杉さんのHONDA CB400スーパーフォア ツーリング日記 「富士パノラマライン／信州～甲州ツーリング No.10」

根場浜は西湖の撮影スポット、花壇からの湖と富士山は格別 ライダーたちも立ち寄ります。

そこから走る「湖北ビューライン」は、湖を離れ森の中へ突入、

道路脇の木々は赤や黄色に色づき、まさに秋たけなわ といった感じです。

そんな景色の中、バイクをゆっくり走らせました。

そして突き当りを右折すると、「富士パノラマライン」に合流、

ここは立派な道路で、富士山や高原の景色が見られる絶景ロードです。

この付近は「青木ヶ原樹海」、

富士山の噴火によって出来た溶岩台地が、長い年月をかけ森になったという。

この広大な森は、「一度入ったら出られない」という恐ろしいデマもあったようです。

途中 右折すれば「精進湖ブルーライン」、

これは精進湖と甲府を結ぶ重要な道路、そこには芦川渓谷があり秋景色が気になるところです。

そして 1kmほど走ると、精進湖の畔に出ました。

沖にボートが見える、ここではブラックバスやヘラブナ釣りが人気のようです。

また 水質もいいので、おいしいワカサギも釣れるともいいます。

時刻は正午、景色がいいので 湖畔で弁当を食べることにしよう。

コンビニで買った好物の生姜焼き弁当、いつでも好きな場所で食べられるので便利、

それではスタート、少し走るとバックミラーに富士山と樹海が写っている。

これまで山の中を走っていたので、久しぶりの再会に ちょっと嬉しくなります。

この先は県道で、湖畔をひとまわり してみよう。

少し走ると、富士山のビュースポットがありました。

精進湖の正面に、富士山がドーンと 聳えています。

ここでも若い二人が写真を撮っている、富士山は誰の目にも美しく見えるのでしょう。

よく見ると、富士山の手前に 小さい山があります。

それは地図からすると「大室山」かも、

これは「子抱富士」と呼ばれ、確かに抱きかかえているようにも見えます。

精進湖をぐるり一周して、「富士パノラマライン」に戻りました。

そして富士山の原始林の中を走ると、眼下に「本栖湖」が見えます。

水の色は美しいブルー、背後の山々は紅葉して素晴らしい景色です。

水深は121m、富士五湖の中でNO.1を誇っているという。

因みに秋田の田沢湖はそんなもんじゃない、何んと423m 東京タワーがすっぽり入るほどだから 凄すぎる!

では、定番の湖畔へ行ってみます。

坂を下ると広い駐車場が設けらけていました。

だが車は数台のみ、どうしたことか? もう10月末なのでシーズンオフかも、

売店の店員さんも暇そう、ホットコーヒーを買い湖畔を少し散策します。

ここは千円札の絵柄で有名な「本栖湖」、札と見比べてみたがちょっと違う。

売店の人によると、向こう側(北西)にある中之倉峠からの景色らしい。

それでは「朝霧高原」へ向かいます。

走るは「富士パノラマライン」、青木ヶ原樹海を抜けると見通しがよくなって来ました。

道路は大きな障害物も無く、ほぼ直線道路です。

ときおり現れる緩やかな登りカーブ、ついアクセルを開け 攻めてしまう。

すると視界が開けました、ここが「朝霧高原」ススキの草原と富士山の素晴らしい景色が見られました。

そこに「道の駅・朝霧高原」があったので、近くを散策してみます。

つづく