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杉さん
1日目 箱根・大涌谷~小涌谷温泉へ、
今日は日差したっぷり、絶好のお出かけ日和になりました。
自然の恵みに触れ合える最高のツーリングになるかも、
まずは東関道から 首都高へと乗り継いで行きます。
ところが 渋谷線は火災により一部通行止めらしい、では行けるところまで行ってみよう。
首都高のコーナーを軽快に走っていると 係員が一般道へ誘導、やはり通行止だ。
渋滞の多摩川通りを走り、ようやく用賀から東名に乗り入れました。
ここが東名のスタート地点、車が少なく独占状態です。
しばらく走り海老名SAで一休み、さて これからどこへ行ってみようか?
地図を見ると この先は箱根、せっかくだから箱根路を走ることにします。
そこで今日の宿を探すと、小涌谷温泉のホテルに空きがあり 予約しました。
それでは箱根を目指して出発、東名本線に戻ると上り線が渋滞している。
今日は3連休の最終日、これから東京へ帰る人は大変、
小田原厚木道路へ入り、ETCレーンを通過しても 料金が表示がされない。
ええ? そこで レーンの先でバイクを停止、
すると、男性の係員が小走りにやって来た。
「すみません、不具合で課金されなかったようです」という。
ETCカードを渡し課金してもらうも、荷物を降ろしシートを外しETC本体から取り出すのが大変、
それでは出発、小田原厚木道路からは右手に富士山が見られました。何度見ても美しい姿です。
ここは取締り重点路線、捕まらないよう制限速度の70キロで走行します。
そして やって来ました箱根湯本、箱根外輪山の麓にある温泉地です。
避暑地のイメージがあるが ここは意外に標高が低く100m 夏はけっこう暑い、
さすが箱根最大の温泉地、外人さんも多く ここは日本?って感じです。
みやげ物屋さんも たくさん並び見るだけでも楽しい。
箱根湯本からは登山の始まりです。
走るは1号線・東海道、急カーブの続く坂道を ギヤダウンして登って行きます。
そして宮ノ下を過ぎると強羅温泉です。
ここは好きなところ、しっとりとした箱根独特の雰囲気と高級感が味わえます。
時刻は午後2時、チェックインには まだ時間があるので どこかへ寄ってみようか、
道路脇へバイクを止め地図を眺めていると、通りすがりのライトバンが止まった。
すると ドアガラスを開け「どこへ行くんですか?」という。地元の方かな?50代の男性です。
咄嗟に「大涌谷へ行こうかと思っています」、応えてしまった。
すると彼、「なら逆ですよ、この道を・・・」と 親切に教えてくれます。
見知らぬ土地で思いがけない優しさに触れ、人の温もりを感じました。
では、せっかく教えていただいたので 大涌谷へ行くことにしました。
辺りは冬枯れの雑木林、雪は溶け今にも春が訪れそうな気配が感じられます。
カーブを幾つも越えて行くと急に渋滞、
そして大涌谷の駐車場近くまで来たが 満車状態なので車は大変。
正面には荒涼とした山肌から噴煙がもうもうと立ち昇り、自然の息吹を感じます。
辺りには硫黄の匂いが立ち込め まるで地獄の様相です。
さすが人気の観光スポット、ロープウェーからの行列も出来ている。
見ると中国人・韓国人が多いが、欧米からの観光客もおり 箱根は国際的です。
売店を覗くと やはり人気は名物の黒玉子、硫黄泉の鉄分が酸化して黒くなるというが ほんと真っ黒です。
なにやら1個食うと3年、3個食うと死ぬまで生きるという。 ありがたや延命長寿の玉子だ。
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