作業に入る前にタイヤ外さずFフェンダー交換可能かリサーチしてみましたが、タイヤはやはり外さねばならぬ模様。
SSだとサーキット走る事も前提としてるからかタイヤ外さずともフェンダー外せるタイプが多いようですが、ストリートが主戦場のGSX-S、タイヤは外してFフェンダー交換してね!という事らしい。
というワケでフェンダー交換の作業にはフロントアップが必要になります。で、タイヤが接地してる段階でフロントアクスル等を緩めておきます。アップした後だと大変なので。
フロントアクスルシャフトは19ミリのデカい6角レンチを回り止めに使いながら27ミリのソケットを使って緩めます。
リアをスタンドで上げたら、フロントも上げます。キャリパーやセンサーのボルトを緩めてキャリパーも外しておきます。ブレーキホースクランプ部分からブレーキホースも外してずらしておきましょう。
J-TRIPのフロントスタンド使ってますが、外したキャリパー吊るす用のステンフックが付属してくるのがありがたい。インシュロックで任意の場所に付けれます。
アクスルシャフトを抜いて、フロントタイヤ外すとこまで出来ました。フロントスタンドの高さ設定が低い位置だとタイヤ外れないので、上げる前に確認した方が良いです。
アクスルシャフトを抜く際にはフォーク下部にあるアクスルピンチボルトも緩めておく必要があります。(片側2本の計4本)
フェンダーの向きを変えつつ、上手い事取り出せるように頭使う感じでようやくフロントフェンダーが外れます。
今回付けるカーボンフロントフェンダーと純正フェンダーの比較。
カーボンの柄ですが、他の純正色部分と塗装のトーンが合うように、自分は綾織り艶ありの物を選択してます。
純正形状を謳ってるだけに全く同じ形。比較候補でマジカルレーシング製のカーボンフェンダーもあったんだけど、フォークガード一体式の造形が自分の好みとは合わなかったので今回スピードラ製を選んでます。
スピードラ製のフェンダー、出来が良いと思います。
純正フェンダーに付いているブレーキホースクランプは流用でカーボンフロントフェンダー側に移植するようになってます。
純正フェンダーに付いてるクランプはリベット止めなので、ベルトサンダーでカシメ部分を削り外しました。ただしあまり長い時間ベルサン当ててるとクランプやリベットが熱を持ち純正フェンダー側に熱が伝わり変形しますのでご注意を!自分は歪みかけさせましたw
休みながら少しずつ削れば大丈夫です。
これが亀裂部分。綺麗に乗ってきたGSX-Sだから結構ショックでした。エンジン掛かってない状態で押して動かそうとしてたのがせめてもの救い。亀裂で済んで大きく割れなかったので。
今回の交換に繋がっているからなんか複雑な心境ですが、心機一転という事に。
純正フェンダーも取っておいて、補修もいずれ行うつもりです。
ディスクロックの外し忘れには注意しましょう。エンジン掛かってると下手すりゃ転倒、ついでにブレーキディスクも歪んで終わります。
ブレーキホースクランプの拡大画像。
左右の間違い防止かRとLの刻印がそれぞれ入ってます。意外と親切ですねSUZUKIさんw
純正のリベット止めに対しこちらはロックナットと6角レンチを使うボルト止め。そうそう緩まないでしょうがネジ止め剤使うのもアリ。
純正ブレーキホースクランプの移植完了。
スピードラのステッカーも付いてたから何となく一緒に撮ってみた。付属品として他にカーボンプレートのキーホルダーも付いてた。
こういうオマケ、自分は好きですねw
移植と言えば、純正フェンダーに付いてるゴム製のグロメットも移植します。
カーボンフェンダー側にもグロメットは付いているのですが、純正グロメットじゃないとフェンダーの収まりがしっくりきません。
移植の際にはシリコンスプレー使用を推奨します。作業の楽さが段違いです。
作業しながら片手で撮影なので変な構図はご愛敬。
カーボンフェンダーをフォークに仮止めしていきます。
フォーク側のネジ穴とカーボンフェンダー側のネジ穴位置を合わせる為に、ズレ防止でアクスルシャフトを入れてます。
軽く締めといて次の作業へ移りましょう。
長くなったんで後編に続きます。
つづく。
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