杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「パラグライダー&片貝海岸／九十九里浜 NO.1（改訂版）」

外へ出ると 庭のカンヒ桜も開花し、春らしい気候になってきました。

ではエンジンスタート、

市街地は渋滞するので、東関道・湾岸千葉ICから高速に乗ります。

そして京葉道路へ乗り継ぐと渋滞、房州へ向かう観光客の車がほとんどです。

そして貝塚ICで高速を降り 一般道をのんびりと走ります。

今日は吹く風も爽やか、日差しも穏やかでツーリング日和です。 

126号泉・東金街道を走っていると 道の駅が見えたのでカフェタイムにします。

入口に 「千葉県産いちご」と大きく表示されている。

成東（なるとう）地区は関東最大級のイチゴ狩りの地域です。

一部の農園では高級イチゴの 「アイベリー」がイチゴ狩り出来るという。

これは愛知県で育成されたイチゴで、香りが良く糖度も高く程よい酸味で濃厚な味わいだという。

また「ふさの香」は千葉県産の新品種、栃木県の「とちおとめ」と同じ位い甘く、桃のような香りがするという。

イチゴ園で見かけたら是非お勧めです。

更に東金街道を行くと、東金の町に入りました。

道路の両脇には昔ながらの旧家が至る所に残されています。

その昔、徳川家康公が鷹狩りに訪れたという。

そのために整備されたのが御成街道、船橋から東金までを結ぶ37kmの道はほぼ一直線です。

東金は商業の中心地、活気ある土地でもあったらしい。

だが、近郊に大型店舗が進出し今は静かな街といった感じです。

東金からは25号線・片貝線を東へと走ります。

途中、コンビニがあったのでカフェタイム、

何んとそこに一人乗りの超小型ＥＶ 「トヨタ COMS」がある。

COMS（コムス）とは、C＝ちょっと O＝お出かけ M＝街まで S＝スイスイ、

これは あまり面白くもないが。

このコムスは100％電気自動車、エコでクリーンなゼロエミッションビークルです。

満充電で50km走行可能、価格約80万円、

関連会社に勤めていたので、会社では見ていたが町で見るのは初めてです。

トヨタは電気自動車の普及には あまり推進していません。

関連企業や石油業界の業績に影響が出るかららしい。

そこから しばらく走ると九十九里浜に出ました、ここは片貝海岸です。

九十九里浜のほぼ中央にあり 古くから海水浴場として賑わっています。

どこまでも広がる大海原、澄み渡る青い海 気分爽快です。

空を見上げると何か飛んでいる。

カラフルなパラグライダーだ、空の青に映え とてもきれいです。 

望遠レンズで覗くと背中に大きなプロペラが付いている、直径1mほどの円形です。 

どうやら動力はエンジン、これはモーターパラグライダーというらしい。

聞くところによると、エンジンは60~250ccで、価格は約100万円らしい。

上昇下降、左右自在に操縦している。 とても気持ち良さそうだ。

ここはスカイスポーツのほかに、マリンスポーツも盛んです。

ジェットスキーやサーフィン、それにシュノーケリングなども楽しめるらしい。

九十九里は波が高くサーフィンが適しているらしく、一年中 多くのサーファーが集まります。

砂浜に波が打ち寄せ、幾重もの白波がきれいです。

そして心地いい波の音、リゾート気分を盛り上げてくれます

そんな砂浜には 散歩する人がおられます。

小さな女の子と母親も散歩をしている。

母親は2匹の白い犬にひかれ、その後ろには母を追う女の子。

誰に邪魔されることもなく どこかほのぼのとした光景、まさに春の海といったところです。

九十九里浜は、日本の渚100選に選ばれた美しい砂浜、

その昔、源頼朝の命で1里ごとに矢を立てたところ 99本に達したという。

全長約60kmほどの砂浜は、遥か彼方まで弧を描き絵になる光景です。

それでは 更に海岸線を南へとバイクを走らせます。

（訂正版につきコメ不要）

つづく