新しくなったプロフ画面を充実させてウェビ友を作ろう!

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かーすけさん

ステータス

日記投稿件数
214件
インプレ投稿件数
17件
Myバイク登録台数
2台
ウェビ友
15人

クランクの入れ替え作業~ 

車種名
SUZUKI アドレスV125
Myバイク
二代目 原付!

new エンジンになってから、これでピストン交換が5回目です。

セカンドリングが溝にハマったままロック。。
今回はピストンも高熱で溶けて、ボロボロってわけで、たぶん、コンロッドが異常にブレて、ピストンが暴れてるんでしょうね。。(>_

シリンダーヘッドにもカーボンがべっとり付着してるので、デトネーションとは違うはず。。

燃料の薄すぎなどの原因で燃焼室が高温となり、ピストンが溶けるということはありますが、いつもセカンドリングのロックから始まるので、これとは違いますね。。

それでは、、


駆動系取っ払って、クランクケースをカチ割ります (^^ゞ



*前回の続きですので、本体からエンジンを分離してます。リヤタイヤもあらかじめナットを緩めてあります。

右側のクランクケース(スタータコイルケース)を外します。


♪~

クランク軸が回ると、コンロッドの先端がシリンダー溝を傷つけるので、必ずウエス等で保護してくださいね~

特にピストン単体が残ってると、スカートの部分で、ロックして欠けますので、慎重に!

専用工具でフライホールの回り止めをして、22mm レンチでナットを外します。



♪~

専用工具


ロータホルダ(27mm)

品番:09930-44520

専用工具に大型モンキーをはめ、フライホールの回り止めをして、22mm レンチで反時計方向(逆ネジ)に回してマグネットローターを外します。



♪~

専用工具


ロータリムーバ

品番:09930-35010

マグネットローター裏にはクラッチが共締めされてるので、パーツが飛び出てくるのでなくさないように!

クラッチをもとに戻したら、マグネットローターにスタータクラッチギヤをセットしておくといいですよ~(*^^)v

腰上作業(シリンダー)と駆動系を分解・組み立てができる方ならば、専用工具さえあれば、こちら側もそんなに難しくはありません(笑)

あっ、

クランク軸の半月キーは絶対になくさないように!



動かなくなりますよ~(笑)

ネジ2本を外して、オイルポンプを外します。



ここを外すだけで、ポンプユニットごと外せます!

チェーンを外せば、いよいよクランクケースを分離できまーす!



♪~

分離するにあたって、、


まず先にセンタースタンドのピンを外して、フリーにしてください!

あっ、みなさんのは反対側にあります。スタンド交換の際にエキパイと干渉するので、シャフトを反対側から突っ込んでますよ~(*^^)v

クランクケースの右左は7本のボルトで固定されてます。



上側は4本!

下側に3本です。



特に一番下のボルトはケース下なので、外し忘れをしないように!

ボルトを外したら、、



♪~

専用工具を使います。


クランクケース&シャフトリムーバ

品番:09920-13120

クランクケース左側の駆動系ケースカバー固定用のネジ穴を利用して、



専用工具をセットして、17mm レンチを時計方向に回していくと、、

クランクケースの右と左が分離し始めます!


ここまできたら、リヤタイヤとセンタースタンドを外してエンジン下してください。

腰を痛めやすいので、この手順のほうが腰には優しいです(笑)

♪~

クランクがまだ右側に残っているので、、


左と同様に専用工具で押し出します!

♪~

♪~

クランク交換時の消耗品です。


ベアリング、オイルシールとクランク軸に入れるシム各種です!

TTMRC の 64mm ロングクランクです!



♪~

左右のケースにベアリングを圧入します。



♪~

クランクをクランクケース左に挿入~


こちらはスムーズに入ります!

クランク軸がクランクケース左にセットできたら
、、


専用工具が届かないので、使い古しのベアリングを軸に挿入~

専用工具をハメ込みます!

専用工具


クランクシャフトインストーラ

品番:09910-32812


クランクシャフトインストーラアタッチメント

品番:09911-11310

♪~

クランクシャフトインストーラで引っ張り出すことによって、ベアリングとクランク軸がガタツキなくセットできます!

これで、シリンダーの中心とコンロッドの中心が一直線になります!



♪~

続いてクランケース右をセットするわけですが、、


クランク軸とケースの間にわずかな隙間があり、

0.5~1.34mm の 17 種類のシムで調整してガタツキを防止します。

今回選んだのは 1.20~1.25mm を採用!

何度かクランクを交換してますが、実は今回が初めてです(苦笑)

一度クランク軸にベアリングをハメると圧入タイプなので、専用工具がないと軸から抜けません。。


*本来ならば、プラスチゲージというものを使い、測定値とあったシムを選びます。

とゆーわけで、、


一発勝負です。。(^^ゞ

前回、シムは入ってませんが、専用工具で 1mm 以上は移動できたので、あくまでカンです(爆)

♪~

クランクケース右への挿入は、、

スタータコイルケースを仮止めして、その外側から専用工具で押し込みます!

ほんの少し負荷がありそうですが、ほぼ OK ~

再び、専用工具で、10mm 程度隙間を開けます!


♪~

クランクケースの右左は液体ガスケットで固定します。

隙間から、まんべんなく塗り込みます!


以前に塗り込み過ぎて、オイルの循環経路を詰まらせたことがあるので、慎重に(^^ゞ

コンロッドの動きの確認~



♪~

コンロッドの動きの確認~



ブレてません!

腰下部分を逆の手順で組み付けたら、、

ピストン取り付け~

TTMRC 63.5mm ピストン。シリンダーには異常がなかったので、ピストンのみの新品交換です。

シリンダーヘッドの取り付け~



♪~

♪~

おっと、いけね~

ここは重要でした。


ファンとケースの▲マークが、圧縮上死点です。

ピストンが一番上がっている位置で調整します!

ファンとケースの▲マークの位置で、、


シリンダーヘッド上面とスプロケットのケガキが、一直線になったところで、チェーンをセットします。

調整が狂ってると、圧縮不良や最悪、バルブがぶっ飛びますよ~

先ほど、圧縮上死点と記載しましたが、アームがこの向きなら、圧縮上死点です。

反対を向いていたら、圧縮下死点になります。4サイクルなので、上下がありますが、調整は上死点です!

言い忘れましたが、これはチェーンのテンションアジャスタで、、


圧縮上死点調整時は外しておいたほうがいいです。
チェーンが張られるので、スプロケットにハメずらいです!

テンションアジャスタの固定は、、


先にマイナスドライバーで時計方向にいっぱいまで回した状態で、8mm ボルトを固定します。

無理にねじ込むと壊れますよ~

ヘッドカバーを取り付けたら、腰上作業も終了~



ふぅ。。 (^^ゞ

ついでに、、


KN 企画のリアフェンダーを装着してますが、振動で、かなり深いキズが入ります。。

耐熱テープで保護ですね!

こちらは KN 企画ではありませんが、、


駆動系ケースカバーに深いキズ。。

♪~


エンジン乗せ換えまでしたかったのですが、今日は一日雨。。
タイムリミットもあり、本日は以上~!

長くなりましたが、これで本当にこの作業を最後にしたいです。。


次回は乗せ換え+ならし走行ですね~(*^^)v
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コメント(全7件)

ぴきちさん
かーすけさん こんばんは。
クランクシャフトインストーラー使用されたんですね。
やはり専用工具は必須だと思います。もう再発ないといいですね。
ピストンのみ入手されたんですね。
入手先差支えなければ教えてもらえませんか?
  • (0)
  • 返信
かーすけさん
ぴきちさん こんばんは~
やはり専用工具は必要ですね。。
今どうしてもほしいのがクランシャフトのベアリング抜きです。プラスチゲージ使った後はどうやってベアリング抜かれました? 圧入キツくて抜けません。。

ピストンは以前にヤフオクで入手。今は出てないようですね。こちらにもありそうです。

カムイ八王子 
http://www.softpower-hachioji.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=257
  • (1)
  • 返信
ぴきちさん
カースケさん こんばんは。
クランクシャフトにベアリングが残った場合は写真のものでベアリングを挟み込んで抜きました。クランクシャフトがそこそこ長かったので確か手持ちの2台の工具を組み合わせて使用したような。
ベアリングとクランクシャフトのオイルシールの板の隙間が少なかったので傷をつけないように気を付けました。 1508151134391M.jpg
  • (0)
  • 返信
ぴきちさん
この隙間が少なかったです。 1508151210295M.jpg
  • (0)
  • 返信
かーすけさん
ぴきちさん こんばんは~
なるほど、、 すごい工具ですね (^^ゞ
今後の参考にします!

ピストンは見つかりましたか?
カムイではこのピストンと TTMRC クランクをセット販売してるみたいですけど。。
  • (0)
  • 返信
ぴきちさん
かーすけさん こんばんは。
見えにくい写真ですがこれしかありませんでした。
確かに取り外しに悩みました。

ピストンはカムイをチェックしていきたいと思います。
急がないので気長に探します。(予備を1個はほしいです。)
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かーすけさん
ぴきちさん

 (*^^)v
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