杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「中軽井沢・塩沢湖／信州･甲州ツーリング No.4」

1日目の続き　紅葉の軽井沢タリアセンへ

それでは、紅葉のスポット「塩沢湖」へ向かいます。

白糸ハイランドウェイの終点は北軽井沢、ここは万座温泉へ向かう「浅間白根火山ルート」の入口、

だが、今日は反対方面へ走り 軽井沢を目指します。

やはり北軽井沢は寒い、そこで持参したインナーを着込み出発、

走るは浅間白根さわやか街道（146号線）、路面も良好 中高速コーナーを一気に駆け抜けます。

すると、右手に「浅間山」が顔を出してくれました。

今日は穏やかに晴れ渡れ、逆光の美しい景色です。

ここから見る限り、噴煙は見当たりません。

噴火警戒レベルは 2009年が「3」、2015年は「2」でした。

現在は警戒レベル「1」なので、火山活動は落ち着いているようです。

更に走り続けると、高速S字カーブのお出ましだ。

その先は低速コーナーと、バイクには楽しい山岳ロードです。

沿道は紅葉の最盛期、西日に照らされ色鮮やかです。

見ごろは 例年10月中旬から11月上旬だといいます。

軽井沢の紅葉は、カラマツとモミジ、そしてシラカバが多いらしい。

そしてミズナラも多くあるようで、ドングリは 熊やリスたちの食料になっているという。

浅間白根さわやか街道は、まだまだ下りコーナーの連続です。

それでは 車体をバンクさせコーナリング、バイクの醍醐味が楽しめます。

すると 急に開けた、どうやら中軽井沢の街らしい。

ここは星野温泉の前、何んと 大モミジが色づいています。

あまりに見事なので緊急停止、観光客の皆さん写真を撮っているので わたくしも記念に一枚、

そこから少し走ると、JR中軽井沢駅前に出ました。

前方に「歴史民俗資料館」の看板が出ている。

そこには何が展示してあるのか、興味があるので立ち寄ってみました。

受付のおじいさんによると、かつての生活道具や民族資料などが 7000点あまり展示しているという。

1階には縄文時代の土器や、軽井沢開拓の歴史について解説しています。

2階は当時の農機具などが展示されていました。

そのほか、宿場の歴史やアプト式鉄道に関する資料も展示しています。

ここは軽井沢の歴史が ぎゅっとつまった郷土の歴史館でした。

それでは軽井沢の景勝地の一つ、「塩沢湖」へ行ってみることにしました。

紅葉のスポットとしても人気らしいので、どんな景色が見られるか 期待が膨らみます。

信濃鉄道を渡り、南へしばらく走ります。

今日は良く晴れ渡り、沿道の秋景色を見ながら しばしのクルージング、

すると「塩沢湖」の標識が出ている、いよいよ到着です。

ここは「軽井沢タリアセン」、 塩沢湖を中心にボートやテニス・パターゴルフなどが楽しめるリクリエーション施設です。

料金を払い中へ一歩入ると、目の前に三角屋根の建物と紅葉した雑木林が、 

さすが軽井沢、こんなところでもオシャレです。

湖畔へ行くと 真っ赤なモミジがお出迎え、

湖と紅葉のいい景色、皆さん写真を撮りまくりです。

その先には 英国風の庭園や美術館、それにレストランなどもある。

そんな洋風の雰囲気を感じながら 散策が楽しめました。

塩沢湖の西側にやって来ると、紅葉と洋館が湖に映り込んでいる。

パンフレットによると、この洋館は睡鳩荘（すいきゅうそう）といいます。

アメリカ人建築家の設計によるもので、三越の元社長の別荘であったらしい。

現在 この別荘は、軽井沢の文化的存在になっています。

当時 別荘はステータスシンボル、そんな上流階級の人たちに 軽井沢は爆発的人気を誇っていたという。

それでは、お気に入りのカフェ（デリフランス）へ向かいます。

6～7km走るとJR軽井沢駅前、

そこに軽井沢アウトレットモール（正式名称・軽井沢プリンス ショッピングプラザ）はあります。

カフェはこの中にあり、カウンターは とびっきりの美女揃いです。

では パンとコーヒーを選び、奥の飲食コーナーでいただきます。

正面は大きなガラス窓、そこから アウトレットの中庭が望めます。

ここはずっと座っていたい特等席、だが陽は傾いてきたので 宿へ向かうことにしよう。

軽井沢アウトレットモールを出て 碓氷バイパスを走ります。

だが 間もなく渋滞が延々と続いている、日曜日の軽井沢 恐るべし!

何んとか下山すると 松井田妙義IC、ここから上信越道を行くも事故渋滞だ もう最悪!

この分じゃ、宿へ到着は午後8時を過ぎるかも、

待たせては申し訳ないので、パーキングエリアから一報しました。

途中で食事を済ませ、宿に到着したのは午後8時半だ。

ここは湯端温泉、小さな旅館だが青い畳が印象的、

しかも Wi-fiが設置されているので、タブレットPCが使えて便利です。

風呂は離れの湯殿、男女別ではなく貸し切りなので、家族やカップルで利用できます。

ドアを開けると湯気が充満している、冷えた体が温まり極楽です。

さて明日は2日目、ウェビ友と妙義山を走ります。

つづく