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きたきつねさん

ステータス

日記投稿件数
419件
インプレ投稿件数
20件
Myバイク登録台数
13台
ウェビ友
43人

「そこに、ヒスイはあるんか?」糸魚川林道ツーリング(後編)

ツーリング期間
2020年08月29日 ~ 2020年08月30日
車種名
HONDA CRF125F
Myバイク
ハードアタッカー
走行距離
230km

絶景露天風呂、素敵ダートルート開拓と順調にミッションクリアした糸魚川林道ツーリング、二日目の日曜日のお話しに移ります。
本日はTOMさんたっての希望だったヒスイ探索も盛り込んでの欲張り企画となりました。
さて、果たして激レアジュエリーのヒスイに、出会えるのでしょうか。

8月30日、日曜日の朝。6時前から皆さん起き出して活動を始めていました。
昨夜はさすがに疲れが出たのか、あまり夜更かしせずに寝入ったので、朝が早かったようです。

「コロローーーン」遠くからキツツキのドラミング音が静かな森の中に響き渡ります。
そんな野鳥の音に耳を澄ましながら、ホットコーヒーをゆっくり飲み干す。
そんなとき、ゆっくりとした時間の流れを感じます。

朝の陽射しに、明星山の輝きが増してきました。
ここからの眺めは、最高ですね。
早朝の風はとても肌に心地良く、次第に目が冴えてきます。

簡単な朝食を済ませ、本日の行動ミーティング。
どこまで行ってみようかな。

気温が高くなる前の7時にはキャンプ道具の撤収を終えて、再び荷車でドナドナです。
駐車場までは長い未舗装の坂道なので、暑い季節はちょっと大変。
せっかく魅力的な環境のキャンプ場なので、こういう所もどうにか整備できないのかな。と思う俺は欲張りなのか。

さあ、各自のマシンに跨がって、出ッ発ーっ!
げんまさん、ブレーキは治ってるかな?

キャンプ場から出て10数分のところに小滝川ヒスイ峡があります。
ここで、本物のヒスイを見ていきましょう。

ここは公園として整備されており、貴重なヒスイ原石が展示されています。
二人が指さしている部分が、明らかにヒスイとわかるあたり。

白いなかにやや青みを感じるこの部分。
品質的にはあまり良いものではないですが、この質感をよーーーく、目を凝らして観察しておけば、ヒスイ探しの時に参考になるかと思います。

河原へ降りて、ヒスイ探索へ。
ここは国定公園なので、ヒスイ原石保護地区内です。
もし運良くヒスイを見つけても、持ち帰りは怒られちゃうのでご注意を。
TOM「コレも、ソレも、ヒスイだろ?」
矢継ぎ早に俺に鑑定させようとはやし立てるTOMさん。そんなに沢山は落ちてないでしょ。
ただひとつ。
俺が対岸に見つけた、直径1メートルほどの白みがかった岩、コレこそヒスイ原石とみた。

→後日、このヒスイ峡がテレビで紹介されていましたが、その岩こそがヒスイ原石であることを紹介していました。よっしゃ、俺の鑑定眼は、間違いなし!

再びバイクに乗って細い峠道を進むと、今朝ほどキャンプ場から見えていた明星山の山裾の岩壁が広がります。
迫り来るような白い岩肌は、ここから見るとすごい迫力。圧迫感すら感じさせます。

そびえ立つ明星山全景。
デカい!ファインダーに納めきれない。
コンデジで表現しきれないこの迫力。

ウェビコミュ皆さま。ぜひ、一度現地に来て、この迫力を全身で感じてみてください。

小滝川の近くまで降りてみました。
透明度の高い水が、朝陽を反射してまぶしく輝いています。

ヒスイには関心が無く、とにかくダートを走りたいげんまさん。
河原の荒れた場所を登ってみたりと、落ち着かない様子。

狭い峠道を進んで、今度はでかい砂防ダムへと降りてきました。

この辺りは岩山が多く、大雨が降ると渓谷は鉄砲水に見舞われる危険がある地域。
要塞のような厳つい砂防ダムを築いて、下流地域を防御します。
TOM「おっ!あったぞ、コレ、ヒスイだろ?」
その辺の白っぽい石を指さして色めき立つTOMさん。先ほどからまだヒスイに心を囚われています。
だーかーらー。そんな簡単に、見つからないんだって。

小滝集落まで降りてきて、ここから分岐する峠道へと進みました。
マップを見ると、そこには不動滝キャンプ場があるらしい。まだ来たことがなかったので、現地を確認。

ここがその場所ですが、芝のきれいな谷あいの公園で、設備は最小限整備されているようです。
んん。悪くない環境だね。

キャンプ場から奥へ進むと、ここのご神体である不動滝に出られます。
滝の周りには、湿気を含んだ爽やかな風がながれてきます。

どうどうと流れ落ちる不動滝。
細い条線ですが、まっすぐ流れ落ちる姿には気品を感じますね。

さて観光も楽しんだから、そろそろキャンプ場に戻ろう。

キャンプ場へ入る直前、道路上にサルの集団が。
「そこ、密、密です!」と都知事が言ったとか言わなかったとか。今年の流行語にノミネートされましたね。

時間は10時半頃。
今日も快晴、気温はうなぎ登り。
戻ってきたキャンプ場の売店でアイスを購入して、高浪ノ池の風景を眺めながらひとときの涼を味わいます。

トランポにキャンプ道具とマシンを積み込んで、ここのキャンプ場を出発します。
ふいーー。車内はエアコンが効くから、この時期イイわ。トランポさいこー!

国道148号を、日本海方向へと降りてきました。
やってきたのは、糸魚川市の旧青海町、姫川河口からほど近い青海シーサイドパーク。
ここの海岸は玉砂利の浜で、夏は海水浴場として賑わいを見せます。
ここの海岸は、ヒスイ拾いが楽しめます。
(厳格に言えば、河川法だったかで小石一個の採取でもダメとか言いますが、この地元ではそんな細かいことを言いません)
遠くには先客のヒスイ採取者がポツリポツリ。

っと?ええ!すっぽんぽん姿のおっちゃんが!海岸をブラーリ、ブラリ。ナニ考えてんの。通報もんだね、こりゃ。危なすぎて画像無し!

俺「ほら!TOMさーん!コレ、ヒスイだよー!」
TOM「おお!コレか、コレなのか!」
俺「嘘だびょーーん!コレ、キツネ石っての。ふふ。引っかかったね、コンコン!」
TOM「うぬ。キツネめ、かついだな」

鮮やかな緑色に、誰もがだまされる通称「キツネ石」本物はここまで鮮やかな緑色をしてません。

俺「TOMさん、今度こそガチもんのヒスイだよ」
TOM「おお!コレはきれいだ」
ひっひっひ。コレもキツネ石なのだ。コンコン!
でも、無理ないよね。これだけ鮮やかな緑色なら、やっぱ間違えちゃうって。

結局一時間ほど渚を歩いてみて、俺も本物との出会いは無し。

じゃあ、今度はTOMさんの収穫をば、わたくしめが鑑定してあげましょう。
ビニル袋に詰め込まれた数十個の石っころをひょいひょいと鑑定。
ぜんっぜんチガウ。白っぽい石はみんな石英とかメノウばかり。キツネ石にだまされちゃうくらいだから。。。

っと?
袋の底から現れた、握り拳より一回り小さめの石に、眼が釘付けとなる俺。
持った感触が違う。ずっしりした金属のような重量感。そしてガッチリしたこの硬度。
・・モノホンじゃ、ないですかーー!
今度は俺がビックリさせられましたとさ。
ビギナーズラックって、あるんだね。本当に。

そこへ、ちょうど姫川河川敷で単独冒険していたげんまさんが帰還。
げんま「いやー。楽しかったっスよ。メチャ、走りまくってきました」
そう、姫川河川敷は俺も昔、ガレ場走行練習した懐かしい場所。短時間の練習にはうってつけのフィールドです。
三者三様、糸魚川の大自然を満喫し、帰路を目指しました。

糸魚川にて現地解散の後、俺は北陸道を北上。
ちょっと遅い昼食をとりに、上越市の名立谷浜SAで休憩。
ああー。。この時間、やっぱりあっついですー。35度越え?

ここのSAからは、碧い日本海が望めます。
昼食を済ませ、冷え冷えのアイスコーヒーを飲みながら、ここからの眺めを堪能。
さーて。家まで、もうひとっ走り。

と言うところで、おしまい。
長文にお付き合いいただき、ありがとうです。
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コメント(全10件)

NINJA BAKAさん
TOMさん、すごいですね!宝石見つけちゃいましたねぇ。

僕は宝石の原石がどれだか全くわかりません。
どれを見てもただの石にしか見えないんだもん。
  • (0)
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Refさん
こんばんわ。
TOMさんのヒスイへの執着はきっと家族に持って帰ると宣言しちゃったかのようですね。TOMさんは念願のヒスイをゲットし、げんまさんもガレ場の練習を堪能でき、十分に満足されたことが想像できます。ツアーガイドをお疲れ様でした!!
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きたきつねさん
NINJA BAKAさん:コン回のツーリングで、TOMさんのヒキの強さに驚かされました。
俺は以前この糸魚川で暮らしていたんですが、その頃しょっちゅう海岸でヒスイ拾いに興じていましたものの、大粒の原石にはついぞ出会えなかったんです。それを一発で探し当てたTOMさんに脱帽。
そもそも本物のヒスイって、Chap25のように意外なほど地味目の見た目をしていて、普通の人にはそれと認識できないものです。また、ヒスイマニアが拾いに来ている中でその石を拾えたというのもツキの強さを感じます。
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きたきつねさん
Refさん:あっはっは。TOMさん、ひょっとしてご家族に「獲らぬ狸」宣言してたのかも。以前からヒスイ拾いの話をすると、目を輝かせていました。よほど楽しみにしてたんでしょうね。それぞれの楽しさを糸魚川で楽しんで来れたのは、企画した俺も甲斐がありました。
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さすらいのライダーさん
おはようございます!
ついに本物のヒスイをゲット!!
きつね石も石英、メノウも、私にはサッパリ違いが分かりません〜(*≧∀≦*)
宝石の末端価格ってバラボーですが、ダイヤモンドと違って原石との価格差って意外と少ないのかな??
(ダイヤモンドは買う時は凄まじい値段ですが、買取額は購入時の30分の1程度ですからね)

トランポツーリングなら、オフロード走行で流した汗も、帰りの車内ではエアコンで涼しくクールダウンして帰れますねw
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SYUJIさん
こんにちはー。
ヒスイ見つけられてよかったですね。
キツネ石も色が綺麗で素敵っす。
盛り沢山のツーリングで最高ですねー!
楽しさが伝わってきます。
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きたきつねさん
さすライさん:いやー。俺もあのときは本気で捜してみたんですが、ついぞ見つからなかったです。TOMさんは強運の持ち主と言わざるをえません。
ヒスイ原石ってChap25のとおり地味目の石ころなんですが、水で濡らすと本来の透明感が表れて判別しやすくなります。だから、ほとんどの採取者は波打ち際を往復して捜します。きっと、あの原石も丁寧に研磨すればそこそこきれいな部分が見えてくるだろうと思います。
ちなみに。驚きの鑑定結果は・・・3万円!でしょうね。ネット販売とかで見かける相場で考えると、わりと大きい石なので透明度が低めでもそれなりの価格がつきます。
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きたきつねさん
SYUJIさん:久しぶりの糸魚川ツーリングとなりましたが、キャンプも温泉も楽しめました。そしてまさかのヒスイゲット。俺じゃないけど。いいなー。
そしてヒスイ原石より、日記で見たとおりキツネ石もけっこうきれいな石なんです。価値の問題じゃなくって、やっぱり石が秘める古代のロマンみたいなものを感じるんですね。
土曜に拾った石炭にしても、その辺に落ちているものじゃなく昔は「黒いダイヤ」と呼んで貴重なものとして扱われた鉱物資源。それをBBQで使うのもこれまた贅沢。
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本田エプ朗さん
コンにちは!相変わらず面白いし、たのしそうですね(笑)自分も何か素敵な石欲しいなぁ。買うより見つけるのが絶対たのしいと思います。自分は松ぼっくりやシダーローズや木の実を拾うのが好きです。拾うより、作品になる数が少なくて溢れてますけど(笑)ただなのが嬉しいですね(大笑)
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きたきつねさん
本田エプ朗さん:どもです。気心知れたメンバーでの行動は、盛り上がりが違いますね。でも、それぞれやりたいことの違いがあったりと。そんな時は現地で別行動。ヒスイ拾いなんてちょっとしたアトラクション気分でした。
松ぼっくり:おおー。それも楽しそう。木の実も自然が作り出した芸術品じゃないですか。 1605342291814M.jpg
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