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きたきつねさん

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初雪見物


先日の雪中キャンプ会の翌日。
今年の初雪を見に行こうと思い、末っ娘「もも」を連れて近間の山まで出かけてみましたよ。

11月19日日曜の朝。
外へ出てみると、空気がピリピリと冷え込んでいました。
新発田を見下ろす二王子山はおしろいをまぶしたように雪化粧しています。
写真左側の白い筋に見える部分は「二ノックススキー場」。沢山の雪をもらったようですね。
昨夜、キャンプ会でそのまま山中にて宿泊したみんなは無事だったかな、などとちょっぴり不安になりましたが、彼らも百戦錬磨の手練れ。
今頃クシャミぐらいしてるかもしれませんが、無事でしょう。

最初にももとやってきたのは、新発田市川東地区にある「大友稲荷」です。

ここの名物は、長く連なる鳥居です。
周囲を静かな林に囲まれている場所です。ここを歩いていると異世界への入り口みたいな、不思議な雰囲気を感じ取ります。
こういう神秘的な雰囲気のある場所を、「パワースポット」とか呼ぶのでしょうか。

奥へ進んでいくと、朽ちた小さな祠が沢山並んでいました。
落ち葉をかぶった祠は風情を感じます。

薄暗い境内に入ると、煌々と明かりがともされて来客を待っていたようです。
ももは釣ってある鈴をシャランシャランと元気よく鳴らして、境内に上がり込みました。

持参した蝋燭に火をともし、お賽銭を入れて合掌。
今年を無事に過ごせたことを感謝します。
天井を見上げると、でっかい提灯がぶら下がっています。

壁には数え切れないほどの千羽鶴の束が。
みんなここへいろんなことを願いに来るんですね。

外にある祠(広さ一坪ほど)にもお参り。
ここは吹きさらしなのですごく寒いです。

そこではたくさんのおキツネさまが鎮座しておりました。
なんでお稲荷さまはキツネを祀っているんだろう。

立ち並んでいる祠を一周してきて、お参り終了です。
寒いので、早々に退散。

次の目的地への移動中。
不意にももが、「サル!サルが沢山いた!」と叫びました。
そこでユーターンして、1度通過した場所を戻ってみましたら。
いましたね。ゾロゾロと10数匹が。
落っこちている柿の実を無心に食っているところでした。
冬越し前で、食い溜めしなきゃならないんでしょう。
やつらも大変な季節を迎えるのだな。

新発田市の山あいにある菅谷地区。
この辺はリンゴの産地です。
リンゴ畑の真ん中を通る道から、まだたわわにぶら下がっているリンゴを見かけました。
これ、収穫しないのかな?もったいないな。

ここからは胎内市に入り、胎内市の山深くにある胎内ダムを目指します。
周囲はすっかり雪景色。この辺まで登って来ると、路面にも積雪がありました。
狭い峠道なので、慎重に進みます。

胎内ダムへ到着。もうあたりは真っ白です。
そして一面に降り注ぐわた雪。
ももは今年最初の雪との遭遇に大はしゃぎ。
やっぱり連れてきて、良かったな。
俺は昨夜、こんな雪の中でたき火をしてたんだっけ。
そんときははしゃぐような気分になれなかったけどな。

雪をまとった胎内ダム。
かなりの高さがあります。
普段の週末には観光客がちらほらと来ているところですが、さすがに今日は・・・

周囲を見て回ると、路上に点々と残る大型獣の足跡を発見。
やや形が不明瞭ですが、これはカモシカの足跡です。
早朝とかにはダムの上も歩いて渡っているんですね。

しばらく雪見物をした後、道を戻ります。
ますます積雪は深くなり、この辺りで15センチくらいでしょうか。トレッキングシューズでも足首から雪が入ってきます。
雪質はべったりと重く、このくらいの雪でも車にはやっかいな深さとなっています。

積雪の崖の斜面をよじ登るサルを発見。
残り少ない木の葉を喰っています。
今日はこれで4回目のサルとの遭遇。
雪の上のサルは、普段より目立つので見つけやすいです。

そして、道路脇の立木に見つけたなめこが。
かなり高い位置についていたので、写真撮影だけでした。
なめこは寒さに強いので、こんな雪が降る頃まで出ています。

寒いなかを動き回ってきたので、帰りは温泉に浸かっていきます。
場所は胎内スキー場の近くにある、「ロイヤル胎内パークホテル」です。
ここは800円で日帰り温泉入浴もやっているので、年一回くらいは入りに来ます。

バブルの真っ盛りに建設された豪華建築。
いまは胎内市のお荷物になっているんだろうなあ。なんて余計なことまで考えてしまう俺。
せめてちょっとは利用してあげなきゃ。

ここの温泉は2階にある展望の良いお風呂が自慢です。
そもそも胎内川河岸段丘の高台に設置されているので、ここの露天風呂からは正面に胎内スキー場のゲレンデがよく見えます。
露天風呂の木造湯船に浸かって、鉛色の空を見上げると次々降り注ぐ雪。
温泉に浸かって体は熱々ですが、頭だけがひゃっこいです。でも、そんな雪見風呂ってなかなか風流でしたよ。

帰り道。
沢山遊んだももは疲れてシートで寝てしまいました。
自宅の近くまで戻ってきても、周囲はすっかり白くなっています。
さて、これから雪の季節かあ。
バイクの冬支度も近いかな。
おしまい。
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コメント(全14件)

NINJA BAKAさん
新潟はもう雪ですか。いよいよ寒くて厳しい冬がやってくるんですね。きたきつねさんが大分に来たら『全然寒くない!』って言うんだろうなぁ。僕は大分市でも冬は寒いと思います。だから新潟なんか行ったら具合が悪くなってしまうかもしれません。寒すぎるのはダメなんだよなぁ。
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きたきつねさん
NINJA BAKAさん:コンにちは。こちら新潟はもうすっかり冬景色となりました。
大分に来たら:そですねー。そちらでは真冬でも10度ほどの気温なので、寒いとは感じないかも。寒さより陽射しがないほうが耐えがたいですよ。今日も雨続きで空は真っ暗。気が滅入ります。
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チバアヒル(令和の馬笑)さん
そちらはもう冬景色ですね。(-_-)

稲荷さんは、稲が成るという意味から五穀豊穣の神道の神様を祀ったもので祭神はいろいろあるみたいです。もともとは農業の神様みたいです。
狐は田植えの頃山から下りてきて稲の害虫(バッタやネズミ)を食べることや尻尾が実った稲穂みたいなので、お稲荷さんの眷属(使者)として扱われたのがそもそもらしいです。
なので、お稲荷さん=キツネではないです。...聞きかじりのあやふやな話ですが(^^;
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ゆうあいさん
そちらでも今回の雪は湿った重い雪だったんですねー。

こちらでもまだ落葉しきってない樹木や竹が大きくしなってました。
電気屋さん泣かせの雪です(笑)。

収穫しないままのリンゴ、これはもったいないですねー。
しかも猿もカラスも取らないとは!
今日実家に行ってきましたが、家の横の採らなかった柿は全てカラスが食べちゃったそうです。
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さとぺさん
きたきつねさん、コンばんは!
先週から一気に季節が冬になりましたね。
結婚して金沢に来た当初は、新潟の雪に比べたら、こっちの雪なんて余裕ー!雪かきも楽しかったのですが、10年以上も経つと、少しの雪でも寒〜い、と感じるようになっちゃいました。でも、晴れた日の青空と積もりたての真っ白な雪景色を見ると、雪国に生まれてよかったなぁ と思いますね。
二ノックスや胎内は学生の頃スキー部でよく行きましたよ。あの頃は冬でも真っ黒に日焼けしてました、懐かしいです。
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きたきつねさん
チバアヒルさん:いつもどうもです。今さっき、近くの散策路をのんびりと歩いてきました。外灯一つない真っ暗なルートですが、ライトも持たずに歩いていると頭上には満天の星空が輝いていました。久しぶりに見る鮮やかな星空です。しばらく立ち止まって見ていると、流星が輝くシーンにも出会えるなど、冬はあながち悪くもないです。
お稲荷さま:なるほど。農業の神様だったんですね。この大友稲荷は商売繁盛の御利益があるとかでビジネスの名刺が沢山挟み込んでありましたが、豊作=商売繁盛の繋がりとかなんですね。
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きたきつねさん
ゆうあいさん:重い雪は樹木に乗っかって枝を折っちゃいます。昨年末の雪でも竹がぐにゃりと曲がって道を塞いだりして迷惑をかけていました。
こんな雪はたしかに電気屋泣かせです。あちこちで電線補修をしている光景にも出会いました。
収穫しないままのリンゴ:ご覧の通りのサル多発地帯なので、周囲をぐるりと電圧線で囲ってあり、サルが入れない状況となっています。なので、この時期までリンゴが残されていました。これはもったいなかったです。一回霜に当たったくらいのリンゴはとても甘くなると青森の生産者が言ってましたが、雪に当たったリンゴはどうなるんでしょうね。
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きたきつねさん
さとぺさん:あはははは。やっぱり金沢に住んでいても寒さは寒さなんですね。俺も冬に金沢へ行ったときはこの辺より2-3度くらい暖かく、過ごしやすいな、と思いました。
二ノックス:おおー。スキー部にいたお話は以前聞いていましたが、下越まで来られてたんですね。上越方面のかたは長野や妙高あたりで楽しむ人が多いので。
二ノックスが白く染まったので、バイクと入れ替わりにスキーのメンテをはじめようかな。
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キム(first penguin) ヨガの眠り中さん
きたきつねさん、どうも!
昨年、日本三大稲荷の笠間稲荷に行ったときにあった案内です。
どうもお稲荷様は生命の根源を司る、ウカノミタマノカミという神様らしいです。
狛犬の様に、ウカノミタマノカミに使える霊獣が狐や馬だそうです。
でも、解釈はお寺ごとで多少違う気が。(汗)
今年は雪はどうなんでしょうね?
現地の人は大変ですが、ボーダーとしては年内にそこそこ降って欲しいところです。(笑) 1511618627740M.jpg
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きたきつねさん
キムさん:コンにちは。ふだん神仏を信仰していない俺なので、お稲荷さまの由縁やら霊獣やら全く疎いのでした。大変勉強になります。
キツネは日本昔話とかではずるがしこいキャラとして登場します(基本全ての生き物は自分が生き残るためにずるがしこく生きているもので、「ずるい」とは人間の主観です)が、その一方でこのように祀られているところが興味深いです。
ウカノミタマノカミ:うかの・・み・・タマを・・噛み噛み?いかんです、長すぎて舌をカミカミ。
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V-Striderさん
こんにちは~!

こないだの翌日なんですね。
今となっては九州ではめったにお目にかかれない景色です。

お稲荷さんは人気が無さそうなのに、しっかり明かりが灯ってるのですね。
信仰が厚いお稲荷さんなんですね。

お嬢さんも大はしゃぎで良い休日でしたね。
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きたきつねさん
ストライダーさん:コンばんわ。こんな冬景色はやはりそちらでは見慣れない風景だと思います。つくづく日本は南北に長い国だと感じます。
人気はあまりないですが、ろうそくが20分位燃えるものだから10分に一組は来ている様子です。たまたま行き違いがなかったですね。あまりに静かで不思議な雰囲気を感じる場所でした。
ももはこういうところが好きみたいで、いろんなものが見れたことを夕飯時に家族へ話していましたよ。
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七十七夜(ななよ)さん
もう完全な雪景色ですね。
ゲレンデもOPENしたとの情報も流れてきており冬入りを実感します。
以前は雪だ!ゲレンデだ!となりましたが
最近は雪だ!バイクだ!となってしまった不思議です。
どっちも滑って転ぶのには変わりないのですがw
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きたきつねさん
ななよさん:このとき降った雪は、翌日の雨で平地はすっかり溶けましたが山のほうではさらに降り積もったみたいです。
奥只見スキー場が早くもオープンし、他のスキー場も順番にオープンの準備に入ったようです。いよいよウィンタースポーツの季節が始まりますね。
雪だ!バイクだ!:ななよさんのウィンタースポーツって、モータースポーツでしたか。オフロードのテールスライドとスキーのターンはたしかに感覚がよく似ていますね。
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