杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「旧軽銀座／信州･甲州ツーリング No.3」

ここは群馬と長野の県境、これより長野県です。

さて、どこへ行ってみようか?

峠には「信濃の国みちしるべ」と、書かれた案内板が建てられている。

それには、旧軽井沢・白糸の滝・塩沢湖が描かれていたので、そこへ行ってみることにします。

では一番近い「旧軽銀座」へ向かいます。

まずは紅葉する街路樹を横目に バイクをゆっくり走らせます。

秋の行楽シーズンなのに車の通りが少なく ちょっと寂しい感じ、ツーリングには好都合だが、

景色を眺めながらゆっくり走っていると、軽井沢駅の看板が出ていました。

それでは、ここで軽井沢の観光マップを貰おうか、

だが駅前ローターリーは、バスとタクシーレーンのみで駐車スペースが見当たらない。

これは残念、では さっさと諦めマップルの地図を参考に走ります。

それでは駅前から、旧軽井沢線(133号線)を北へ向かいます。

ここも流れは順調、軽井沢の街並みを見ながらバイクをトコトコ走らせました。

少し行くと旧軽銀座の交差点、だが渋滞でなかなか進まない。

何んと、旧軽銀座のメーンストリートは通行止めだ!

前回来たときはバイクで走れたのに、今日は日曜日だから歩行者天国です。

それではバイクを停めて、ぶらぶら歩いてみよう、

銀座通りへ行ってみると、凄い人出 まるで満員電車並みです。

ここは若い人が多く外人さんも見かけます。

どういう訳か、中国人や韓国人ではなく欧米の人たちが多く見受けられました。

そこには歴史を感じる商店や オシャレなカフェもあり、皆さんそれぞれ 秋の休日を楽しんでいらっしゃいました。

しかし ライダージャケットでは場違いなので、早々に退散します。

バイクに戻り地図を見ると、この先に「白糸の滝」がある。

ここは40年ほと前 立ち寄ったことがあるような気がする。

ちょっと気になったので 行ってみることにしました。

旧軽から更に北へ走ると、「白糸ハイランドウェイ」です。

ここは森の中を走る山岳ロード、

だが有料道路なのに酷道、路面も荒れたところが多く一般道以下だ!

しばらく行くと、「白糸の滝」の茶店が見えて来ました。

道路脇に駐車場が設けてあるが、ほぼ満車状態です。

茶店の前を通りかかると、いい匂いがする。

皆さん 何か丸かじりしている、それはイワナでした。

では私も炭火焼きを、塩加減も絶妙 最高です。

さて、滝へは坂道を少し歩きます。

さすが人気の「白糸の滝」、長い行列が出来ていました。

ここは ほとんどが中国・韓国人、大きな声でおしゃべりしている、おおらかな国民性です。

ようやく「白糸の滝」が見えて来ました。

湾曲した岩肌から 無数の地下水が流れ落ちる美しい滝です。

幅70m 落差3m、広場を取り囲むような横長の滝で 見ごたえがあります。

滝の前には観光客が絶え間なく押し寄せ、マイナスイオンをたっぷり浴びています。

夏にはプロジェクションマッピングが、開催されるといいます。

「ライトアップ夜景遺産」に登録されているというので、一度見たいものです。

そして茶店に戻ると山は紅葉した木々に覆われている。

幹が白いから白樺かな? あるいはダテカンバか? 

もう10月末、この辺りは晩秋なので枯れ木が多いものの軽井沢の紅葉が楽しめました。

それでは「白糸ハイランドウェイ」を3kmほど山岳走行、

すると終点、そこは浅間白根火山ルートとの分岐点です。

ここからは浅間白根さわやか街道(146号線)で下山すると、そこは中軽井沢の町です。

この近くに紅葉のスポットがあるので 早速向かいます。

その後、群馬県の湯端温泉で一泊することにしました。

つづく