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プロフィール

誕生日
1月 9日  
血液型
B型  
都道府県
 
活動エリア
関西 
ライダースキル
中級 
乗車頻度
頻繁 
整備スキル
中級 

ステータス

日記投稿件数
22件
インプレ投稿件数
108件
MYバイク登録台数
10台
友達
2人
(0)
hawkさん hawkさん   2021年04月07日

【DUCATI ドゥカティ SBK 848 サスペンション セッティング 方法 セッティングデータ】

車種名
DUCATI 848
Myバイク
DUCATI 848

∞オーバーホール後サスセッティング∞
【タイヤ】
メッツラー スポルテックM7RR

【空気圧】
[フロント]2.2kg/cm2
[リア ]2.4kg/cm2

【ブレーキマスター】
[ブレンボラジアルマスターΦ19×20]

【フロント】純正SHOWA倒立
[フォークオイル]
指定 shell 7.5w 439cc
今回 Hiroko 5w相当 油面未測定
[突き出し]無し
[プリロード] 高さ基準18mm
設定 25mm ケガキ線2段目(7段中)
[リバウンド] MAX20クリック/基準12クリック戻し
最強から9クリック戻し
[コンプ] 基準3/4回転戻し
最強から3/4回転戻し

【リア】オーリンズTTX36 Mark2(DU931)
[スクーデリアオクムラ フルメンテナンス]
[バネレート] 標準80N/mm
75N/mm
[プリロード] 基準21mm
16クリック(擬似的に)締め(45°×16)
全抜きから4回転相当締め(mm数は未測定)
[リバウンド] MAX25クリック/基準14クリック戻し
最強から13クリック戻し
[コンプ] MAX25クリック/基準12クリック戻し
最強から20クリック戻し

[車高]純正リンクロッド非調整式 軸距185mm
ストリートファイターS リンクロッド交換済 軸距 190mm少々
ネジ部4.0~4.5山

※画像はセッティング前なのでリンクロッドも短いし、
プリロードは掛かってません。

今回は前後ともオーバーホール相当なので、1からセッティング。
リアのバネレートを落とし、スプリングの劣化も解消されている。
車高はバネレートダウンなので適正の中でそれなりの高さでセット。
純正よりはリンクロッドで推定5mm少し伸ばしている。
以前はバネレートが高すぎるため、跳ねてプリロードが掛けられなかった。仕方なくリア車高を限界まで上げることで擬似的にプリロードが掛かっているように演出。

・いつもの初期セットにて。
[前後プリロード最弱]
[前後減衰 最弱から5クリック締め]
[フロントコンプのみ最強から1回転戻し]

軽快に曲がるが以前ほどではなく、明らかにリアの高さが低い。ブレーキングをリリースしてもリアが低いので二次旋回が鈍く、減衰が弱いので落ち着かない。一次旋回においてもフロントが安定せず内向していく感じがある。

・フロント/リアのプリロードを掛ける。
フロントの内向はマシになり、それなりに乗れるレベル。
まだまだリアのプリロードが足りない。

・フロント/リアのプリロードを掛ける
・フロントの伸び減衰を掛ける。
フロントは2段目。ブレーキングからリリースの反力もよく、あとは減衰を更に掛けていけば完成。リアはそれなりに乗れるレベルだが、まだプリロードが足りない。

・フロントの伸び減衰掛ける、リアのプリロード、伸び減衰掛ける。
ブレーキングでの沈み込みが抑えられ安定してきた。
その反力でリアへの荷重移動もスムーズになる。
フロントはほぼ完成。
リアの高さが安定してきた。
伸び減衰を掛けたのでプリロードでの違いが曖昧になった。が、プリロードはほぼ適正。嫌みがなく、良い高さから荷重を掛けていける。
二次旋回での沈み込みがまだ多い印象。

・リアの伸び減衰掛ける。
ブレーキングからのリリースでリアへの移行がよりスムーズになった。
ほぼ完成に近いとは思う。
が2時間弱それなりの速度で走っており、今日はこれにて体力の限界。
ブレーキング時の沈み込みが少し早いのでフロントの圧減衰を0.25回転掛ける。高速域への対応のため、前後の伸び減衰を1クリック増やす。
セッティング終了。

翌日、確認のため走行。
どれも問題なく昨日の最終調整でバッチリ完了。
(旋回速度:低速~40km/h、中速~70km/h、高速80km/h以上想定)

ネット上には無茶苦茶なセッティング(または理論)が多すぎる。
プリロードは抜けばいいとか、プリロードは掛けて減衰を抜けばいいとか。どちらも非常にデリケートで大切なものです。


※1クリックまたは1回転すれば乗り味は全く変わります※


このSBK 848とてセッティング次第でCBRの様にすることも出来ます。

ただ、それではDUCATIの旨味が失くなり、楽しみもなく遅いですが。

各部位の役割を考えれば、それなりのセッティングは誰にでも出来る。
(記載以上に実際は何本も走って設定も変えています。)

(1)前後サスペンションオーバーホール、リンク周り点検
(2)タイヤ、ブレーキ、エンジン等メンテナンス

_____ここから初めてセッティングの始まり_____

一次旋回→フロント___パーシャル→前後___二次旋回→リア

(3)プリロードを含めた車高調整(静的・動的)
(4)減衰を弱めた状態でプリロード調整(動的)
(5)伸び減衰調整後、圧減衰調整で仕上げ→→→完成!






"DUCATIは乗りにくい"






全くもってその通りで
標準セットのままでは非常に乗りにくいでしょう。


購入当時は乗れたもんじゃないと思いましたよ(笑)


跳ねるし曲がらないし、接地感もまるで無し。
そのくせ急にパタンと倒れるので安定性の欠片もありません。


でもそれでDUCATIを降りてしまってはあまりに勿体無い!

だからこそ私は乗りやすくセッティングを変えたかったし、めちゃくちゃ楽しいバイクなので何か目に見えるもので残そうと思いました。


私のサスペンションセッティングの方向性は、"DUCATIの旨味"を残し安心してブレーキング、バンクが出来、リアステアで曲がりながら立ち上がりでスロットル全開での加速を許容する欲張りなセッティングです。

数多の中のひとつのセッティングですし、走るシーンや速度域が変われば全く別のセッティングになります。

備忘録ではありますが、だれかの参考になればと思います。

その後スクーデリアオクムラにてフロントフォークのフルオーバーホールをしました。


インナーチューブはクロスハッチで磨き、アウターチューブも新品かと思うくらい綺麗にしてもらいました。

2回目の利用ですが、評判通りキッチリ作業してくれます。


フォークオイルは#5から#10に変更。


推奨セッティングで


伸び減衰を最強から10クリック戻し
圧減衰を最強から0.75回転戻し(同じ)
油面140mm(スプリング有り)


に変更されました。






で、乗ってみたんですが...











ぜんっぜん乗り辛い!


ターンインは重くフロントが入っていかないし、アクションして入れればパタンと倒れる感じで安定感が足りない...


バランスが崩れたのかリアも高く感じるし、一次旋回、パーシャル、二次旋回全てに影響が出てます。



乗った感覚から伸び減衰を2クリック戻し(最強から12クリック戻し)、圧減衰そのままで乗ってみました。

場合によってはフロントのプリロードの変更や、はたまたリア車高(車高を変えるとゼロから全セッティングのやり直し)から変えないとダメかな?と思いました...。





が...





ほぼドンピシャです!



ターンインの重さはほとんど無くなり、特にパーシャル域で「粘り」が出てよりスロットル開度が大きく出来るようになりました。


もちろん二次旋回も以前の状態に近く戻っています。




正直ここまで影響が出るとは自分で書いときながらも思いませんでした。



フォークオイルの粘度、少しのクリック数で全体のバランスがとても変わります。


やっぱりサスペンションセッティングって奥が深すぎる。


秋にはタイヤ交換を考えているので、同じタイヤでもまた再セッティングが必要ですね。


より良いセッティング目指してこれからも調整していきます。

その後、タイヤをメッツラーM9RRに交換し岡山国際サーキットの走行会へ参加!

タイヤの特性は非常に似ていて、早急にサスセットを変更する必要性は感じないくらいでした。

それもまた驚きです。

M7RRのまま全体的にグリップレベルが良くなって、より曲がりやすいようなモーションを感じます。

タイヤのクッション性や性格はほぼ同じでした。

一旦は現状で走ろうと思います。

前までは走るだけだったんですが、最近はタイムも少し気にするようになってきまして

まだまだ全然ですが、とりあえず2分切りは今回出来たので1分50秒台前半、50秒切りを目指してやっていこうと思います(^^)

あれから更に半年ちょい。(2022年6月)



結局、慣れもあるのかサスセッティングは変えずに乗っています。←あれほど言っておいて変えてないんかいw


またまた走行会に参加してきまして、今年初のサーキットでしたし、トラフィックもあり結局タイムは同じくらい。
 

ただ、2分フラットで連続周回(少しマージンは残したまま)は出来るようになっているので総合力は上がったかな?


おそらくクリアラップを取れればベストは確実に更新していたと思いますね。残念。






サスセッティングを変えていない理由はきちんとありまして。






同じセッティングで基本的にツーリングからサーキット走行までカバーしていまして、本当言うと1コーナーのブレーキングで少しノーズダイブを多く感じているのですが、まだまだ自分の技量だと現状の性能を発揮しきれていないのをハッキリと感じています。  



毎月走行会に参加していれば改善のしようもあるでしょうが、年2回から5回くらいでは中々そうもいきませんね。
(岡山は年2回)

まあ結局不満なのは自分の技量の方ですし。




一定レベルのセッティングは出来ていますし、そこへの持って行き方もこうやって記録に残すことで把握出来ています。


来年が車検ですしまたフォークオイル、タイヤ交換はしますので、そこから改めてセッティングしてもいいかなーというのが現在の状態です。

我ながら良いセッティングだと自負しています(^^)
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