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五色台は高松市周辺のライダーにはおなじみのツーリングスポットで、私が生まれ育った地元でもあります。今も母が1人で暮らしており、2月末にもDR-Zでツーリングがてら帰ってみたのですが、前日に体調を崩して入院し、不在だったのが昨日退院したと電話があったため、早速顔を見に行ってきました。
2月は五色台スカイライン(県道281号)を走ったので、今日は県道180号で白峯寺周りのルートにしてみました。
白峯寺の入口からは眼下に麓の街並みが広がり、その向こうには番の州地区の工場や瀬戸大橋が見渡せます。例年3月末から四月の初めは参道脇にある白峯展望台の桜が見頃になるのですが、今日はまだ開花には早過ぎるようでつぼみの状態。満開になると3枚目の画像のようになり、桜の真下まで車やバイクで入れます。そういえば3年前のこの時もモタード化したDR-Zでした。
それにしてもモタード化したDR-Zは楽しい!もちろんサスはオフ車のままなのでモタードとして生まれたDR-Z400SMや普通のオンロードバイク並みとはいかないかもしれませんが、自分なりにイニシャルやダンパーのセッティングでごまかして多少はマシになっていると思います。
ワインディングを楽しみながら山を下り、続いてこれまた景色のいい海岸沿いの道に差し掛かろうという時に、カウルが大破したYZF-R6が道路脇の溝にはまってポツンと取り残されていました。見通しの良いほぼ直線の区間で、進行方向に対して反対車線側ですし、周囲に破片が飛び散ったような形跡もなく、人影や他の車両も居ないという不思議な状況。ライダーさんが無事であれば良いのですが、無事ならこんな形で放置して居なくなったりしないだろうし・・・。
五色台を下って実家に立ち寄り、母の元気な姿を見た後は市街地を通って自宅に戻ります。しかし、ゆっくり走っているとチェーンのあたりからガチヤガチャと音がして気になります。信号待ちでチェーンの張り具合を確認すると確かに遊びは多めながら、そんなにガチャガチャ言うほどか?と、とりあえず大人しく走って帰宅、チェーンを張り直して念のために試走に出かけると、ガチャガチャ音は収まりました。
よしよし、せっかく再出撃したのでもうひとっ走りするか、と思いながら走っていると、今度は小さいながらもカチッ・・カチカチッ・・・という嫌な音がチェーンあたりから聞こえてきます。えっ?なんで?でも気味が悪い音だなあ、やっぱり帰ってもう1度点検してみよう・・・。
帰宅してリアタイヤを外してみると・・・!なんと!スプロケットホルダーのベアリングが破損し、カラーとスプロケットホルダーもガリガリに削れてしまっています!ガリガリ音の確認の際に何度もニュートラルやクラッチを切った状態で空走した際は、空走なら音が止んで抵抗もなく進んでいたんですが・・・。それに、ここのベアリングが破損するのはこれで2度目。最初にモタード化した際にも異音がしたので点検してみたらベアリングが破損していました。その時ちゃんと新品ベアリングに交換したのに・・・。
前回はベアリングが破損していただけでしたが、今回はスプロケットホルダーの一部とカラーが削れてしまっており、ベアリングの外輪がスプロケットホルダーの中に残って抜けません。いずれにせよホルダーごと交換が必要なのでモタードホイールは一旦取り外してオフ仕様に戻します。つい先月モタード化したばかりで、しかも楽しくて走りまくっていたのに・・・。
それにしてもなんでだろう?私の組み方が悪かった?それとも他に原因が?破損したスプロケットホルダーのベアリングはもちろん、ホイール側のベアリングも動きが渋いようなのでこの機会に新品交換しようと思います。スプロケットホルダーは新品買うと高そうだなあ。急がないのでまたオークションで気長に探すことにします。
ホイールをオフ仕様に換装するのであれば、ついでに新品を購入してあったフォークブーツも交換しておきました。2枚目の画像を撮ってから気付いたのですが、フォークブーツには空気抜きの穴が開いているんですね。進行方向の後ろ側に向くよう取り付けなくちゃいけないのに画像では内向きになっています。おまけにブレーキホースの取り回しもフォークの外側を通している!慌ててやるとロクなことはありませんね。どちらも後で直しておきました。
コメント(全4件)
お母様の退院を、桜の花が祝福してくれたような春ですね!
北海道も、後1ヶ月と少しで桜の花が咲きます!!
暗くて寒い、そして長かった冬が終わり、花々が咲き誇る生命感溢れたこの季節がいちばん好きですね(*^^*)
路肩に大破して打ち捨てられたR6。ライダーにとっても財産であるバイクですから、例え大怪我していても直ぐに引き揚げる算段を取るはずですから、そのまま放置されているとなるとオーナーの容態が案じられます… 直線道路ですから、対向車(或いはライダー自身)の脇見運転による正面衝突事故だったのでしょうか。。
ベアリングの破損!なんとか帰って来れる状態だったのが何よりでした。自宅から遥か遠くだったり、人里離れた山の中でのトラブルだったら…と考えると、ゾッとしますね(・_・;
実は私も経験があるんですよ。KSR PROでタイヤ交換して走り出した直後の事でした。チェーン付近からチャラチャラと金属音がするので「チェーン張りが緩すぎたか?」と思って帰って来たら寧ろ張り過ぎに近いテンション…少し緩めて再度走り出しても、気になる音が寧ろ大きくなって更にジャラジャラと言う音も加わったため「コリャ何か有る!!」と感じてUターン。帰宅してリアタイヤを外すと、粉々に粉砕されてホイールベアリングの玉がコロコロと転がって来ました( ̄▽ ̄;)
新車から5千キロ程しか走って居なかったので、ベアリングの新品不良(メイドインインドネシア!)だったのかもしれません。
しかし、この頃のDRZでしたら間違いなくベアリングは日本製の筈ですから、一体何が原因だったのでしょうか!?
私もバイク一台のみの所有だった頃、ホイール毎取り替えで乗って居ました。ジェベル200でサスペンションは調整出来ない構造だったので、純正ホイールASSYでオフロード用ブロックタイヤと、オンロード用タイヤを取っ替え引っ換え乗ってました。貧弱なサスペンションだったので、オンロードではモタードのような攻めた走りは出来なかったのですが、普段はオンロード用セットを履くようにして林道へ行く時にだけオフ用ホイールASSYにしていたため、オフロードタイヤは、行動走行可能なエンデューロ用を履いて居ました。このタイヤの性能はなかなかのもので、貧弱なサスペンションのジェベル200でも、かなり攻めた走りが出来て、オールラウンダーなバイクになってましたw
お母さんの元気な姿が見れて良かったですね。
あの山は、いつ見てもお〇ぱいにしか見えません。