18歳で普通二輪免許を取って、10年以上、大中小、シングル、ツイン、マルチと様々なサイズやエンジンのバイクに乗っていましたが、ある日免許を失い、それから十数年…飛び込み試験3回目にしてようやく小型二輪免許を取得できました。免許を取ってからというもの毎日のようにベスパを乗り、都内を走り回っていました。
最初は満足していたのですが、メタボを絵に描いたような私が乗るには非力さを感じることも度々…特に上り坂になると失速して車線の左端に寄ることもしばしば。以前ベスパの200に乗っていたこともあり、『中型欲しい!』となり、気が付いたら府中の申し込み窓口にいました(笑)
9月も半ばになり大学生の夏休みも終わっていたせいか、すぐに試験の予約も取れました。
『小型の試験の感覚も残っているし、次こそ1回で取れるかな?』等と甘い期待は試験当日、試験車両に跨がった瞬間に吹き飛びました。
CB400SF。思っていた以上にデカくて重い!久し振りの4気筒にも全く馴染めず小型の時と同じく一本橋で敢えなく撃沈しました。この日の試験官は一言もアドバイスもなく、無言で免許を返されました。このころの私は変に落第慣れしており、さほどショックも受けず次の試験の申し込みに向かいました。そこでアクシデントが…受験料の手持ちが足りなかったんです(恥)
「受験料は試験当日でも大丈夫ですよ」の声に救われましたが、毎回お金を払って試験を受けている事を再認識して、改めて『次こそは』と闘志を燃やすのでした(笑)
6へ続く…
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