特上ロースカツ丼さんのライディングスクール・講習会日記 「北川ライディングレッスン」

一時間という短い時間で出来ることは限られていると言うことで、北川選手から以下のの3つの点を意識して走って欲しいと言われました。

1:ステップの上に乗る
シートに腰をどっしり下ろすのではなくステップの上に足をしっかり載せて過重をかける。下半身はニーグリップを意識してしっかり締める

2:腕の力を抜く
下半身を固定する分、上半身は自由に動かせるようにする。余計な力はセルフステアの妨げになる。またハンドルを操作する時にも力が入っているときちんと切れない

3:目線
バイクは見た方向に曲がっていく。目で見るだけではなく顔を向けるようにする

コースに出て慣熟走行が始まります。コースは最初は直線スラロームから始まり、Rのきついコーナーの連続や加速出来る直線などを織り交ぜた設定でした。
先導付きで2周くらい走った後、北川選手から前の人に離されたりついて行けない人は自己申告で後ろの方に回るよう指示を受けました。走行をスムーズに進めるための簡単なクラス分けと言った所でしょうが、ここで改めて自分達はお客さんではなく受講者だと言うことを思い知らされます。
20名の受講者のうち自分は丁度中段くらいで走っていたのですが、明らかに後ろの人が速いと感じたので入れ替わってもらい一つ後ろに番手を落とすことにしました。

コースを覚えたところで今度は一人ずつスタートをずらしての練習走行になりました。スタート直後が自分の苦手な直線スラロームなので前の人との差があっと言う間に開きます。また直線後のタイトコーナーではオーバースピードで速度を殺しきれずにコースアウトする事が何回もありました。
数周回った所で北川選手から

・コーナリングでは目線を次へ次へと持って行く。いつまでも同じ所を見ていてはいけない
・曲がる時はフロントブレーキをかけて過重を前に持って行きコンパクトに曲がる
・フロントブレーキを使うため、コーナーを曲がったらしっかり加速する
・コーナリングは外から回る。アウトインインの感覚で

と言ったようなアドバイスがありました。実を言うとフロントブレーキを余り活用していなかったので、このアドバイスを元に走るようにしたら大分変わったような気がしました…実はGPSロガーのデータが上手く保存出来ていなくて数字が残っていないんですよ(苦笑)。

一時間という短い時間はあっと言う間に過ぎてレッスン終了です。北川選手から楽しかったか聞かれましたがメチャメチャ楽しかったです。グルグル回るの楽しい!と言うのもありますが、他の人との技量差を実感し、向上心を刺激されました。何より北川選手の教え方が的確且つ分かり易く、ライディングに即反映出来たのが良かったです。
北川選手選手も宣伝されてましたが 竜洋コースで行われている北川ライディングスクールの方にも俄然興味が沸きました。行くとしたらお金を貯めてレンタルバイクですが(受講条件はスズキ車何ですよね)。
最後に北川選手がこう言ってました…

「スズキのバイクを買って下さい」(笑)。

バイク買うのが一年遅かったら自分は多分V-Strom250買ってたかもしれません…残念!