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DUCATI 848はもちろん片持スイングアームなので、少しやりにくいですがホイールを養生すればそのまま作業は出来ます。
[交換手順]
(1)まずはキャリパーの固定ボルトを外します。それでキャリパーが外れます。
画像には写っていませんがキャリパーのセンターにパッドピンがあり、それはCリングで抜け止めされています。
(2)Cリングを取り外して、パッドピンを抜きます。
※パッドピンは非常に抜きづらく固いので、保護をした上でウォータポンププライヤーでキャリパーごと挟んで抜きました。
(3)上部にパッドスプリング?があるので、それを取り外します。
(4)これでブレーキパッドは外れます。
せっかくなのでキャリパーの掃除、ピストンの揉み出しをやりました。
やはりピストンの左右で出るスピードが違ったので、手持ちのシリコングリスを塗っては縮め、拭いては出す。そして塗る。
何回かするとスムーズになりました。
この時はCCIのメタルラバーが無かったもので、その後すぐ買いました。
間違えてもピストンの出し過ぎには注意です。
エア抜き大変なので。
選んだパッドは、デイトナのハイパーシンタードパッドです。
安心のデイトナですし、リヤブレーキは効きではなくコントロール性、耐摩耗性が重視されますので。
外してから気付きましたが、どうも前のオーナーもハイパーシンタードパッドだったみたいです。
色が焼けて分からなかったですが。
(5)新しいパッドの角を少しだけ面取りして、取付面に薄くブレーキグリスを塗って取り付けます。
(6)あとは元通り復元して完了です。
※当たり前ですが、使用前にきちんとブレーキペダルを踏んでパッドの当たりは出してください。
縮めたまま乗ると一発目効きませんので。
ブレーキの効きも良く、鳴きもおさまったので成功ですね。
当分交換の必要はありませんね。
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