4000えん 税込みです」と書いてある。

先日 道の駅で6000円だったが、ここのは安い、

同じ房州枇杷でも品種が色々あるのかも、

すると受付のおばさん曰く「これではなく そっちの枇杷を撮ってください、インスタ映えするように並べたんですよ」だと、

ただ並べただけだが じつに旨そうだ。

続けて言う「たくさん撮って拡散してください」だと、SNSを利用しようとは なかなか商売上手です。

長屋門を出ると そこがアジサイ園、ちょうど見ごろのようで みずみずしさ感じられます。

ここは山の斜面を利用したもので、250種 1000株ほどあるというから 見ごたえ十分、

色とりどりで 白・赤・ピンク・青など カラフルな花の世界が楽しめます。

すると 目の前にピンクの花が、今日は日差しがあり 花びらがより鮮やかに見えます。

これまで使ってたいデジカメがお釈迦に、今回は新しいカメラを使用します。

だが 花びらは苦手のようなので、持参した一眼レフでも 撮りまくりです。

さて 見てまわるには斜面を登らなくてはなりません、お年寄りにとっては試練かも、

では 意を決して登山に挑むも、急斜面が続き息切れしてしまう。

でも 心臓ペースメーカーが頑張り 何んとか頂上へ、

そこから見渡すと、庭園と家屋が一望 なかなかの景色でした。

さて ここから九十九里浜が近いので行ってみます。

九十九里浜といえば初夏の花・ハマヒルガオが有名、

だが、近年は絶滅が危惧されているので、気になるところです。

それでは現在 どのような状況か 見に行きます。

つづく