「KSR-2レストア　クラッチワイヤー調整(解決編）」

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ＪＯＨＮ万次郎さん

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ＪＯＨＮ万次郎さん

2019年01月15日

KSR-2レストア　クラッチワイヤー調整(解決編）

・・・・さて、昨年KSR-2のクラッチ一式取替後、
「クラッチレバーを握り、クラッチを切った後、レバーを離していった時のクラッチが繋がるポイントがほとんどレバーを開放する寸前まで繋がらない」症状が発生し、未解決のままでしたが、ついに先日原因をつきとめました!!

こちらの写真が「クラッチ分解前」の画像です。

こちらが「クラッチ組付後」の画像です。
先日、2枚を見比べていると「ある事」に気付きました!!

それは、クラッチ分解前の画像には「クラッチプレッシャプレート」に製造時の組付けミス防止の為に塗布されたと思われる「白色ペイント塗布」が確認出来ますが、組付後の画像には「白色ペイント」が確認できませんでした!!
しかも、プレート中央部の穴周辺に溝加工がされているではありませんか!!

そして、意気揚々と分解した所、やはり逆に組付けしていました!!
その為、中央部の溝加工がありません。

逆に組付けた時の横から見た画像です。
溝加工されていない為、中央部の出っ張りが正常時より大きいです。
クラッチレバーを握るとこの中央部を押してクラッチスプリングを縮める事によって「クラッチが切れる」のですが、この状態では、「クラッチレバーを開放時でも少しクラッチスプリングを押し縮めていた」為、不具合が発生していたのです!!