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WR250X改R仕様さん

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  2014年12月30日

IMS ビッグタンク装着

    ■走行距離
    6000km
    ■難易度
    中級
    IMSのビッグタンクの交換を行いましたので、UPしたいと思います。
    他のサイトへ交換方法をUPしたのですが、こちらの方が画像の添付も多く出来ますので、
    こちらでも書かせて頂きます。

    WRですが、皆様よく書かれておりますように林道ツーリングなど行けば燃料の心配をします。
    ノーマル形状のスタイルは良いとは思いますが、航続距離にはやはり不安があります。
    特に山の中でのスタンド探しは非常に怖い思いをする事もあります。

    そういう思いもあり、以前より欲しかったIMSのビッグタンクを購入しました!

    燃料タンクの取外しですが、こちらはシート本体、サイドカバー(シュラウド)左右、(→これを外すためにシート下のカバーの先端を浮かして)すれば、あとは燃料タンク、前後の固定ボルトを取ればタンク本体が浮き上がります。

    残るは燃料ホースと燃料ポンプのカプラーになりますが、まずは燃圧を抜くために、ポンプのカプラーを抜いた状態でクランキングを行います。

    これでエンストするまで回して、その後、何度かクランキングを行い、燃圧を抜きます。

    それが完了するとホースを分離して、タンクを外します。

    画像の中心にあるカプラーが燃料ポンプのカプラーです。

    ノーマルのタンクを外した状態です。

    タンク交換の作業をする時には、極力燃料を減らした方がタンクの取外しも簡単かと思います。

    私は携行缶にガソリンを移して空の状態にして作業を行いました。

    ここからタンクの下側にある燃料ポンプAssyの付替えを行います。

    6箇所のHEXボルトで固定されておりますので、こちらを緩めて取り外します。

    すると画像のようにポンプが抜けてきます。

    その時にポンプ内部に残っているガソリンが出てきますのでご注意を…

    燃料ポンプが外れた後、いよいよ付け替えですが、ポンプの組付けの前にビッグタンクに燃料ポンプを合わせて仮付けを行い、そのまま取付れる事を確認していた方が良いと思います。

    IMSのタンクには付属のパッキンがありましたが、USA製品なので少し心配です。

    ポンプ交換後に漏れ出したと書かれていた記事も見た事がありますので、今回はヤマハ純正のパッキンを購入し、そちらで組付けを行いました。

    タンク側の当り面の状態も気になりましたので、新しいパッキン+こちらの液状ガスケットを塗布して組付けを行いました。

    スリーボンド製液状ガスケット(灰色)1184です。

    耐ガソリン性能に優れていますので、こちらを塗布すれば安心かと思います。

    パッキンに液状ガスケットを塗布して…

    (塗布し過ぎておりますが…^^;;)

    これで組付けを行いました。

    特に慌ててはいない事と、液ガスを塗り過ぎた事もあり、タンクに組付け後、1日放置しておきました。

    燃料ポンプを組替えて塗り過ぎた液体ガスケットを乾燥させている間にタンクの断熱作業です。

    ヤマハで部品を調べたところ純正の断熱材ですが、中央部の一番大きなところの断熱材で5000円程します。

    皆様は市販品の断熱材を購入されて貼り付けをされておられるようですが、私は今回、純正品の断熱材を再使用しました。

    ゆっくり剥がしていけば全て綺麗に剥がれましたので、それを再使用します。

    もともとボンドのようなものか、薄い両面テープみたいな物で貼られているようで、断熱材側に残った部分も手で擦れば綺麗に取れました。

    全て剥がし終わった後、純正の断熱材の表面を脱脂し、両面テープを貼り付けました。

    ドライヤーで暖めながら貼り付けで綺麗に貼り付け出来ましたが、タンクの角のR部分に少し浮き上がりが見られるところもありました。

    ちなみに…純正の再使用であれば、タンク前方の左右の断熱材をビッグタンクに貼りなおす場合、左右を入れ替えて貼ると、ビッグタンクの形状に合いました。

    純正の断熱材の外周にこちらの断熱アルミガラステープを貼り付けました。

    これで浮き上がる部分を抑えて、その他、細かい部分に貼り付けました。

    1mになっていますが、完全に純正の断熱材の外周を抑えるのであれば、2mあった方が良いかと思います。

    私は手元に1mのこの部品しかありませんでしたので、1mで何とかしました。

    いよいよタンクの装着になりますが、その前に…

    今回、走行距離も6000kmになっておりましたので、新車間もなくで交換したプラグの交換も一緒に行いました。

    左が約5000km強走ったイリジウムプラグです。WRの場合、イグニションコイルの防水性が悪いのか、エンジン右側にある排水口の形状が悪いのか、プラグのガスケット周辺にサビが結構見られます。

    今回、タンクを下ろしたついでに一緒に作業を考えておりましたので、プラグも一緒に交換しました。

    タンクを付替える前にタンクを固定するステー前後、シート固定用のブラケットを純正から外してビッグタンクに付け替えます。

    あとはサイドカバー(シュラウド)を固定するピンを付属のプレートとビスで固定します。

    右側ですが、付属のプレートを着けた状態ですが、タンクとひっついております(笑)
    これでは純正のカバーもつけれないかと思い、ツメを大きく曲げましたが、あまり大きく曲げると、カバー装着は楽になりますが、装着した後の面差が大きくなりますので、結局はまたある程度元に戻しました。

    この部分はほんの少しだけ曲げておく方が良いと思います。

    装着後の車両の状態ですが、まずシートが非常に入れにくい状態になります。

    燃料タンクの角度がきつくなり、シートがスムーズに入らなくなったため、シートの座面部分先端を叩きながらやっと装着が完了しました。

    シート装着時、ビッグタンクの幅が広いため、シートのデザインとタンクのシートラインとの形状が合っておりません。

    少しでも容量を稼ぐためなのでしょうか?少し気になりますが我慢します。

    ハンドルを右に一杯切った時のタンクとトップブリッジの隙間です。

    私の車両はZETAの製品を使用しておりますので、タンクとの隙間も確保しておりますが、友人のノーマルのトップブリッジではハンドルを一杯に切った時に軽く接触していました。

    使用するにあたり問題はない程度での軽い接触でしたが、私の車両は結構隙間がありましたので安心しました。

    こちらは左側にいっぱい切った状態です。

    こちらも接触などなく良好です。

    画像は右側のシュラウド周辺の画像になります。

    純正のタンクよりも少しだけ外側に出る感じになるので、所々隙間が大きくなっております。

    車両のカバーとラジエター前方の導風板?との隙間も少し広くなっております。

    ラジエターキャップ周辺の隙間はまだ余裕があります。

    こちらは左側のシュラウド周辺です。上部に隙間が出来ました。

    左側はシュラウド内部にも燃料タンクが入って来ておりますので、私の車両の場合、その周辺にナビやETCの配線をまとめていましたので、配線類の移設が必要となりましたが、何とか収まりました。

    下側の隙間も広くなっておりますので、泥などの進入も少し多くなりそうです。

    タンク用のホースはIMS純正品を使わず、ZETAのホースを使用しました。

    燃料タンク交換によって、少しスタイルは不恰好になりましたが、燃料が増える事により航続距離を稼げる事は非常に大きな安心になりました。

    昨日もツーリングに行ってきましたが、今まであればこちらの林道にも行きたいけどガソリンが…と諦めていたところも気にせず行けますので、そう思うと今回交換して良かったと思います。

    ツーリングに行かれる方にはオススメです!
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