ちゃこさんのSUZUKI GSX-R1000 バイクいじり日記 「フューエルワンの効果 vs SUZUKI車の持病」

.









od:40900km
→K6納車。スロットルボディ清掃済、プラグ&エアクリーナー新品

od:45500km
→ フューエルワン洗浄完了

od:47500km~
△ アイドリング200~300rpmダウン
× 暖機後の走り始めにエンジンストール

od:48700km
× セルのみでのエンジン始動が困難に

od:48800km
→ スロットルボディ清掃、プラグ交換

.











要約しますと…


*スロットルボディ清掃(納車時)から
→約6500km:アイドリングダウンの初期症状
→約7800km:エンジン始動困難

*フューエルワン洗浄完了から
→約2000km:アイドリングダウンの初期症状
→約3200km:エンジン始動困難

と、なります。



「…えっ?フューエルワンで洗浄したばかりなのですけど??」
と、当然 整備士さんに疑問を投げかけました。

『バタフライバルブよりエアクリーナー側には直接に洗浄剤が通らないので、ここのカーボンには効果が薄いのかも知れません』と。

燃料の吹き返しもありますし、整備士の立場から0とは言わない感じですが…
実際に吸入経路がカーボンで狭まっていたのと黒いプラグを見たいちユーザーの結論としては


フューエルワンはSUZUKI車の持病対策にはならなかった。

です。

言うまでもなく製品の効果を全否定しているのではありません。
スロットルボディのカーボン蓄積が効果を上回ってしまったのでしょう。


.

.












K3でもスロットルボディ清掃(納車時)から、約8000kmでエンジンストールの症状が出てしまい、ツーリングプランをキャンセルしてショップへ直行した事がありました。


自分は2台で経験している症状なのと見聞きした情報から"SUZUKI車の持病"としましたが、全てのインジェクション車に起きる訳ではありません。

例えば、高回転まで使える小排気量なら不具合は出難いでしょう。

もし、このような症状が出てしまった際にはトラブルシューティングとしてお役に立てればと思います。


.

.











…とか書いておきながら、フューエルワン プレミアムパワーを投入してみました。

これは洗浄された状態をキープする役目を担う効果があるとの事なので、スロットルボディ清掃直後のタイミングで試してみました。



正直、これで防げるとは思っていませんが、再発するであろう約8000kmよりも緩和できるか?それとも変わらないか?の結果が知りたいのです。


ウィークポイントの改善テストを兼ねた実験を楽しもう、と言ったところです^ ^


.

.











さて、今後どうやって治療すべきか。
逆車の英語サービスマニュアルは読めないから、K6の整備は全てショップ任せなのだけれども…

チャレンジしてみようかな。
ちょっと頻度が高いし。



まぁ公道で使い切れないエンジンパワーだと承知の上で選んで乗っているので、仕方ありません。

そしてGSX-R1000 K6は、今までのバイクの中でベストな運動性能とコーナリング特性を有する車体です。

惚れた弱みと言う事で、上手に付き合って行こうと思います。



.