TAKAさんのバイクショップの整備・カスタム作業録日記 「MC18」

キャブを開けてみるとフロート油面は左右でだいぶ狂って、ジェットも刻印が消えかけており番号が読み取れない状態。

インナーパーツはキースターで交換し、フロートは油面を合わせて組みましたがそれでもオーバーフロー…。

フロートバルブシートを磨き、ようやくオーバーフローしなくなりましたが、念のためシートも外注にて交換しました。ここは本来交換できない箇所ですが、今はNSR専門ショップ様のおかげでどうにかなります。

オイルポンプもきちんとエアー抜きすれば作動しましたので、分離に戻します。ケーブルの純正は出ないのですが、これも専門店様のおかげで新品で交換できます。

直結も社外キーシリンダーがありますので、ちゃんとキーでオンオフ出来るように。

タンクも錆取りをして、ラインにフィルターを挟みました。

チャンバーをどうにかステーを加工して固定。排気漏れも確認して、キャブの同調、メインジェットの変更を繰り返しプラグの焼けもいい感じになりました。

ただ、MC16のチャンバーのせいか9000rpmまではパワフルですが、10000rpmで頭打ち。

もったいないですね。

ウインカーを手直しでとりあえずで着けて公道に出れるようになりました?

ご予算が決まっていたので、ふつーに走れるまでにはなりましたが、貴重な2stなので大事に乗って欲しいですね。