カワサキ ZRX1100「【メンテHACK!】メーターギアとケーブルの清掃とグリスアップで動きを健全に保つ」

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webi男さん

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webi男さん

2020年09月19日

#カワサキ ZRX1100

【メンテHACK!】メーターギアとケーブルの清掃とグリスアップで動きを健全に保つ

車種名: カワサキ ZRX1100
Myバイク: カワサキ ZRX1100

作業工賃
区分	項目名	数量/工数 (h)	単価 (税抜)	金額	消費税	メモ

小計 (課税分)	---- 円
消費税	---- 円
小計 (非課税分)	---- 円
値引き	---- 円
総額	---- 円
実作業時間目安	---- 時間

1.【車両とやることの紹介】
車齢20年以上のzrx1100です。気持ち良く乗る事ができるように、こまめにメンテナンスしてコンディションを保っています。
・今回の作業について
スピードメーターギアとスピードメーターケーブルの清掃、グリスアップ
・作業時間
1時間程度(つけ置き時間は含まない)
・作業難易度
簡単

2.【使うアイテム】
・使用したパーツの品番やケミカルなど
グリース
・ブランドシルコリン
・品名 PRO RG2 (レーシンググリース)
・Webike掲載のURL(Webikeに掲載がない場合は他のURLを記載)など
https://www.webike.net/sd/224413/

3.【作業工程】
1:スピードメーターケーブルをメーターギアから外します。
2:フェンダー、ブレーキキャリパー、アッパーカウルを外します。
3:ホイールを外します。
4: スピードメーターケーブルをメーターから外し、取り出します。

5:スピードメーターケーブルのワイヤーを引き抜きます。

6:引き抜いたワイヤーの古いグリースを拭き取り、ワイヤーをつけ置き洗いします。
※参考にした資料ではガソリンに漬けるとありましたが、ガソリンを用意しにくかったので灯油を使用しました。

7:スピードメーターケーブルのアウターの内部をパーツクリーナーで洗浄します。パーツクリーナーが内部に残らないよう良く乾かしましょう。

8:メーターギア内の古いグリースを清掃し、新たにグリースを塗布します。
9:ワイヤーに着いた灯油をきれいに拭き取り、グリースを薄く塗り込みます。
10:ワイヤーをアウターに通し、小さなワッシャーを戻します。
11:ホイールと共にメーターギアをフォークに取り付け、ケーブルをギアとメーターに接続し、アッパーカウルを取り付ければ終了です。
・作業上の注意点やコツなどなど
メーターケーブルの接続部には、小さなワッシャーが入っているので、ワイヤーを引き抜く際に無くさないよう気をつけましょう。
走行時にメーターケーブル内ではワイヤーが勢いよく回転するので、車体から脱着する際に無理に曲げたり、洗浄する際にワイヤーやアウターを傷めたりすることがないように気をつけましょう。また、ワイヤーにグリースを塗布する際は、量が多過ぎるとグリースが抵抗となる恐れがありますので、グリースの塗布量に注意しましょう。

4.【アドバイス】
・これから作業を行う人に向けてアドバイスを!
この作業によって何かが目に見えて改善する訳ではありませんし、見た目が変わったりきれいになることもありません。ただ、車両が大分古くなってきましたので、こういったところもメンテナンスして車両を労わる事も必要だと思います。
幸いzrx1100は、今のところスピードメーターケーブルやメーターギアの部品供給がありますが、そのうち生産廃止となる事も見込まれるので、そのうち部品を延命させることもテーマになってくるのではないかと思っています。このバイクは自分にとってまだまだ乗りたい車両ですので、最近は、純正部品の買い置きも考え始めています。
メーターギアなんてホイールを外さないと見られませんし、ケーブルのワイヤーを抜くなんてなかなか考えませんので、見落としがちな部分かもしれませんが、こういったところの手入れをする事で車両の負担を軽くしたり、部品の寿命を伸ばしてやるのも良いのではないでしょうか。

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