ハリーさんのYAMAHA セロー 250 ツーリング日記 「セロー：函岳・ピヤシリ山の林道群（美深町・他）」

上川町を朝6時に出発して美深町の道北スーパー林道入口に到着した。青空を見上げて「今年はイケる!」と思ったけれど。6分山D605のグリップに注意しながら深砂利ダートを駆け上がっていく。

標高1129mの函岳山頂からは360度パノラマが広がり、晴れた日には日本海とオホーツク海を遠望できる、らしい・・。しかし写真のような有り様で何も見えない。4年前と同じだ。

前日の午後は晴れ渡っていたと連日登ってきたオフローダーから聞いた。残念だけど来年以降にまた来るさ。ダート全長57kmのスーパー林道を東へ向けて快走して気分転換した。

次はピヤシリ山の東側に回りこんで地図D地点から山頂へと続くダートを走る。4年前は道道60号線沿いの入口が封鎖されていたけど今回は開いていた。途中の神門の滝で休憩した。

しかし入口から12km地点で通行止めだった。あと2kmほどで峠のはずなのに。無理すればバリケードの脇を抜けられそうだったけど、いい歳してレンタルバイクでやる行為ではない。引き返してピヤシリ山の西側に回りこむことにする。

移動途中で生まれて初めてスキージャンプ台の実物を見た。あんなところを滑り下りてジャンプするなんて。こわすぎる。着地失敗したら死んでしまう。信じられない。

ピヤシリスキー場ロッジ前から山頂へと続くダートが始まる。晴れ渡った青空の色が濃ゆい。「今から函岳に向かえば・・」と考えたけれど遠すぎる。ピヤシリ山に集中する。

深砂利ダートを駆け上がる。後半に深いガレあり。標高を上げるにつれて眺望が開けそうになるけど霧がかかってくる。コーナーでジムニーとすれ違ってお互いに肝を冷やした。

この林道ピヤシリ越線の西側も峠を越えたところで通行止めだった。峠付近の約2km区間を通行止めにしているようだ。おとなしくUターンして支線を走りながら下山していった。

朝から走りっぱなしでヘロヘロだ。上川町に戻る道道101号線がとても長かった。やはり北海道はリエゾンの距離感が違う。予備プランに入れていた愛別町の林道を走る元気は残っていなかった。

本日の走行距離448km(ダート約120km)セローよ2日目もお疲れさん。