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Jagamaruさん
現車確認の時に燃料計の調子が良くなく、安定しないと説明がありました。
確かに、見ると指針が不安定に上下していたのですが、タンク容量と燃費を把握していればメーターなんてなくてもいいと思ったし、実際前車は残量警告灯のみで問題なく乗っていたので気にはしていませんでした。
GSFが手元に来て、過走行(?)ならではのメンテナンスを楽しみながら乗っていると、燃料計の針の振れが少しずつ気になってきて、終いには全く動かなくなってしまいました。ネットオークションで中古純正のメーターやゲージを眺めつつ、マニュアルの手順に基づいてチェックしましたが、どうも確実な原因特定に至らず、安いメーターとゲージを落札し、1つずつ交換と確認をしても改善に至らず、もう気になって気になって仕方がなくなってしまいました。
この冬の間に一気に各部のリフレッシュをして、それが一段落したので、時間をかけて原因究明に取り組みました。
これまで各パーツに針を振らせるような不具合が見当たらず、ゲージからメーターまでの接続を目視でチェック、間違いなく接続されているのも確認できました。
あと考えられる原因は···断線???
気を取り直して、ゲージやメーター単体の配線を見たら、多少のサビはあったものの、きちんと配線されているし、導通も問題ありません。
あとはメインハーネス。ゲージ側のコネクタからメーター側のコネクタまで導通がありません。
やっと原因が分かりました。
メインハーネスの他の配線は問題ないので、燃料計の配線のみ、長さもさほどではない事から、引き直そうかとも思いましたが、配線の束の中から1本だけ抜いて新たな1本を差し込む手間を考えたら、きちんと元に戻せる自信がないので、断線部位を特定してバイパス配線する事にしました。
見る人が見たら、いい加減な配線に見えるでしょうか?
年式を考えたらあちこち不具合が出るのは当たり前だし、完璧を目指して時間をかければ乗れる時間を削る事になるので、ここは妥協します。メインハーネスに添わせるように配線すれば、外からは容易に見えないし、第一、そこを気にして見る人なんていませんよね?
結線して車体を元に戻し、キーをONにしたら、針が満タンの位置を安定して指しています。
ポンプを使ってタンク内のガソリンを抜いて空にすれば針は[E]を指し、再び満タンにすれば満タンの位置に戻ります。
これにて燃料計の修理は終わりました。
整備日記を投稿するつもりがなかったので、写真は撮っていません。
ノウハウをたくさん持っているプロに頼めば早く確実に直していただけるんでしょうが、こんな苦労も楽しみの1つとして経験を積むことができました。
とかなんとかカッコつけて言ってますが、出すお金がないと、こうして手間暇かけて自分でやるしかないんです🤣
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