WestgenさんのHONDA VTR1000Fファイアストーム ツーリング日記 「バイクの日に手掘り温泉で整う~笹の滝」

高野山奥之院駐車場

平日朝の渋滞に巻き込まれるのは嫌なので実家を早朝5:40に出発。京奈和道で南下し御所道路に入る手前のマクドナルドに6:05到着。朝食後6:30に出発し、紀北かつらぎIC(7:00)~R480で高野山へ。

高野山へは普段は橋本ICから紀ノ川フルーツライン経由で、タイトコーナーの続く高野山道路を使うのだが、最近の雨で荒れてたら嫌だったのでこの日は無難にR480をチョイスした。出光の高野山SSに7:30到着。

給油後、奥之院駐車場で一服&トイレ。

道の駅 ごまさんスカイタワー

奥之院駐車場を7:55に出発し、高野龍神スカイラインで護摩壇山へ。

朝のスカイラインは最高! 8:18到着。

道の駅 熊野古道中辺路

ごまさんを8:30に出発し、R371→(9:00)R425→(9:04)K198のルートで、9:14に鍛冶屋川口交差点からR311へ入る。

しばらくすると路線バスを先頭に金魚のフン状況になって来たので、道の駅で一服。

9:24到着。

川湯温泉無料駐車場

中辺路の道の駅を9:35に出発、川湯温泉街の一番川下側に公設(おそらく)の無料駐車場に9:55到着。
駐車場の一角の真新しいトイレには更衣室と冷水ながらシャワーもある。残念ながら更衣室はコロナ禍のせいで今は閉鎖されていたので、車の陰に隠れて革パンツを脱ぎ、予めはいていた海パン姿になる。

川湯温泉

海パン姿で首に手ぬぐい、手にはスコップを持って、駐車場から清流・大塔川沿いに500mほど遡ると薬師橋があり、橋を渡った対岸には無料の露天風呂「薬師の湯」がある。

4年前の台風20号による豪雨で受けた被害から、見事復活を遂げていた!(嬉)

川湯薬師の湯&手掘りマイ温泉&めはりずし
 

まずは薬師の湯に入ろうとしたが、湯が熱くて入れなかったので、庇の柱にあるスイッチをONにして川の水を汲み上げる。適温になるまでの間、持参したスコップで河原を掘り、自分専用のプライベート温泉作りに励む。気泡が出てる所を見つけては掘り拡げていき、ようやく寝ころべるぐらいの大きさに。冬の仙人風呂ぐらいの湯温を期待しつつ、いざ入浴!
残念ながら、ひなた水程度の温度でしかなかったが、川の水もどんどん湧いて来ているので、まぁこんなもんでしょう。
適温になった薬師の湯に浸かって、汗が出てきたら川に飛び込んでクールダウンし、また湯に浸かる。というサイクルを3回繰り返したら、自然の中でサウナ並みに整った!かな?(笑)

ちょうど正午になったので、腹ごしらえに薬師橋のすぐ上手にある「喫茶 こぶち」で地元名物の「めはりずし(3つ入り500円)」をテイクアウトし河原で食した。

道の駅 十津川郷

さすがに暑くなってきたので、水着から着替える際にRSタイチの「水冷」アンダーシャツをシャワーで濡らして、軽く絞ってから12:35に出発。

熊野川沿いを飛ばしている間は結構涼しかったが、十津川の道の駅に13:00に着いた時にはすっかり乾いていた。

一服後、トイレでタオルを濡らしてアンダーシャツを湿らせてから、13:20リスタート。

笹の滝(入口~滝)

以前から行ってみたかった、日本の滝百選の一つ「笹の滝」。R168の風屋ダム手前のヘアピンカーブから入って行くのだが、このあたりを通るのはいつも夕刻なので、行きそびれていた。

この日はまだまだ早かったのでR168を東に逸れ(13:30)、十津川の支流に沿ってガードレールもまばらでトラップ(苔と落石)だらけの険しい道を12km遡る。国道から20分弱でようやく入口まで辿り着き、少し手前の公衆トイレ付近にFireStormを駐め、ジャケットを脱いで歩き出す。

滝までは巨岩の下をくぐり抜けつつ、200mほど沢登り(ブーツで行けます)。

笹の滝

さすがに百選の滝で、その迫力は半端ない。

マイナスイオンの効果か、真夏の昼下がりとは思えない涼しさ。

1時間半程の寄り道になるが、国道からの「酷道」と沢登り・沢下り中のスリップ事故にくれぐれも気を付けて、是非行って見ることをお勧めしたい。