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下準備も済ませて、錆取り剤も届いたので作業にかかる。
有名どころの花咲Gとか高いし、そもそも錆取り剤自体が効果があるのか疑心暗鬼だったので、お値段優先でモノタロウのPBを購入してみた。
個人的には、モノタロウって出荷遅いし、税別表示だし、やむを得ない場合以外は使いたくない。
能書とやり方の記載されたラベルを読むと、まずはコックやキャップを外したら、コック穴を塞ぐ。で、50°~60°のお湯で10~20倍にして希釈した錆取り剤を投入して3~24時間待って、排水、洗浄、錆取りに使用していない希釈済みの錆取り剤を1L投入してタンクを濯いで乾燥させる。との事。
XLR80Rのタンク容量は6L。濯ぎ用の分も考慮すると最低でも7Lの希釈済み溶液が必要になる。
だが多分溢すだろう。
なので溶液は余裕を持って8L作る事にした。
で、結果がこれである。
面だった赤錆が綺麗になくなり、恐らく根深かった部分が黒い線状に変色してる。ホルツの錆置換剤的な事なんじゃろうか? よくわからん。
値段を考えればタンク錆取り剤は十分に使えるとは思う。
が、洗浄用の高水圧水栓にタンクの断熱方法(タンクが収まる発泡スチロールの箱でもあれば良いかもしれない)や使用済み溶液の保存容器、何をおいてもタンク穴塞ぎの丁度良いナニカ。などなどその他色々が手間であった。
まあサンメカでそれなりの出来栄えで良い、と言うならば十分にアリだとは思う。
「俺の愛車はレア物旧車」という方は業者手配が1番。金はただとるものではないのだから。
後は本当ならシーラーとかでコーティングすれば完璧なのだろうが、失敗する未来しか見えない。
花咲Gとの効果の差は不明だが、錆取りと簡易コーティングが手軽に行えて、値段は半分程度。
まあ数千円の費用と多少の手間なりの出来栄えだが、後は常に満タン保持を心がければ、大丈夫だろう。多分、きっと、maybe。
まあ、それなりになったので、XR80Rのポリタンクから純正仕様に戻せた。
値段と仕上がりを勘案すれば、まあお試しとしては十分だろう。結局錆への対処法は、新品交換、錆びさせないようにメンテ。定期的に乗る。これが鉄板であるとわかった。
人柱的な実験としてはまずまずの結果なので、まあ良いとしよう。最終的には息子に譲る予定だし、それまで動体保存できれば良いのだ。
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